忙しい合間をみて遊びでゴム風船にシルクスクリーン印刷をしてみた。
結果としては印刷はできる、が、、、やはり専門の機械装置がなければできないという判断となる。
1つだけのサンプル試作であれば喜んでできる超小ロットのゴム風船印刷ではあるが、量産となるとさすがに難しい。あとは密着するインキだけ入手すれば1個のサンプル作成も容易にできるまでになったが、そうとう割高なサンプル印刷になるので現実味が無い
今週もあと2日、だんだんと寒くなってきたのでそろそろストーブをつけようかと思っている
世の中はハロウィーンで今日がにぎやかになるとは思うがあいにくの雨模様。弊社は月末もあり、大型のビニールシートに印刷があるので、電話や来客が少ない週末を利用して、今日印刷を仕上げる事で動いている
インキは乾燥の良いACTを使う。被印刷体は1m~2mもあるビニールシートで定期的に出る。枚数は少ないが大きいのでとりまわしが大変だ。吸引板の刷り台ほぼ全面を使い、1日かけて仕上げる。乾きは良いので明日にはたたんで出荷ができるはずだ
今夜は21時過ぎからデザイナー立ち合いで最後のポスター1枚のシルク印刷を行う事になっている。11月のコンテストに出すものだとは思うが、今日仕上げて月曜までにださなければコンテストに間に合わないのであろう。失敗もしなければ恐らく3時間以内に仕上がるポスターだと思う。ほぼ全面色を変えて6-7工程の印刷となる。
明日は日曜日、子供を連れて1日中どこかに出かけようと思う。紅葉もあるので在来線にのってどこか山の方にでかけたいが、天気が気になる
米どころ新潟県ということもあり、米袋に小ロットで印刷の依頼がここ近年増えている。
JAから支給される袋に詰めて売ればコスト削減なのかもしれないが、誰がどんなコメを作ったのかすらあまりわからない。それよりも店頭に並べられればどれも同じような袋で差別化が全くされていない。
中身がほとんど同じようなコシヒカリであればあとは値段だけが勝負となるが、それでは生産者として面白くは無いと思う。もちろんJAに出せば買い取ってもらえるという安心感もあるが、いったい何のために苦労をして栽培しているのかの努力が報われない
どういう米をどういい栽培方法で、何をモットーにしてどう食べてほしいのか?というある程度の説明やPRをして自分の栽培したコメを食べてもらおう、という農家さんが増えてきたのかもしれない。
新潟の日本酒もそうだが、どれも同じような瓶に日本酒を詰めてラベルを貼り、店頭に陳列していると全くの面白みが無い。変わったボトルに変わった印刷をすればそれだけで目立つことになるし、手に取ってもらえるかもしれない(買ってもらえるかは別として)
写真は米袋の裏側、説明書きと原材料表記。文字が細いので目詰まりが多いが、SG740インキを使えば目詰まりが少ない、その分インキの乾きが悪いので2-3日の自然乾燥をされなければならない
ここのところ大きなポスター、それもA1やB0等という大きいもの、が増えている。増えているとはいっても毎日あるわけではないが、特定のデザイナーの方よりコンテスト出品用に一味違うポスターをシルクスクリーンで作成したい、という内容だ。
データをつくって紙を差し込み、あとはインキジェットに頼れば良いのだが、それでは他人との差別化にもならないし、出せる色も限られてきてしまう
シルクスクリーン印刷にすれば色はほぼ無限大に出せるし、金色、銀色、蛍光色も出すことができる。その代り版を作ったり洗浄や位置合わせ等いろいろな手間暇がかかるが、デザイナーさんの希望をかなえられるようにしようとは思っている。ある程度の予算さえあれば余暇を使って印刷もできるし、本格的に印刷するのであればそれなりのフィルムと版もできる
大判ポスターをシルクスクリーン印刷ご希望の方、ご遠慮なくご相談ください(ご予算も添えてください)
昨日のマグカップ印刷だが、予期せぬハプニングがあった。
やはり某国製の物はてごわい、、、 ガラスや陶器の印刷の場合は必ず表面をアルコールで拭き油脂や皮脂を取り除いてから印刷をしなければ密着が悪い。
ということでいつものようにアルコールで綺麗にしてから印刷をしたが、、、1分もしないうちにインキのはじきが出てきた。ということは表面になにかしら手ごわい汚れが付着していると思われるが、いったい何かわからない。
洗浄溶剤でも落ちないので、別のプライマー処理液で拭いたらインキの密着が確認できた。昨晩150℃で焼き付けを行い、今日1日放置して明日梱包予定だ。
マグカップやガラスの容器に印刷は可能です。小ロット専門です
今日で9月が終わりとなる、時間の経過が早すぎて困ってしまうが、待ってくれともいえない。
あと1か月もすれば新潟県は寒い冬がやってくる、その前までに落版したりいろいろと準備をしなければならない。なんだかんだ年末はバタバタしてしまうので、早め早めの準備が必要だ。
9月から始まったとあるメーカーのPP容器に注意書きの名入れ印刷だが、月に10万個くらいは動くことになっている。単価が安いので面つけをして一度に沢山刷らなければならないが、文字が1㎜以下の細かい文字なので印刷もそう簡単には行かない。既に10万以上は納品してあるがほぼコツをつかんできたといっても良いレベルまでに達していると思う。
インキの希釈、スキージの角度に圧力、そして一度に印刷できる回数、等々、全てがパーフェクトに近い状態になったところで完璧な印刷になる。1つ1つ虫眼鏡でみなければわからないが、抜き打ちで確認してもほぼ綺麗に印刷ができているので気持ちが良い
金曜の夜はベニヤ板に印刷をしていた。注文が入っているが在庫があるのでいつでも出せる、しかしこのベニヤ板の印刷には時間と体力がかかるので、いつも暇をみつけては進めるようにしている。
自然と客先もいつもの納期より早く手配してもらえると思ったのかいつも短納期で依頼してくる。普通にやれば3週間ほどかかるが、2週間以内で全て梱包して出している。やはり甘えがでているのであろう、こちらの無理にもなんとか答えてくれているということなのかもしれないが、こちらもそうであろうと先を読んでいるのでいつも準備をしている。でなければ急かされるだけで、こちらが大変になってしまう。
全部で5色だが途中の緑と赤はある程度離れているので真ん中に紙の仕切りをつくって2色を同時に進めれば作業効率も良くなり仕上がりも早い。以前は緑の後に赤をやっていたが、それを同時にやることにより2時間くらいの時間を節約できることになっている。
土曜は最後の黒を印刷して足りない分だけを梱包して来週に納めようと思っている。今週末も大忙しで土日も稼働することになっている