印刷ブログ
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カッティングシートにシルク印刷

カッティングシートにシルク印刷を行う、メーカーから希望の寸法を注文すると最低でも何千枚という数量になってしまうので、仕方なくロール状のシートを1m単位で発注し、すべて手作業でカット、その後印刷をすることになる

印刷は問題ないのだが、問題はその形状だ。ロール状で販売されているので、カットした後も丸みが出てしまう。印刷時にはバキューム台に吸着させるので問題はないが、その後の乾燥でドライラックに乗せるとまるまってしまう。

上手に抑えを使いラックに乗せるのだが、意外と手間暇がかかる印刷になっている。カットも手作業なので正確な寸法にはならないが、そこはあらかじめ了承いただくしかない。完ぺきに仕上げることもできるが、その場合は最低枚数をメーカー規定にしてもらうしかない。

どちらをとるかはお客様次第、印刷は問題なくできます。写真は青いマドンナブルーの屋外用カッティングシートに白1色で印刷、インクは顔料が多いコンクホワイトなので白が力強い
cuting sheet

土日も稼働した

写真のような傘のシルク印刷が大量にあり、これらは場所をとるので土日もほぼフルで印刷を行った。しかし60本程印刷すれば場内がいっぱいになってしまうので、そこから2-3時間は乾燥で待機しなければならない。

1日にできてもおそらく2-3回転が限界だと思うので、1日の印刷キャパは180本といったところかもしれない。体育館のような大きなスペースがあればよいが、そうもいかない。狭い中でなんとか回転率をあげるしかない。

そろそろ気温もあがり温かくなってきたので、乾燥も早くなるであろうと思う。そういえば土日はとてもよい天気だった、新潟にも春がやってきたと感じることができるような日和だったかもしれない
unbrella

3種類のバッグに同じロゴでシルク印刷

3種類のバッグ類にそれぞれ同じロゴ(=同じ版)を白と黒でシルク印刷をした。

同じ版でも3種類のバッグの形状がことなるので、位置合わせから治具もすべて異なる。一番最少枚数だったのが、コットンバッグで12枚。その他は30枚ほどと120枚だったが、どれも世間では小ロットに値するとは思う。

同じ版なのでそのまま連続印刷、というわけにはいかず、1種類1種類位置合わせを行ったが、夕方から開始して夜には終わった。想像よりもスムーズに終わったのでほっとしている

ポリエチレンの65cm傘へのシルク印刷もあったが、こちらはだいぶ慣れてきたので1日で100本程仕上げた。あともう2種類残っているが、もう1つは本数が多いので今週~来週でわけて仕上げなければならない。その途中でもバッグ類へのシルク印刷があるので、なんとかすべてゴールデンウィーク前に仕上げようと思っている。

いまのところだとゴールデンウィーク中も稼働しなければならない感じではあるが、後半の5連休中の2-3日は子供とキャンプでも楽しもうと約束しているが、果たして守れるのか。。。守るようにいまある仕事はどんどん進めようと思っている

bagbagbag

カットクロスへのシルク印刷は慣れてきた

美容室でつかうカットクロスのシルク印刷だが、最初はなかなか難しいと思ったが、インキもわかるようになったし、位置合わせもある程度は慣れてきている。だが、正確ないちあわせまではできない形状なのである程度はあらかじめ了承いただいている。

金曜日も4枚ほどのカットクロス小ロットへ印刷があったが、ここまで小ロットで受けてくれるシルク印刷屋があるとはまだ知れ渡っていないと思う。予算もお客様にあわせるので版代がいくらだとかいわずに、4枚1式でおいくら~ という形式をとっている。恐らく他社の版代と同等レベルかそれ以下の金額になるであろうとは思うが、価格表がないシルク印刷の業界なのでなんとも言えない。

今週は土日も稼働させなければいけないほど忙しくなる感じがしている、少々量の多い案件が2つ重なっているので、そちらをなんとか月内には仕上げて納品ができるようにしようと思う。もちろん他の小ロット案件も引き続き入ってきている
cutcross

アルミ製のお猪口10個に回転シルク印刷

昨年に印刷したアルミアルマイトされているお猪口に2か所印刷、1か所は底面だが凹凸があるのでパッド印刷、側面はパッド印刷でもできるが、ベタが多いのであえて回転シルク印刷にした。データもことなるので版は2つ必要

先週になり足りないので追加で10個だけ作成してほしいということで、急きょ作成することになった。パッド印刷と回転シルク印刷でここまでの小ロットはなかなかないとは思うが、弊社の強みでもあるロット数だ。

とりあえず木曜の夜に回転シルク印刷を終わらせ、金曜にパッド印刷を行えば仕上がる。アルミアルマイトなのでSG740インキに硬化剤をいれれば密着は完ぺきだ。

アルミアルマイト製品への印刷、可能です
arumo

黒いコットンバックに白を印刷するには

シルクスクリーン印刷業界では普通にあることではあるが、黒い素材に白を印刷する場合は他の色と異なるやり方でやらなければならない

まずはインキの濃度が違う、そしてデータの作成方法に製版の方法。白い素材に黒を印刷する方法と同じやりかたをやっていたらまず白が50%くらいの濃度でしか再現できない。 

今回はコットンバッグに白の細い文字列が混ざっていたので少々難易度が高かった。しかし今までの試行錯誤と経験から、通常の70メッシュで使用する乳剤とは異なる乳剤を塗布し、インクもまったく希釈せずに印刷。300枚あったが、希釈しないインキは比重が高いのでかなり肩こりになってしまう(笑) それでも運動していると思えばそれはそれでジムに通う必要もなく無駄な出費がでないで仕事になっていると思えば得をした気分になる

白いデザインを黒素材に印刷、お気軽にお問い合わせください

white bag for blog april 6th

グラデーション 網点 をシルク印刷で再現する

A1サイズのポスター全体にグラデーションの網点を再現する依頼があった。

2つを張り合わせると大きなポスターになるらしい、両方ともに網点のグラデーションが入っている。ここまで大きいそしてグラデーションのポジフィルムは弊社ではできないので、外注した。線数は80くらいにし、メッシュは225を使用

7-8枚のポスターだが、グラデーションは目詰まりを起こしやすいので、あえて紙用のインキを使用せずに、SG740のブラックで印刷をした。紙のインキではないが、SG740を希釈すれば目詰まりが起きずに連続印刷ができる。材質も紙なので2-3日も乾燥させれば問題なく乾燥されている。紙用のインキをつかってグラデーションを連続印刷すればおそらく2枚目くらいから目詰まりを起こしてしまい、版を全部洗浄しなければならないだろう。A1サイズより大きな版を使っているので洗浄にはとんでもない時間がかかる

そういった作業性を考えながら製版やインキの選択を行わなければならない。シルクスクリーンのポスター印刷、小ロットでも可能です、お問い合わせください
amiten

難題苦戦

写真のようなアルミのバルーンへのシルク印刷で苦戦している、そこそこ密着するインキは判明したのだがこんどはバルーンの色によりインキがはじかれたりしてしまう。

もともとはグラビア印刷がされているので、その上に無理やりシルク印刷をしているのだが、それが上手くいかない。ここまで苦戦しているのは今迄では初めての素材だ、しかし必ず解決策があると思っている

baloon for blog

ポリエステル傘の内側にシルク印刷

市販されている傘の外側に社名やロゴを入れるシルク印刷は何度も手掛けているが、内側はいまのところ地元新潟県のとある学校地区の1件だけだ。 ここでも少子高齢化を感じるのか、年々本数が減っている、今年は33本という弊社にとってはちょうど良いロット数ではあるが、小ロットの中の小ロットの部類に入るとは思う

内側は意外と難しそうに見えるが私は外側よりは印刷がしやすいと思っている。もちろんどちらでもできるように治具を考案し作成してあるが、内側の方がなんとなくスムーズにできる感じがする

内側に印刷しても何も見えない、、ということかもしれないが、どこの誰に属するのかというネームタグ風に思えば内側に印刷してもよいのかもしれない。

ビニール傘の内側にシルク印刷、可能です。お問い合わせください。
kasanoura

サンダルの鼻緒にシルク印刷

サンプル時は形になっていたので相当苦労はしたが、今回の量産(とはいっても2ケタの数量ではあるが、こういった小ロットが弊社の得意分野となる)は形になる前の状態なので比較的印刷がしやすい

邪魔になるような部分を避けるような簡単な抑え治具を見つけ、あとは位置合わせをしっかりすれば印刷ができる。黒い鼻緒に白のシルク印刷なのでメッシュは粗いものを使用、2回刷りは怖いので1回で白がでるようにわざとメッシュの粗いものをつかった

通常のシルク印刷屋の場合は恐らく形を見る前の商品名を聞いた時点で断ってくるに違いない。できないことをできるようにするのが技術向上であり仕事だと思う。いつもやっていることを繰り返すのは仕事とは言わず、作業だと思う。

他社が断るような印刷案件、お気軽にご相談ください。

hanao

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