印刷ブログ
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仕事納め

今日明日でほとんどの企業が仕事納めになると思われるが、弊社は引き続き30日までは仕事を続ける予定でいる。

31日と元日も仕事をしたいくらいだが、31日は所要で不在、1日くらいはさすがに休まなければ妻子にも気の毒であろうと思うから、初詣しながらのんびりすごすことにしようと思う。2-3日と稼働する予定だが、対外的には休みにしておき、作業場の奥の方で落版をしたり普段できないことをコツコツと行う事にしようと思う

ある方との出会いで始まったブログ、その方からさまざまな事を学び今の新しい印刷を習得、そしてパッド印刷と曲面印刷の面白さがわかるようになり、この技術を日本一にしようと思い日々格闘しながら本日を迎えました。来年も更なる新しい印刷、いろんな変わった印刷にチャレンジできる会社であるよう、努力する次第であります

パッド印刷で出るヒゲ

ヒゲ?! 髭ではありませんが、パッド印刷を行う時に出る現象でヒゲと呼ばれる物があります。どんな感じかと言えば、、、写真のような現象です。

上部にはボールペン名入れの印刷文字が金色で転写されていますが、下の方に線の糸のような模様が金色で出ています。こちらは版には存在しない模様で、静電気等で発生するヒゲなのです。

そう、これが大敵、、、ヒゲが出ると印刷をstopしなければなりません。なぜこのヒゲが出るかと言えば、、

1.静電気(冬場、、まさに12月です)
2.希釈率(インキが固いと出ます)

1はどうにもなりません、、、湿度を上げる事ができれば上げましょう(やかんに水を入れてストーブで沸騰、、、)、2はなんとかなります。インキが固くなっているので、溶剤を混ぜてコネコネ、柔らかくしてみましょう。

最後に肝心な、、、パッドを版から離す際のスピードです。これをゆっくりと離すようにしましょう、そうすると、、解決! しました (笑)  これを発見するのにいろんな試行錯誤がありましたが、以前発見してからは冬場のパッド印刷が楽になりました。
hige

大きなポスター

大きなポスターへのシルク印刷は弊社に何度かきている。やはりこれだけ大きなシルク印刷となると製版が大変だ。製版ができたとしても印刷する平台が無く、なかなか難しい。

今回はB1サイズなので1つの面でも1mを超える、弊社の平台は2mx1m程あるので問題なくできるが、製版には苦労した。外注等すれば非現実的な版代となるので、自社内で製版できるメリットは十分にある。

ほぼ全面ベタなので、乾きも悪く、昨日のうちにベタ面を仕上げた。あとは細かい中心部分、最後に黒をのせれば終わるので、今日の仕上げ、明日の発送になるであろう

poster

最後の週

殆どの会社では今週が年内最後の週になるであろう、その分バタバタもあれば気分的に年末年始を堪能しようと良い気分になっているのかもしれない。

弊社は年末年始に関係なく、多分1/1元日だけ休み、そのあとはすぐに仕事をするであろう。特に仕事が山積みになっているわけでも無いが、電話のならない静かな時間を使ってでしかできない仕事があるので、そちらを年末年始に片づけようと思っている。大きな板への印刷もあるが、こちらは時間をみてカットだけ行い、あとは白ベタでもうっておこうかと思う。

例年正月に仕事をやっているので、年明けの1/5あたりのバタバタは無く、年明けの仕事も小正月後に出るような感じなので、それにあわせて仕事を進めようと思う。今は二足のわらじで別事業もあるので、そちらの予定もみながら作業をすすめなければ1日ではとうてい終わらない内容となる

祝日はおおいに活用

今日は祝日になるが、こういう日こそいろいろとやらなければならない。明日からのB1ポスター印刷用に版を作製しなければならないが、B1のベタが入るので大きな版が2つ必要になる。乳剤の塗布はそれほど時間がかからないが、乾燥させるのに時間がかかる。ドライヤーで行えば早いのだが経費削減で自然乾燥させ、今夜にでも露光しようと思う。

こういった少しの削減が単価を安くすることにつながると信じている。予算がある仕事では双方の事を考えながらどれだけ最高の仕上がりを予算内で安く仕上げるかを考えなければならない。

明日は追加の別のボールペン名入れを行い、本年度はあとどのくらいの仕事になるかが読めないが、手があまるようであれば落版をしたり掃除をしたりと、普段できない印刷をしようと思う。年末年始だからといってのんびりできるかと言えばそうでもなく、いろいろとやることがでてきそうだ

ボールペンがいっぱい

年内のイベントであろうか、ボールペンが沢山来た。名入れも1600本程、急いでいるわけでは無いが2日ほどで完了。印刷よりも開梱梱包の方が時間がかかったような(笑)

スピード印刷、インキの相性さえ問題なければ即日印刷も可能です。年末年始の休みがあっても、弊社は仕事さえあれば、大みそかでも正月でも稼働します。正直正月のテレビ番組等あまり面白くないので仕事をしていたほうが気分がいいです。。。

貧乏性かな(笑)
penpen

パッド印刷は奥が深い

先日に続きボールペン名入れをパッド印刷でやっている。合計1600本ちょっとだが、昨日から初めて今日には全て終るペースで進んでいる。依頼主も納期が短いので大丈夫かと聞いていたが、最速でやれば1日で終わってしまう。しかし他の印刷もあったり開梱梱包もあるので、1日ではなくやはり2-3日かかる。開梱梱包がなければ1日で終わらせることも十分可能だ

パッド印刷をしているといろいろやりながら気づく点がある。ヒゲが出てしまう現象があり、それは空気中の静電気による原因だ。湿度を上げれば良いが、そのような設備・場所でも無いのでパッドを上げるスピードを遅くすればヒゲが出ない。希釈もゆるくすればよいがやはりパッドのスピードを変える事がベストのように思える

あとは押しの強さ、転写する際の強さ等、いろいろな調整が必要となるが、これはマニュアルには書けないほど、環境、刷る人により異なる。

綺麗に転写できるようになる環境を見つけたらあとは数量をこなすだけだ。これがまた気持ちいい

pad

市販の紙袋

市販のごく普通にある紙袋への印刷、それ程難しいわけでは無いが、様々な工夫が必要となる

1.治具
吸引スクリーン印刷機に吸い込ませなければ被印刷体が版にくっついて色むら・流れが出てしまう。1つ1つ薄い板を袋に入れて印刷。かなりの手間暇、、、ですが、やらないと印刷できません

2.インキ
ニス引きされているような紙質なのでSG740で印刷。色も特色指定なので、調合。赤を強調したいらしく、しかも地は黒い袋(笑)。これは大変、白の上に赤をのせれば良いのですが、あまりにも文字が細いので白→赤のせは不可能と判断。その代りに蛍光色やオレンジを混ぜてなるべく近い色に再現、そして最後は2度刷り

紙なのでインクを吸ってしまい沈みが出るが、先方指定のDIC色には近づいた模様。

両面印刷、乾きが悪い冬場なので、1日寝かせてもう片面を仕上げ、3日で完成。計500枚

今日はボールペン名入れ合計1600本、短納期ですが仕上げます 師走ですね。
bag

円柱のボトル

写真には円柱のボトルに名入れ1色してあるものがあるのだが、こちらはまだ公開できない商品らしいのでほぼ全面モザイクとなります。

急ぎで欲しいらしく、このような形状の場合治具と位置だしに時間がかかるため、長めの納期を依頼してあったが、なんとなく予感が的中、最後には急ぎとなった。日曜の夜になんとか治具と位置を決める事ができ、そのままスムーズに終わらせることができたので、今日の納品に間に合わせる事ができそうだ。

SG740の特色、硬化剤がはいっているので焼き付けもしなければならないが、印刷も扇形型に回転させなければならないので、そう速くもできず、印刷しながらストーブで焼き付けを行った。

これはかなり難易度の高い扇形回転シルクスクリーン印刷であったが、終わってみればパッド印刷の3回押しでも良かったような気がする(が、お客さんの方がインキを濃いめに沢山盛りたい、ということでシルクスクリーンになった。素人が見ればどっちがなんだかわからないような気もするが 笑)

bottle

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