印刷ブログ
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薄めの段ボールにシルク印刷

段ボール風の入れ物があり、折りたたむと箱になるものがある。折りたたんでも印刷はできるが、今回は数量が多かったので折りたたむ前の状態での到着、そこに合計で3か所印刷となる。

インキは紙・段ボールの場合は沈みが少ないQセットインキを弊社では使っている。その他のインキでも良いのだが、なんとなく一番沈みがないのがQセットという経験からだ。

木曜の夜に裏面に1色、金曜の午前と午後を使って表の2色を仕上げようと思っている。今週はほぼ毎晩遅くまで印刷をしているが、そろそろ寒くなってきたので体調管理にも気を付けなければならない
kurafuto

クラフト米袋に2色印刷

よく農協や直売所、お土産屋さんでみかけるクラフト紙の米袋、こちらへのシルク印刷は弊社ではよく行っている。もちろん米どころ新潟だからなのかもしれないが、以前から小ロットでできるところが無いという問い合わせがあり、50~300枚くらいの数量で印刷をしている。

1色であったり2色であったり、裏表合わせて3色だったり、いろいろなデザインがあるが、クラフト紙は位置合わせが難しい。米袋自体がフワフワしているので、しっかりと合わせてデータも調整しないとズレが出てしまう。

今回は2色で表面、300枚ほど。一度に300枚を仕上げるよりは100枚を3セットx1色行い、合計で600回の印刷をする。その方がズレが出にくい(なぜか、、、といわれると説明が難しい。。 恐らく人間の集中力というものが関係してくるとは思っている)

米袋へのシルク印刷、小ロットお任せください
komechild

展示会のチラシをシルクスクリーンの手刷りで

9/6~8まで東京ビックサイトで開催されるインセンティブショーに出展する。弊社はカタログなどをもっていないので、どうしようかと1枚ものの黒い画用紙に両面でシルク印刷をして持ち込むことにした。細かい文字列やグラデーションがあるので裏面は355メッシュで、反対側はそこまで細かくなくてもよいとおもったので300メッシュで刷った

形がきまっていない成形物への印刷なのでなかなかカタログをつくれないし、商品案内もできない。それよりはカタログをのんびり作成し使用する機会が無いのでまったく作っていなかった。

今回は夏休みの宿題みたいになってしまったが、土日をかけて表と裏を行い、あとは今日明日で金銀や蓄光、蛍光インキを印刷すればできあがる。とにかく火曜の夜までに仕上げて、水曜日の朝一番の新幹線で上京し、セットを行わなければならない

展示会出展は以前の職場で随分と経験させてもらったので慣れている、あとはいかに弊社ができる印刷に気づいてもらえるかの工夫さえすれば、たった1コマの小さなスペースでも集客はできるとは思っているが、こればかりは蓋を開けてみなければわからない。

今回もいろいろな方よりお世話になり出展することができた、今後もますます需要が出るであろう小ロットの成形物への印刷、お気軽にお問い合わせください
chirashi

コクヨファイルへのシルク印刷

写真のような文具店やホームセンターで販売しているコクヨのファイルへのシルク印刷

表紙はそれほど難しくはないが、背表紙は厄介だ。表紙と裏面の突起物があるので、普通に印刷をしても掠れたり潰れたりする。ある程度の強さでしかもスキージは柔らかいものであっても幅が広くなければならない。

幅の広いスキージを使い突起物をへこませ、その中心にはいる文字列をシルク印刷する。慣れればそれほど難しくはないが、個体差があるのでどうしても1-2%はNG品が出てしまう。ここまで狭い背表紙に印刷するのは少々難しいが、コツと慣れでなんとかなる。

ロットは200枚で2種類、火曜日に1種類を終わらせ残りは水曜で仕上げるつもりだ

紙製品へのシルク印刷、小ロットでもお問い合わせください、予備は1-2%程ご手配ください
kokuyo

米袋へのシルク印刷が続く

不思議と今週は米袋へのシルク印刷依頼が続いた、両方とも同じ新潟県で米どころだ。

新潟県のコメは全国的にも有名なのである意味売りやすいのかもしれない、その分ブランドに胡坐をかいてしまっている部分があり積極的に全国へ販売しようという動きが昔はみられなかった。流通業者がどんどん県外に流通してくれていたからかもしれない

近年は他県のコメもだいぶおいしいらしい、あまり食べたことはないがそれだけライバルが増えているのだと思う。こうなれば特徴あるコメを生産しそしてパッケージもJA支給の普通の米袋ではなくデザイン性があるものが店頭うけするに違いないと思う。

今回の案件の1つは2色で300枚、もう1つは1枚だけの展示会用サンプルで表裏の両面で合計3色だ。展示会でうまくいけば量産になるのかどうかまではわからないが、弊社の得意とする極小ロットの案件だ。これも今週中には米袋が届くのですぐに仕上げて来週発送しようと思う

クラフト米袋へ2色シルク印刷

クラフト紙でできた米袋へ2色のシルク印刷依頼があった。いつもはほとんどが1色だが、今回は2色、それもデザイン的にかなり近い。

しかし幸いにも支給された米袋の形がしっかりしているクラフト紙で、位置合わせがやりやすかった。クラフト紙へのシルク印刷はインキがなるべく沈まないようにQセットインキを使用している。いまのところQセットインキが作業性が良く沈みが少ない、特に白は高濃度白をつかっているのではっきりとした白を再現できている。

1色は月曜に、2色目は十分乾燥させた欲日に印刷、あとは水曜日に梱包をすれば木曜には届いている。米袋が到着してから1週間もかからずに、2色合計300枚を仕上げた。弊社では珍しい納期ではなく、平らな成形物のシルク印刷であれば比較的納期は早くできる。

今は先日のブログでも書いたが、円錐形の百万塔の印刷が待ち構えている。火曜日にテストをしてみたが、やはりうまくいかなった。少し調整を行ったらだんだんと綺麗に印刷ができるようになってきたので、あとは微調整と最後の知恵を絞って治具を調整し印刷できる段階までもってゆけば印刷ができると思っている。
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凹凸のある紙でも

多少の凹凸がある紙でもシルク印刷で印刷ができる。紙製品で細かいデータなのでメッシュは270メッシュ、紙なので紙用のインキを使用すればよいのだが、線が細いので別のインキを使う。

紙用でないインキを紙に使ってはいけない、というルールは存在しないので、知識と経験で使い方を独自に変えることは日常茶飯事だ。カタログにのっている事だけではなく、いろいろな試行錯誤で印刷することが多い。

インキは密着していれば、メーカーの仕様通りでなくても問題はない。今回は紙のお札?のようなものにとある寺院の名前を印刷。

予備が無いので緊張する印刷だが、やはり紙製品の場合は予備があったほうがありがたい。
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紙でできた花火玉にパッド印刷

先日は紙製でできた直径20cm程の花火玉にとある有名な自動車メーカーの記念品としてパッド印刷で200個程作業を行った

球体なので位置合わせが難しい、ここだという位置に合うまでかなり時間がかかったが、そのあとはとんとん拍子のように200個を午前と午後に分けて問題なく仕上げることができた。

中が空洞になっているので、パッドを強く押しすぎると変形してしまうので、それなりの力と簡易治具を作成しておいた。そのあとに弊社にとっては大ロットになるプラスチック製のケースに某有名お菓子メーカーのロゴを1色でパッド印刷する。こちらは数量が多く、被印刷体が透明なので少々難しい。1つの工程で少なくとも1分くらいはかかってしまうので、1日に数百個くらいしか仕上げることができない。こちらも月末納期でなるべく急ぎなので土日も止まらずに印刷を続けなければ間に合わない
hanabi lexus

米袋3合にシルク印刷

新潟県だからかもしれないが米袋へのシルク印刷が毎年ある、しかし、、、新潟県だからコシヒカリブランドに乗りかかり販促を怠っているともいえるかもしれない。

それに気づいた農家は直販で自分のコメを売ろうとしているが、やはりデザインも大事だ。いきなり大ロットもできないし、ましてや丹念に育てた特徴のあるコメは大量に栽培ができない。市販でホームセンターに売っているような袋では差別化ができない。

クラフト風の白い紙で3合入る袋にシルク印刷、表と裏の合計3色。文字列も細かい、1つ1つ板を入れて印刷しなければならないので手間暇もかかる、表と裏の3色なので時間もかかる、こういった場合はインクを調整し通常の紙専用のインクではなくSG740を使う。乾きが悪い反面版の目詰まりが無いので作業を止めないで進めることができる。そうでもしなければ300メッシュの細かい文字列が多いので10枚くらい刷っては版を洗浄しなければならないので効率がわるくいつまでも終わらない。

米袋への印刷は小ロットが理想だ、50枚でも100枚でも、お気軽にお問い合わせください
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冊子の上下と小口にシルク印刷

某大学の卒業アルバムらしい、よくある冊子上のカタログのような厚みがあるタイプで、本みたいな感じだ。

本と同じなので背以外は白い紙が無数にページとして存在している。その白い部分に黒ベタと4色のシルク印刷をしてほしいという依頼が来た。とりあえずの試作なので何部か支給してもらいテストをしてみたが、問題はなさそうだ。

治具は本たてを100円ショップで2つ買い、あとは余っていた塩ビの板をアルバムの大きさより多少小さくきって治具として用意した。

上と下は黒ベタ1色なのでそれほど難しいとは思わないが、小口の部分には4色+黒ベタをのせなければならない。ここが一番難しいとは思うが版を調整して週末に集中すればおそらく大丈夫だとは思っている。予備を多く支給してもらったので気持ち的にはかなり楽にできる。

こういった変わったシルク印刷、弊社では日常茶飯事です。問い合わせてみてください。
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