印刷ブログ
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印刷の大敵 大粒の雪 

今朝おきてみたら雪が降っていた。それもかなりの大粒で1-2月時期であれば普通の光景だが、4月上旬、それも桜が咲く時期にこの大粒の雪とは正直驚いた。

今年は異常気象が続き、冬は大雪、そして4月の大粒の雪とおかしな気候が続いてはいるが、印刷にとって冬の寒さというものは気にならない気象である。乾燥している=インキの乾燥も良い、目詰まりも起こりにくい、なんといっても湿気の少ない時期は最適な環境である。唯一のマイナス点と言えば、製版や落版の際に水を使うのでその水が凍ったような温度で手が凍るように冷たい、作業場が寒い(弊社はセントラルヒートのような設備も無く、ストーブをたいている)という事くらいである。

そろそろ春が来たかと思えば大粒の雪。地震に突風に大雪、天変地異が重なった年ではあるが、自然界に住む以上、人間が対応してゆかなければならないのであろう。仕事も同じく、日々変化する市場を相手に変化をしてゆかなければ変化に追い付けず取り残されてしまう。以前も書いたがルーチンや流れの仕事が無くなり、毎回変わった案件が飛び込んでくることは非常にありがたい。流れ作業で大手の下請けとして定期的に仕事があれば安定感はあるのかもしれないが、日々の挑戦と研究というもものがなくなってしまうのであろう。変わった仕事や挑戦的な印刷、特殊な印刷依頼をこなすたびに技術力がUpするのではなかろうか。

若者の雇用に地元経済、そしてゆとり教育

数日前のブログにも書いたことではあるが、若者の雇用に今後の経済がいったいどうなるのか?というところが気になって仕方ない。政府の発表では国家公務員の新規採用を削減するとあったが、このニュースを見た瞬間にダメだ、と失望してしまった。これからの日本を担う若者の雇用を減らして今後の税収を増やしたり日本という国を活性化させることができるのであろうか?と思ってしまう。

官僚役員達は現状の自分の立場や利権を守りとおしたい、という姿勢や理由での提案なのであろうか。またはいまの若者は頼りない(ゆとり世代だから)という理由なのであろうか。前者だとすれば全くの自分勝手であるし、後者であったとしても、今のゆとり世代を作り上げた(言い方は悪いが)のは現大人達のゆとり宣言によるものである。若者たちはゆとりが欲しいといってゆとり教育を受けたわけではなく、大人の勝手な判断によりゆとり教育というものを受けさせられた被害者なのではなかろうか。

私は長年海外で仕事に携わってきて、様々な人々に出会い、そして様々な国や価値観を身をもって体験してきたが、このままでは大阪の橋本市長が言うように日本はダメになってしまう。日本列島沈没などという本が以前でていた記憶があるが、何もてつかずのままであれば本当に沈没するくらい、景気は後退しそしてアジアの中で後れをとる国になってしまう。経済大国などというお墨付きなブランドはいまは消えつつあり、アジアや世界に出てみれば日本というブランド力の無さを痛感するであろう。

消費増税に関しても役人の海外視察というものが無駄な慰安旅行で終わっているとしか言いようがない。欧米諸国が全て正しいとは言い切れないが、欧州では低率税で食品や日常必需品に対しての消費税が通常より低く設定されている。衣食住に関しては3-5%の消費税のままで、贅沢品に対して10%なりの消費税を導入するのであれば納得がいく国民も多いのではなかろうか。このような簡単なアイディアすら出てこない事に疑問を感じてしまう。

突風

昨晩よりの突風で今朝起きたらとんでもないことになっていた。

雨天時の洗濯を干す場所の屋根と壁(ポリカ製というのであろうか)が吹っ飛んで無くなっていた。昨晩から怪しいとは思っていたが、こっぱみじんに無くなってしまっている。幸い骨組みだけは残っているので資材屋で材料を買い、コツコツとトンカチを打てば直るであろう。

この選択干し場も20年位前にできたものなので、考えようによってはちょうど良いタイミングかもしれない。週末は久しぶりにのんびりと家族サービスでも、と考えてはいたがどうも日曜大工になりそうな予感だ。天候によっては来週末の作業になるかもしれない。不幸中の幸いというのか、仕事の方もそれ程追われているわけではないので、日曜大工を楽しむことにする

新年度が始まった ビートたけしのTVタックル

昨日から新年度が始まった。先週とは比べ物にならないくらい、落ち着いてきてはいる。ちょこちょこと仕事はあるが、夜まで残業して終わらせなければならない、という案件はいまのところはない。

こういった時間がすこしでもあれば多忙だったときにできなかった掃除、落版、資材の手配や見直し等、常日頃から心がけなければいけない経費削減などに頭を使う事ができる。と、同時に気になっている新技術やインキ等、革新をするための勉強もすることができる。新聞やビジネス誌などもしっかりと読むことができ、世の中はどうなっているのか?という知識を収集することもできる。

知識収集としてはインターネットや雑誌、書物等があり、私は比較的テレビを見ない方である。テレビを見ると言えば朝のNHK教育テレビ(娘が見ているのを一緒に)、昼ごはん時期のNHKニュース、夜もまたニュースとほとんどがニュースばかりである。面白いドキュメンタリーや歴史番組があれば見る事にはしているが、民放で放送されているクイズ番組や食べ物番組等、出ている芸能人や役者が楽しんでいる番組に関しては言い方は悪いが、いったい何が楽しいのか理解できない。

その中でも毎週月曜日にやっているビートたけしのTVタックルは毎週かかさず見るようにしている。現状の国や政治、年金問題、経済等、いろいろな問題点を専門家が議論している番組で、見れば見るほど腹立たしくなってしまう内容(番組に対してではないが)ばかりで、時にまじめに働いている庶民がバカを見ているのではないか?と思う事もある。しかし、現状が悪いからといって何ができるわけでもなく、ただひたすら自分ができることをコツコツとやり続け、生きる術を身に着けなければどうにもならないのではないか。 役人になったからといってすべてがうまくいくわけでもないし、役人や官僚は彼らなりに問題や悩みを抱えているに違いないと思う。テレビで報道されるごく一部の腐った官僚のせいで、まじめにやっている方々が迷惑しているのではないか、と思いたい。

早朝と夜中の作業

年度末の変わり目だったので、地元越後交通社様のバス停の変更に伴い仕事があった。

3/31は最終のバス20時過ぎがいなくなるのをまって、あるバス停の看板を取り外しに行ってきた。そのまま会社に戻り、既に貼ってあるカッティングシートをノリ剥がしを使い、その後の表面クリーン、そして新しいバス停のステッカーを貼った。バス停の看板は4枚ほどではあるが、シール剥がしという作業が以外にも大変な事に気づいた。

かれこれ30分で終了したが、予想ではもっと早く終わると思っていたが、甘かった。

翌朝始発のバスが来る前に(6時過ぎ)同じバス停に戻り、新しい停留所名がついた看板を戻した。運が悪いのか日頃の行いなのかはわからないが、その日は朝から雪にみまわれて凍える中での取付作業になった。同日の午前中に東口のバス案内所の変更部分が出た、ということでこれまた今朝朝早く変更部分の寸法を計測にいってきた。

6時前ではあったが、やはり朝早くおきると気持ちが良い。今日は快晴ということもあって、いつもよりすがすがしい気分であった。新社会人となる方々も多い日で皆不安と期待にワクワクな日ではあろう。私は特に代わりの無い新たな月が始まったと感じるだけではあるが、変化を感じるために地元長岡市の駅前にできた アオーレ長岡 を見に行ってみようかと思う。

素材とインキ

印刷をしているとふと思う事がある。印刷の難しさは設備や色などではなく、素材とインキの相性なのではないか、ということだ。

インキメーカーさんもXXならばXXが推奨、というリストやアドバイスがあるが、実際にインキが素材に密着するか否かはやってみなければわからない、という回答が多い(紙や塩ビ等は別として)。長年印刷をしていればある程度の勘というものが働くそうではあるが、それでも最後には試し刷りをしてみて、実際の密着を確認したり泡の出を確認したりしてはいる。

良い設備をしたからといって最高の印刷屋になれるとは限らない、と思わされることが多々ある。そのなかでもインキの密着や再現性、色等、インクジェットプリンタと比較はできない内容があるから面白い。

デジタル化につれてどんどん機械に仕事をとられている、と思う方も多いではあろう。確かに機械に奪われている仕事もあるが、別方向から観察すれば機械は万能ではなく、繰り返し作業や単純作業に向いているだけであり、最後には人間技がものをいう、というのが印刷だと思う日々が毎日である。

明日は3月最後の日、土曜だが仕事をして3月の締めを迎えたい

年度末

年度末がせまっているようで、皆さんバタバタしているのではなかろうか。幸いにも弊社は年度末等あまり関係なく、普通な毎日を過ごしている。

外では歓送迎会等沢山のイベントで町がにぎわっているに違いないであろうが、社員もいない自営業だとこの時期は少し仲間外れになったような気持ちになる。皆でワイワイガヤガヤと飲んだり食べたりしていた会社員時代をなつかしく思うが、今は娘がいるので家でバタバタ、仕事でバタバタ、といった感じで日々経過している。

昨日の晩はすっかり疲れてしまい、早めに就寝だったのでブログをUpしなかった。今朝あわてて書いているが、今日の夕方にはまた違う内容で3月をふりかえってのブログを書く予定だ

色紙印刷にプロ野球のサインボール印刷

正直なところ、シルク印刷を始めるまで色紙というものはオフセットか何か、またはそのものを直筆で書いているものだと思っていたが、大量に必要となるとシルク印刷で仕上げていることがお客さんの依頼でわかった。

実際に購入する方からすれば印刷で仕上がっているという想像をされると、なんとなく価値が無いように思えてしまうので、こういった情報は公開すべきではないのであろうが、私のブログをご覧になっている方々はまだほんの日本の人口の1億分の1くらいにしかすぎないので、書いてしまうことにした。

かなり前ではあるが、パッド印刷でプロ野球選手のサインボールを印刷したのを記憶している。子供のころ後楽園球場(東京ドームの前)に父親と巨人対阪神の試合観戦に行き、お土産で買った吉村選手のサインボールは記念であったが、それから数年経過してサインボール(幸いにも?別の選手のボールだった)のパッド印刷依頼がきて、そちらを見たらかなりがっかりしてしまったのを記憶している。

たかがボールでもサインを印刷するだけで何千円もの価値がでるからすごいと思った。やはりブランドをもっている会社さんや人々は強い、と感じさせるのが印刷でもある。普通のマグカップにスターバックスのロゴが入れば価値があるが、同じカップでも私の名前だけではなんの価値もない。

印刷の可能性やおもしろさ、そして喜びをお届けできればと思い、明日もがんばることにする。

毎日考える事

毎日考えている事、それは恥ずかしながら家業で父親が始めたシルク印刷工場(工場、とはいっても家族経営なのでちいさなこじんまりとした場所ではある)を今後どうするか、ということだ。

仕事が忙しくひっきりなしに入ってくるようであれば、このまま続けるべきだと判断できるが、時と場合によっては仕事がぽつりととだえる時もある。最近になってようやく続けて仕事が入っている状況があるが、父親が亡くなる前の落ち込みはダメージだったらしい。平成不況のせいなのか、もしくはインクジェット機械にとられたためなのか、単価が高いのかはわからないが、日々感じるのは仕事は探せばどんどん出てくる、という事である。

他の印刷屋さんでは納期が間に合わない、値段が合わない、できない、等々、様々な理由があるとは思う。納期や値段に関しては自営業という立場もあり、従業員を抱えていない分かなりフレキシブルに対応できるところは自慢かもしれないが、あまりにも無理な値段の依頼が来てしまえば、断る事になるであろう(幸い、今のところはそのような案件は弊社に舞い込んできてはいないが)。 

毎日印刷をしながら常に技術革新、新しい印刷への挑戦を念頭に仕事をしている。高い設備投資で機械をいれればよいのかもしれないが、借金までして設備投資する余裕もないので、アナログ・手作業でなんとか機械と戦うことにしている。機械も万能ではないし、最終的には小技をきかせる人間の手がものをいうのではなかろうか。

流れ仕事が毎日たくさんはいってくれば、現状に満足して慢心が働き、技術革新など無いと思うが、不幸中の幸いなのであろうか、まだ小さな零細企業の弊社には流れる仕事ではなく1発もので毎回ことなるような案件がきているので、勉強や研究ができ感謝している。

3月最後の週 そして雪

3月最後の週が始まった。昨日までは週末だったが、仕事に追われていたのであっという間に経過した。だが、土曜日は昨年から長岡市のまちなかキャンパスの講座で参加している、十分盃(杯が本来の漢字だと教えてもらった)の講座に参加、皆が作った杯を使い、日本酒を飲むチャンスがあった。 やはり酒好きなのでこういった講座やチャンスがあるとちょっと一杯、といいながらかなり飲んでしまう。翌日が日曜日であったので、それほど気にはせずに飲んでいたが、日曜日は休肝日ということで何ものまずにした。

月曜の朝が始まって仕事も順調に進み、今日も遅くまで製版をしたり落版やクリヤフォルダ印刷等で追われて23時前までの仕事であった。寝る前に日課としているブログもかかねばと、今こうして書いている次第ではある。しかし本日は真冬の天気が戻ったような日であった。午後からの配達ついでに食料品の買い物(こちらも日課になっており、妻と娘を連れて配達と買い物をいつも済ませている)で立ち寄ったスーパーで車を降りた時には1月にもどったような大粒の雪が降っていた。

もう春がくると思い2週間前に普通タイヤに交換してあったので、あまり積もってほしくは無いと思いながら見つめていたが、幸いにも道路にも積もらない程度で止んでいるようだ。明日は晴れの予報なので楽しみである。

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