先日の午後から今朝まで、東京へ出た。知り合いの方が海外よりきていたので、再会という事で出たが、ほんの1日も出ていないのに仕事がたまってしまった。来週は長岡市の事業で3-4日の不在となるので、今週はいろいろとやっておかなければならない
師走に近くなっているのでだんだんと忙しくなってきたのかもしれない。忙しいのは良い事だと思う
先日の午後から今朝まで、東京へ出た。知り合いの方が海外よりきていたので、再会という事で出たが、ほんの1日も出ていないのに仕事がたまってしまった。来週は長岡市の事業で3-4日の不在となるので、今週はいろいろとやっておかなければならない
師走に近くなっているのでだんだんと忙しくなってきたのかもしれない。忙しいのは良い事だと思う
ここのところ難しい曲面印刷や回転印刷の依頼が多く入ってくるようになった。
既存の機械やインキジェットでできるような案件であればどこでもできるが、そうでないものは全てアナログ方式で治具を作ったり試行錯誤をしなければ印刷ができない。
こういった時間あたりいくらという勘定をする仕事は大手ではできなし、むしろやろうとは思わないのが普通だと思う。 自営業なのでいくらでも自分の時間を調整できる、ある意味効率を考えないでできる環境がなければ難しいとは思う。そうでなければ治具を作成、試行錯誤している時間が時給として換算されてしまうからだ。
今日もこれから回転印刷の治具を作ることになるが、これもどう結果がでるか楽しみでもある。楽しみながら仕事をしていると言えば失礼かもしれないが、楽しくない仕事をするのが一番つらいとは思う
連休は仕事をしながらも合間を見つけて外にでたり他のことをやったりと充実した3連休になったと思う。
家の大工仕事や掃除など、寒くなる前に済ませたいことをやったり、月曜日は子連れで東京往復をしたが、下の子が早く起きすぎて早朝3時の出発となり、戻りが21時頃となった。体力的にはまだ大丈夫ではあったが、なかなかしんどいスケジュールでもあった
今週は引き続き印刷の試作や量産が決まった物などがあるので、少しバタバタするであろうが、気を引き締めてゆこうと思う。 いろんな方とお会いする週にもなりそうになる
インサートカップという喫茶店や簡易に使うコーヒーカップ(イベント等?)の容器に回転印刷ができないか? という問い合わせがあった
丸い物体を回転させて印刷するのは慣れているのでそれ程問題ではないが、今回の容器は特殊な形をしているので、回転治具を工夫しなければならない。木工で簡易治具を作成、2-3時間ほど調整に手間がかかったが、試験印刷してみたら綺麗に印刷ができた。
しかし取っ手のある容器なのでその取っ手が版にあたってしまい、希望の位置に印刷するには版を特別に改造するか、または受け治具を2種類作り、4工程(合計2色、2面)にしなければならない。ご希望の予算内におさめるには版を改造するわけにもいかないし、受け治具を2種類作って4工程というわけにもいかない。
なんとか2工程で終わらせるには希望の位置をほんの5~10°程ずらせばできる。そこを了承してもらえるか否かではあるとは思うが、予算内におさめるにはそれがベストだとは思っている
野球ボールにパッド印刷を行った。これは正直難しい:
素材: 天然皮革 (天然ものに密着するインキが無い、メーカーのロゴマークもテープ剥離であっけなく剥がれてしまった) とりあえず社内にある一番密着のよいであろうインキに硬化剤を混ぜて試験、それ程悪い結果では無かった。(100%とは言えない)
球体: 線を印刷する場合の角度の調整(データブリッジ)が難しい。これは何度も行うと版代がコストでかかってしまうので、2-3回でやらなければならない。
位置合わせ: 球体で目印になるような物が無い、ボールの縫い目も全て異なるような正確なものではないので、1つ1つ位置が微妙に異なってくる
ということで今後はあんまりやりたくはない案件です(笑)、しかし上記の条件でも構わなければお受けできます
今日の午前中だけは週末に中国・香港より来られた2人を連れ、新潟県長岡市にある中川酒造(越の白雁)に出かけた。
ほんの3人の少人数にも関わらず杜氏の方が快く蔵見学を受け入れてくれ、じっくりと日本酒に関しての作りを学ぶことができた。まだ仕込が本格的に始まっていない時期であったので、全てを見る事はできなかったのであるが、それでも1つ1つ丁寧に酒造りを説明してもらい、それを通訳しながら45分ほどの見学となった。
新潟県長岡市にはこのような小さな蔵が無数にあり、これが観光資源になると思っている。海外からの旅行者も東京飽きしている方も多く、いつでもこれる東京はいいので、日本の地方を見たい、という方が増えている。
そんな中酒ツーリズムで地元長岡市を盛り上げたい、という気持ちはある。シルク印刷業とは全く無関係ではあるが、それでも酒好きな私にとって、このようなイベントを支えるのは面白い。
今週は大型のシルクスクリーン印刷がなぜか多い、いろんな仕事があるのでそれが楽しくてやめられない
弊社は親子たった二人の小さな印刷屋といっても良いくらいの規模のまちなか印刷屋さん、という感じかもしれない。
設備は昔からの物があるので自社製版や小さなフィルム出力であれば問題なく全て自社内でできる。大きなデータ等になるとめったに出ないので外注でフィルム作成をしてもらうが、それでも製版は全て自社内で行う。
今朝もB1ポスターの原寸大を2色行うために、おおきな製版を行った。版だけでも外注すれば受注金額をはるかに超えるであろう大きさになる。
採算と効率を考えればおそらくどこの印刷屋も受ける事はないであろう案件であるが、たまに採算(いわゆる儲け)や効率(時間給にすれば最低賃金を下回るであろう)を完全に無視して受ける仕事もある。
それはそれが経験となり、ある意味他社にはできないという分野のPRにもなるからだと思っている。世の中儲けばかり考えてしまうのは商売としては間違ってはいないと思うが、PRの為になにかを行う、という行為があっても良いと思う
UV印刷、という印刷方法があるように、印刷には紫外線(UV)がかかせない場合が多い。
UV印刷の場合はUV硬化型のインクを使って印刷をし、そのインキを紫外線(UV)を投射することにより固める、という印刷方法だ。
シルクスクリーン印刷やパッド印刷では製版をする時にUV(紫外線)を投射する。シルクスクリーンの場合は版に塗る乳剤(感光液とも言う場合がある)を紫外線の光によって硬化させ、真っ黒なポジフィルムを当てた部分だけは紫外線が投射されない。よって乳剤が硬化しないので、水現像するとフィルムの部分だけ現像され、そこにインキを流し込むことにより印刷ができる。
弊社には古くからの機械で縦横1x2m程の大きな製版機がある。これほどの大きさを製版するのは1年に1回くらいではあるが、それでもまだ大型のシルクスクリーン印刷の需要はある。できる機械をもっているところが少ないのであろうか、時たま弊社に依頼がやってくる場合がある
パッド印刷の場合は樹脂版があり、そこにポジフィルムをあて、紫外線を投射する。上記と同じ現象で製版ができるが、ちょっと性質が異なる。詳しくは文章では書きにくいので明記はしないが、いずれも紫外線との付き合いが大変重要な仕事にはなる。
紫色の光なので子供にとっては面白いのであろうが、紫外線を多く浴びたり見ると身体に悪いのでなかなか説明がし難い。(悪いけど仕事に使うんだよ、、、とまぁなんといえば良いのであろうか。)