カテゴリー: ガラス印刷
冷酒グラス十数個にパッド印刷
昨年に地元長岡市の美酒めぐりというイベント用に冷酒グラスにパッド印刷を行った
その追加分で十数個だが、追加で印刷をしてほしいという依頼。急がないとのことだったのでのんびりしていたが、、、1週間ほどして催促。ということで、セットを行い十数個をすぐに仕上げた
幸いにも版が残っていたのでセットを5分ほど、そしてインキの調合に硬化剤注入、最後は焼き付けで2時間ほど。これで納めることができる
こういう極小ロットをできるのが弊社の強みでもあるが、それをセットできるコツと慣れも身についてきた。今年はパッド印刷に更に自信がついてきたので、どんどんチャレンジをしようと思う
パッド印刷、小ロット、10個単位でも可能です。お気軽にお問い合わせください
10mlの小さなフロスト瓶に回転シルク印刷
フロスト加工された小さな10ml程度の容量しかはいらない瓶に回転シルク印刷。
当初は裏表のかなり細かい文字までご希望されていたが、瓶を1つ1つ触ってみると微妙に表面が凸凹している。この場合は回転シルク印刷の印圧を上げなければならないので、細かい文字列が潰れてしまう。
表面が完ぺきな仕上がりであれば治具の調整と355メッシュの版で問題なく再現できる、しかし月曜の時点で2種類合計200程仕上げたが個体差があった。擦れる個体もあったのでそれらは選別し、再度印刷を行った。
どうしても人間が作る瓶なので個体差が出てしまうのは仕方がない、できるところまでやる、挑戦するのが弊社だ。小ロットのフロスト瓶への印刷、100個前後でも問題ありません、お気軽にご相談ください
ガラス製のペーパーウエイトにシルク印刷
日本酒のグラスにパッド印刷、 60個程
小ロットの得意な弊社には2ケタの数量の印刷物が多い。今朝も地元長岡市で使うらしい透明の日本酒グラス2ケタへの印刷依頼があった。
色はゴールドで回転シルク印刷ができるかと思ったが、湾曲しているのでパッド印刷に切り替えた。パッド印刷は面積が限定されてしまう、特にガラス製品の場合はパッドを強く押し付けすぎるとガラスが割れてしまうので印刷面積はガラスの湾曲角度と厚みを見てからでなければ決めることができない。
回転シルク印刷でできる円柱形であれば印刷面積が限定されずにぐるっと1周印刷ができる。
写真は焼き付け前の小ロット専用のオーブン。小ロットの場合はこういったオーブンでも十分焼き付けができる。ガラス製品への小ロット印刷、商品の画像とご希望のデータ(おおよそで構いません)を添えて、お問い合わせください。
小さなお猪口に回転シルク印刷
支給されたお猪口に回転シルク印刷で100個程、表側と裏側に2か所あるので、1回で回転させようと治具を見つけたがうまく回らないのであきらめて、1か所x100回の工程を2回行った。それでも1日かからず終わり、夜は高温で焼き付けを行い、今週中には出荷ができる体制になっている
インキは1690がちょうどあったのでそちらを調色し、蛇の目に近い色で印刷をした。小ロットなのでメーカーの印刷だと割高になるが、メーカーの場合は恐らく焼きを入れる前に印刷をするので絶対にとれない印刷となる
弊社の場合は焼きの後に無理やり密着させる印刷なので、長期間の使用・洗浄で徐々に薄くなるがそれでもノベルティとしては十分だと思う
小ロットのお猪口印刷、1色の単色であれば個数に関係なくできますのでご遠慮なくお問い合わせください
花瓶へのパッド印刷が順調に終わった
すべて形が異なる花瓶へのパッド印刷がおもったよりスムーズにすすみ、順調に終わった。
場内の温度が低いのでストーブを2つつかい、インク返しのプレートに向けて温風乾燥機をあて、インクのゲル化を遅くし、そして静電気対策を行った。
花瓶の中にはまっ平らなものもあったり凹凸があったり湾曲していたりといろいろだったが、無事終わった。平らの物がほとんどだったのでデータは調整せずにそのまま出したが、湾曲しているものや凹凸があるものは少々データとの再現性が異なるが、これは版を変えなければならないのでどうにもならない。
焼き付けは温風で80℃程、40分くらいかけて乾燥させた。印刷の色が白で1000シリーズインクを使ったので、100℃以上にすると白が白でなくなってしまう。本来であれば1690シリーズを使いたかったが、その場合は窯の温度を150℃以上にあげなければならず、かなり時間がかかってしまう。ノベルティということなので、1000シリーズでも十分な密着性が期待できるので今回は1000シリーズで行った
全て形が異なる花瓶にパッド印刷
6日金曜日は1日かかっても構わないのですべて形が異なるヨーロッパ製のガラス花瓶に社名をパッド印刷することになる。
形がすべて異なるので1つ1つ確認しての印刷となるが、幸いにもガラスなのでやり直しができる。1つ1つ目視でおおよその位置を確認し、OKであれば窯に入れるがNGであれば洗浄溶剤でふき取りやり直しをすることになる
底面をあわせれば天地は問題なく位置を合わせることができると思うが、左右は微調整をするしかない。
パッド印刷をしなければならないほど歪で凸凹している表面だが、こういった難しい印刷程やりがいがあるので、金曜中に仕上げて夕方には焼き付けをしたい
こちらの案件も依頼されてきたクライアントはどこに頼んでも断られたという。なんとかしなければということで試行錯誤で解決することになるであろう
難しいパッド印刷、まずはお問い合わせください
やはりパッド印刷だった
先週とりかかろうとした変形している花瓶だったが、シルクスクリーンの版でできるかと思ったがやはり湾曲していたり凸凹している表面だったので、パッド印刷に切り替えることにした。
版はすぐできるので早速データをリフレクトしてパッド印刷ようのフィルムを作成、日曜の夜にはなったが版を作ってひとまず白でサンプルを印刷してみた
少々問題はあったが、パッドを変えてみたらよくなった。あとは製版をもう一度行い網掛け時間を長くすればもう少し綺麗に仕上がると思っている。ひとまずできるかできないかの問い合わせでどこもNGだと断られたらしい。パッド印刷というやり方をすれば問題はないのだが、まだ知られていない印刷方法なのかもしれない
海外製の手作りの花瓶
海外製の手作りの花瓶に社名をいれたいという依頼があった。URLを見た感じ特に問題はなさそうで、回転シルクでいけそうかと思ったが、サンプル2個が届いたらその形では回転しないことがわかった。
その代り普通のシルク印刷でできそうな表面ではあったのでシルクで製版をしてやってみようと思う。1つ1つ形が異なるらしいので、これまた厄介ではあるが、そこまで歪に全部異なるわけでもなさそうなので恐らく大丈夫だとは思う。
依頼者に聞けばどこもできないと断られたらしい。画像を見た感じではそこまで難しいとは思わないが、やはり現物を見てみると少々難易度がありそうだ、それでも私にとっては難易度中くらいのレベルで、いつも難しい印刷物をやっているので免疫ができてしまったのかもしれない。
先日は地元の造形大学を訪問し大学のシルクスクリーン工房を見学させてもらった、さすが大学なのでよい設備がととのっており、うらやましかった。同じ設備があれば仕事の効率がはかどるかもしれないと思ったが、そこまでの設備投資はしようと思わない。それよりは技術向上のために難しい印刷を引き受け苦労しているほうが私にとっては性格にあっていると思う。