印刷ブログ
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市販のダンボールに印刷

市販のホームセンターで売っているような小さなダンボール50個に黒1色でのシルク印刷があった。

データ的には恐らくどこかの会計事務所のダンボールなのかもしれない、個数も50枚なので小ロット扱いとなる。文字列や線がシルク印刷を想定していない細さなので、若干太めにデータを修正、あとは納期があるのでSG740の硬化剤無し印刷で仕上げた。

通常のダンボールへのインクはQセットが良いとは思うが、線が細いので目詰まりを考えるとSG740の方が良い。しかしながら溶剤の揮発が遅いので十分に乾燥させ、3日間くらいはドライラックに載せっぱなしにしておくことにする。急ぎの案件やのんびりドライラックにのせていられない場合は強制乾燥するかSG700かQセットインクを使うことになるとは思うが、今回は急ぎではないので、SG740がベストだと思った

市販ダンボールへのシルク印刷、小ロットでも可能です
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トレーシングペーパー風の紙に文字列と後納印を印刷

半透明風のトレーシングペーパー風の紙にどこかの美術館の文字列と郵便局の後納の印をシルク印刷サンプルした

中身がみえるように墨ではなくあえて白で印刷したいらしい、そこで郵便局から白い後納印が見えるのか否かでテストをするようにいわれたらしく、サンプル扱いでシルク印刷した。

文字列が細かく、目詰まりが多そうなのでインクはSG740の硬化剤なし、製版は300メッシュで行ったが、まだまだ文字のつぶれが気になる。希釈をしなければ今度はヒゲが出てしまうので、あとはメッシュを330~355くらいに買えるかまたは文字列を多少調整して太くするしかない。

郵送で送って開封後には処分されるものであろうかと思うので写真製版でわざわざ高いフィルム・版を作成するまではないと思うが、これらはお客さんに伝えて予算と再現率でベストなところで調整しようと思っている

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青い高級な和紙にシルク印刷

どこかのお偉いさんが作ったらしき青い和紙に、墨と朱色の2色、1枚の名入れ依頼があった。

その和紙はたいそうお高いものらしく、失敗が許されない。かといって失敗してもその和紙の弁償はどうするのか、、、そんなことも考えながら恐る恐る印刷してなんとか仕上げた。代替、予備がないものへの印刷は緊張するし、そのものの値段によっては断らなければならない。できない、という理由ではなく、もし失敗した場合の損失をカバーできないという理由からだ

なんとか無事に終了、地元の有名な団子屋さんで展示されるとは思う。たまに出かけて寄る店なので次回立ち寄ったときに確認してみようと思う

和紙へのシルク印刷、可能です。

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