印刷ブログ
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...1718192021...

数ミリの違い

昨晩は丸い枡への回転シルク印刷を開始した、ところが試作で作った治具がどうもうまくいかない。

何個か試してみたがNGになってしまい、何が違うかと調べたところサンプルの時の成形物と量産で2mmの誤差が出ている。これではせっかくあわせた治具をすべて調整しなおさなくてはならない。治具と版も天地ギリギリまで大きくしたいというものだったので、回転治具の車輪も調整しなければならない。

大がかりな変更になってしまうので、これまた時間におわれてしまっている。希望納期に間に合うか否かがわからないが、1日ほど伸ばしてもらうよう依頼をしてみた。あまり無理に急ぐと仕事的にまわらなくなるし、環境がことなってしまっているので全部調整をやり直すのに時間がかかってしまう。

今週も後半までタイトな日々が続きそうだが、気を引き締めてゆこうと思う

週末も稼働する

今週末ものんびりだが集中してやらなければいけない難しい案件を2つほどかかえているので、そちらを土日である程度仕上げようと思っている。

1つは大きなパッド印刷でどこもできないと断られ続けた案件らしい。もう1つは回転シルク印刷のほぼ全面にぐるっと1周の印刷になる。

どちらも数量的には小ロットではあるが難易度がかなり高い。回転シルクの方は位置合わせや回転治具の調整を行い、ピッタリと1周に柄が入るようにしなければならない、そしてやり直しができない木でできた枡ので、回転シルクの方がかなり気を使う。そのものの単価も高いらしいので、印刷1つでもミスをしてしまうとたちまちロスになってしまうので、考え方によってはやらないほうがいいという事もある。

しかしこういう難しい案件をいかに失敗なく仕上げるか、試行錯誤とある程度の自信&勢いがあればなんとかなると思っている。

パッド印刷の方は一度治具を固定すると最後まで外したくはないので、土曜に1面、日曜にもう反対側を仕上げて週明けにはセットをはずせるようにしようと思っている

試作が続く

USBメモリへのテスト印刷、来週納期になっている丸い枡用の治具の最終調整、そしてフットボールへのパッド印刷。これら難しい印刷ばかりなので私が集中しなければならない、平日の日中は一人でコツコツやる作業は向いていない、一人で集中する作業は夜か週末にじっくりと行わなければ通常の業務がとまってしまう。

今週末はあらかじめ他の業務をする予定にしていたが、そちらを来週に変更して急ぎの納期を仕上げなければならない。こういった事はよくあるのだが、調整がきく成形物ときかないものがある。

今回の一番の難関はフットボールだが、これは位置決め用の鉄の治具を加工してもらう為に加工屋さんに依頼してできあがるのが土曜日となるので土曜以降でなければできない。土日を使えばなんとか仕上がるであろうと思うし、数量も多くないので問題はないと思っている

昨晩は地元長岡国際ビジネス研究会の定例会と懇親会で出かけた、皆さん元気な企業が多く毎回参加することで刺激を受けている。今後の展開が楽しみだ

いろんな成形物への試作印刷

今週もいろいろな成形物への試作が舞い込んできている、1つはどこもできないと言われている成形物で、なんとかチャレンジして印刷ができるようにしたい、しかし前例がないので試行錯誤しなければならない。

ある程度こうすればできるであろう、というアイディアは浮かんでいるがそれが実際に成功するとはわからない、全てをやってみなければわからない状態なので今週も毎日が忙しくなるであろう

難しい事をやっていても仕事にならない場合もある、そればかりやっていては食べては行けない。しかし私の悪い癖なのであろうか、困っている方がいるとなんとかしなければという気持ちになる。

今迄それでなんとか過ごしてきた、人を喜ばせることが自分の喜びになる、現代社会ではなくなってしまった概念なのかもしれないが、私は人を喜ばせる事、人に感謝されることを仕事にしたいと思っている

10月が始まった

気付けばもう10月が始まっている、今年もあと3か月と残り少ない。時間があっという間に経過してしまい、日々やることに追われているのだが、それだけ仕事があるという事に感謝したい

10月もいろいろな仕事が見えている、月末は新潟県燕三条ものづくりメッセがあり、そちらに出展することになっている。初めての地元での見本市出展だが、どういう効果があるのかワクワクしながら出展することになるであろう

場所的に遠いかもしれないが、もしお越しになられる方がいましたらお立ち寄りください

http://tsm.tsjiba.or.jp/about/

小ロット印刷は無限大にある

弊社が得意とする小ロット印刷の需要はとにかく多いと思っている、通常シルク印刷やパッド印刷は現場のラインに隠れているような感じで、表だって目立つこともなければ宣伝されることもない。

一般に思われてしまっているのがシルク印刷やパッド印刷の小ロットは割高で選択肢にならない、という部分だと思う。しかし時代は変化しておりデータさせもらえればポジフィルム出力は自社内で出来るようになりつつある、製版も弊社は自社でできる、できないことと言えばデザインくらいで、デザインのデータさせAIファイルでいただければあとはそれを現物に印刷する技術だけとなる。

昨晩もとある新潟県の同業の社長と軽くお茶を飲みながら話をさせていただいたが、人手不足らしい。弊社も私がやっている難しい印刷となると誰も手をつけたがらない。人間面倒な事は後回しになり、簡単なことからやりたがる。もちろんそれが普通であって面倒な事を進んで手掛ける人が変わっているのかもしれない。

先週の視察で異業種の経営者の方から出た話でも昨晩の話でも出たが、図面やデザインをおこす人たちの柔軟性が無い事や、現場をしらない人たちの図面を形にしなければならないので、話がかみ合わないらしい。これはどこの業界でも同じ現象になっている感じがする。今は大学進学率が伸びており、多くの人が大学を卒業するが即戦力にならない社会になっている。

それよりはドイツのようなシステムを導入し、学生のうちから現場を体験し、そして技術を身に着けるような体制に整えなければ日本の製造業の将来が危ういと感じている

今日も天気が良い、今週はほぼ毎日深夜まで仕事をすることになるが、仕事があることに感謝をしたい。秋晴れの日々、こんな地方の零細企業でもいろいろな出会いがあることに感謝して今日1日を過ごそうと思う

できないと思わない-私の小ロットシルクスクリーン印刷やパッド印刷への想い

成形物へのシルクスクリーン印刷やパッド印刷でできる印刷は限りなく多い、恐らく世の中のありとあらゆるものへの印刷はほとんどできると思っている。

もちろん色数が多くなればシルクスクリーン印刷やパッド印刷ではなく、転写で対応できるところでやってもらえばできるとは思うが、いろんな素材がある世の中なので転写でつかない場合もある。様々な高性能のインキジェットプリンターが開発・販売されているが、それでも万能ではない。某メーカーの成形物へのUVインキジェットを持っている方を知っているが、やはり限度があるそうだ。

成形物への印刷をする場合、恐らく一番重要なのがアナログのシルクスクリーン印刷やパッド印刷になると思う。自動の機械や半自動の機械でどんどん印刷をするような案件は海外のメーカーのラインでやってしまう。

バブルの時代はそれでよかったのかもしれない、大量に生産し大量に消費する世の中であった。しかし今は在庫リスクに販売リスクを考えなければ商売が成り立たない、国内で小ロットで製造をし印刷をする。そういったニーズにこたえることができなければならない。

実際に小ロットシルクスクリーン印刷やパッド印刷を手掛けると気づくとは思うが、小ロットは商売にならず儲けにもならない。私は儲けるという目的ではなく、日本の製造業を何とかしなければならない、という目的意識の方が強い。モノづくりをして商品を開発、そしてそれを世の中に販売する。はじめから大ロットで製造はできない、小ロットの試作から始まり小ロットの製造でものを作り、そして世の中の反応を見る。

印刷の段階で小ロットの価格が高ければそれだけでモノづくりが頓挫してしまう。小ロットは手間暇がかかるから高い、と言ってしまえばそこでモノづくりが終わってしまう。それでは商品の開発に繋がらない。少しでも日本のモノづくりを元気にするために、小ロットの印刷を手掛ける、そしていろんなアイディアが世の中に出ていくようになれば日本全体が元気になる。そういう思いをもって小ロットというシルクスクリーン印刷やパッド印刷を行っている。

同じような意識をや志を持った方と仕事ができると楽しい、そのような職人が出てくれば毎日が楽しいと思う。しかしここは会社組織になると小ロットばかりではどうにもならない。幸いなのかなんなのか私は経営者ではないと思っている、だからこそ小ロットの難しい印刷という事にチャレンジできている。

展示会が無事終わった

9/6-8と東京ビックサイトでのインセンティブショーが無事に終わった。昨年も運よく県の補助金採択を受け、販促EXPOという見本市に出展させてもらったが、同じような来客と手ごたえがあったと思う。

どちらかといえばギフトショーに人の流れが多かったと思うので、最終日の人の流れが幸いにもインセンティブショーに西ホールに流れてきてくれて、それが良かったと感じている。

週末は少し疲れが出ていたのかなかなか仕事を進めることができなかったが、個人的な引っ越しなどもあったり、個人的に頼まれているYシャツへの印刷の製版をしたりして、過ごすことになった。日曜日は天気も良いのでまた少し仕事をして、夕方には近くの山で子供と約束していたBBQでもして過ごそうと思っている。

見本市のフォローも行い、そしていろいろな試作や案件が来ているので今週も毎日が忙しくなるが、忙しい事はうれしい事であり、こんな片田舎の地方にある印刷屋を頼りにしてもらえていることに感謝したい。

秋晴れが続く感じだが、北朝鮮や世界情勢がおかしいので、安心してもいられない。我々にできることは何もないが、常に緊張して毎日を過ごさなければならない。

3日間のインセンティブショーで弊社のブースを訪れていただいた方にこの場を借りて感謝を申し上げたい。また個別にメールにて来場御礼を送付いたします

プレミアムインセンティブショー1日目

昨日はビックサイトでの見本市に参加する為に、始発新幹線に乗り上京した。会場まで一番安い移動方法としてバスがあったのでバスに乗ったのだが、これが45分くらいかかってしまい、到着が9時半くらいになってしまった。

開場が10時なので急いですべてを揃え、何とか10時ころまでにはそれっぽく設営ができたが、やはり10時から1時間くらいは特に来客もなかったので、一安心だった。

午前中はそこそこの方がお見えになり、いろいろとお話をさせていただいたが、午後はいまいちパットしない人足でもあったが、ぽつぽつ来られているような感じでもあった。恐らく東ホールのギフトショーの方が優先で、西ホールは後半、最終日に計画されている方が多いのかもしれない

今日はもう一人のスタッフに行ってもらい私は場内の仕事に専念することになる。今週も来週も仕事が決まっているので忙しくなりそうだ。見本市のフォローも含めれば今週末は仕事をすることになる。来週末も仕事をすることになっているので、9月は全く休みが無い月になりそうだが、秋晴れの良い天気になりそうなので気にならない
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ビニール傘8面すべてに2色でシルク印刷

今日は東京のビックサイトにてプレミアムインセンティブショーに出展するので早朝からの移動になる。通常であれば前日に上京し設営などをするのだが、私の場合は仕事をすべて終わらせてからでなければなかなか移動ができないので、始発の新幹線に飛び乗って会場が開く1時間の間ですべてを終わらせることになる

昨年も販促EXPOに出展したが全く同じやり方でなんとかなった。今回も何か変わったものを展示しようと昨年の米粒や日本酒1合瓶の名刺の他に、市販のビニール傘の全面(8面)に印刷したものを持ち込み展示しようと思った

これは先日天気予報を見て思いついたアイディアで水~金と雨になるので傘が必需品だと思い、すぐに製版をして印刷をしておいた。

写真ではなく実際の現物をご覧になりたい方は東京ビックサイトの西4-T06-26ブースにお越しください
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