印刷ブログ
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開封梱包も重要な仕事の一部

成形物とりわけノベルティ類に印刷をする場合、通常パッケージに梱包されている商品が搬入されてくる。

簡単なビニール風の袋に入っているものもあればたいそう豪華なそして開封が大変な箱に入っているものもある。ものによってはテープできれいに梱包してあるのでそれを剥がして開封して印刷、再度梱包となる。

モノによっては開封と梱包の方が手間暇がかかってしまい、印刷代だけではその内職がカバーできない場合もある。最終的にはその商品が搬入されてみてからでないとわからないので見積もり時には内職費用を査定することができない。 シール類であれば梱包もなくそのままだが、ノベルティ類はそうもいかない。

皆さん安く印刷してほしいということは共通しているとは思うが、開封・梱包の内職代でほんの何円でも構わないので予算をとっていただくとありがたい。弊社の考えとしては1時間あたりでどのくらい開封・梱包できるかにより県の最低賃金を個数で割って計算するようにしている。印刷以外のことはアルバイトやパートさんでも誰でもできることなので、高くならないようにと思い、梱包の内職はこういった計算をすることにしている。実際は自分でコツコツやる場合が多い。弊社はあまり請求はしないようにしてはいるが、醜い手間暇のかかりそうな梱包があった場合は多少なりとも内職代をお願いすることにしている。

梱包の場合も海外物は指紋が付着していたり汚かったりするので印刷時にきれいにしたりと手間がかかる場合があるが、これはどうにもならない。印刷の現場だけを見ていると単価が気になるかもしれないが、最初の用意からセットアップ、洗浄、そして梱包まですべてを考えれば印刷は刷るだけではないということになる

PPインクの白しか使わなかった

昨日は珍しく朝から晩まで1種類のインクしか使わなかった日になった。PP成形物用のインキで、それも両案件とも白なので朝の始まりから夕方まで白1色だけで終わった。

こんな日も珍しく通常であればいろいろな色を使ったり異なる種類のインクを使ったりするが、PPインク1色だけというのは初めてかもしれない

1つは流れのPP成形物への印刷で細かい文字列があるので、何度も洗浄をする。もう1つはPP製のマグカップであり有名なノベルティ会社より直送され、完了後に最終顧客へ直送となる。PPのマグカップも細かい文字があるので20~30個くらい印刷しては版を洗浄して合計300個を仕上げた。まる1日かかったが、洗浄や再現性を考えるとこのくらいの手間暇をかけなければPP製の成形物へ細かいデザインの印刷はできない。

PPはやり直しがきくので比較的気楽にできるが、目詰まりが激しいのでメーカーの超遅乾溶剤で希釈してもダメだ。PPマグにはT-950という超遅乾溶剤を使ったがそれでも20個ちょっとで目詰まりがおきる。これが冬場ならばおそらく倍の40個くらいはいけたかもしれない

別のPPケースにはイソホロンを使い、超遅乾溶剤の上を行くくらいの超超遅乾溶剤という感じで印刷をしているが、こちらも夏場は作業性が落ちる。夕方から夜にかけて涼しくなるので、弊社は夏の3か月の間は昼間には目詰まりの多い案件は行わずに夜に作業をすることが多い。ある意味フレックスタイムで働くような現場ではあるがこういう工夫をしなければ印刷はできない

台風で涼しくなっている 印刷にはちょうど良い

台風で天災でしんどいかもしれないが、ここのところの猛暑でなかなか印刷が進まない。目詰まりが激しいのでどうしてもつまりの出るインク、とくにPP系は作業スピードが遅い。

一昨日も夜の涼しい時間ではあったが、PPインクで細かい文字を印刷していたが、たったの3回で目詰まりをおこしてしまった。合計枚数が多い案件になるのでこれでは作業性が悪いと思い、データ修正をしてもよいかクライアントと確認したが、特に問題はなさそうなので少々データを調整して目詰まりしにくいようにしようと思う。幸いにも納期は長めにもらえそうなので、夜の涼しい時間をみつけてすこしづつ作業をしようと思っている。

今日の午後には台風が去るとは思うが、今日は外出もせずにコツコツと印刷をしようと思う。昼間でも比較的涼しい日になりそうなので作業のスピードも速くなるとは思っている

少量印刷が主体だが、たまにロット数が多い案件がやってくる。ロット数の多い案件をたくさん抱えることはできないので、ロット数が多い案件は長めの納期や分納で対応してもらえると助かります

PS素材でも

PS=ポリスチレンという素材がある、密着するインクもあるが、最近のPSは海外生産モノが多い。

海外で製造しているとなると日本の基準とは異なり、成分も異なる。極端な話でいってしまえば50%使用していればPSと名乗り、残りの成分が何が混ざっていようが関係ないという国もあれば100%PSでなければという国もある。

ノベルティ関連は海外製造の商品が99%を占めているので注意が必要だ。特にメーカーでも気づかないほどいきなり成分が変わっている場合もある。毎回同じ素材・商品だからといって油断もできないが、そこまでメーカーも把握しきれていないであろうし、製造元がメーカーにも伝えない。ノベルティ=安い商品なのでそこまで気を使わないのであろうと思う。

トレードワークスという会社さんがいろいろなノベルティをカタログで揃えている、こちらを購入し弊社に持ち込み印刷をされる方が近年増えている。トレードワークス社のカタログを見るとなんとなくその理由がわかる時がある。印刷面積が限られていたり、ロット数が限定されていたりと、弊社は面積もロット数も関係なくなんとか印刷をする。小ロットの時代が到来していると感じたのが4-5年前だった、それが今はどんどんと増加していると思えば、大企業の時代が終わり、中小企業の時代が到来しているのかとも感じてしまう。

同じ先進国のドイツは中小企業がプレイヤーとなって、ほとんどがGmbH(有限会社)となり、AG(株式会社)はあまり存在しない。ドイツに5年ほど仕事で在住したが、中小企業のプレイがものすごく連携されており、そして大きな名前や肩書などにしばられず、独自の技術をもち、そして政府が中小企業の繁栄をサポートしている。

日本はといえば相変わらず大企業と政治家との結びつきが強すぎていっこうに変わらない。捨ててしまい切り替えるべき産業もたくさんあるとは思うが、天下りに組合、そして結びつきがあまりにも古く強いのでいつまでたっても古い体制を脱却できずにいると思う。

仕事柄印刷だけではなく諸外国にも出かけることが多いが、外国の方とビジネスをしていると日本の遅れに危機感を感じ、そしていずれは追い越され、日本人が安い労働力で雇用される時代がやってくると感じてしまう。東南アジアではまだ成長が続き、日本を追い越せでやっているが、早くから近代化と民主化をなしとげたシンガポールや香港はすでに日本を超えている。

ゆでがえるになり胡坐をかいているうちにどんどんと追い越されてしまう、すべてがそろい快適な生活をおくれる日本ではあるが、その分緊張感に危機感が失われ、気づけばどんどん追い越されてしまう時代になっているとは思う

だんだんと涼しくなってきた

今週も様々な試作印刷や印刷が待ち構えている。1つ難しい印刷があるが、今日その素材を確認することになるのでその後の判断でどうなるかを決めることになるとは思う。

コルク素材ではあるがデータがベタで細かい、おそらく300メッシュでもなんとかきれいにできるかできないかのデータになっている。ベタでヌキなので場合によっては2-3個刷っては版を洗浄することになるかもしれない。一応その覚悟はできてはいるが、なんとかそこまでしないでもスムーズに印刷ができるようにしたいと思っている。

グラスコップへの印刷試作に機械の面板、いろいろな案件があるが今週もあっという間に終わってしまいそうな感じではある。来週で8月が終わる、もう夏の終わりかと思えば時間が経過するのが早すぎる

TPR サーモ・プラスチック・ラバー 素材

聞きなれない素材だが、TPRという素材があるらしい、ゴムではないがゴムのような柔らかい素材でシリコンのようにも見えるが、シリコンではなさそうだ

とりあえずいろいろなインクで試してみたが、密着はしない。すべてのインクを調べれば密着するのかもしれないが、時間もなく、おそらく高価なインクになるとは思う。

これは課題の1つとなるが、溶剤でふくと艶が消え多少密着がよくなっていたので、必ず解決できる素材だとは思うが、時間がなさすぎるので将来の課題になっていしまう。

難しい素材や印刷程わくわくしてしまう。

世の中が動きはじめた模様だ

お盆明けで台風が関東を直撃しているには残念なニュースだが地震台風国家にとって避けることのできない天災だとは思うので仕方がない。

16日から本格的な稼働を開始したが、やはり世の中はまだ完全に動いていない模様で、静かな1日であった。夕方前には新潟市方面で用事があったので、早めにでかけて下道でのんびりとむかったが、目立った渋滞もなくスムーズに行動ができた。

今日は難しい大きなアクリルの整形物へのパッド印刷をしなければならない。インクののりが悪く形も難しい、しかも失敗ができない素材なので夜の静かな時にでもやろうかとおもっているが、こんばんは打ち合わせがはいっているので夕方になるかもしれない。

お盆休みも仕事を

公にはアナウンスはしていないが、弊社は一応8/13-8/15と休むことにした。しかし休んではいられない、、、印刷の案件がどかどかあるわけではないが、こういった休みを利用して落版、掃除、整理などいろんな雑用をしなければならない。

普段の時間ではそうやっていられない雑用で印刷とは関係のないことも多い、が、しかし印刷は前準備と後片づけもすべてやらなければ終わったとは言えない。見積もりを出す際にもここに注意しなければ、単価を安く安くといわれてもその前後の作業に手間暇がかかることをお客様には見せることができない。

落版も特殊溶剤で落とせるがそれを落とすのも体力を使う仕事になる。5版も落とせば汗だくになるくらいの労働ともいえる。

ほかに流れの印刷もあり在庫が底をついてしまったので、業者さんに頼んでお盆前に材料を入れてもらい、コツコツと作業をつづけた結果、一応1週間分の在庫を終わらせることができた。急ぎの案件などが続くと流れの作業も止めなければならないので、ある程度の在庫をもたなければアップアップになってしまう。

今日からは通常営業だが、いきなり動きが出るとは思わない。お盆期間中も遅くなったパソコンのアップグレードに入れ替えで2日ほどかかり、まったく休めなかった。次は年末年始だが、それまで頑張って踏ん張る4か月になるとは思う。

なんだかんだ私の性格上1日以上のんびり休むことができない貧乏性でもあるので仕事をしていたほうが良いのかもしれない

お盆が始まっている

世の中は昨日くらいからお盆休みが始まっている模様で、街中も賑やかで帰省している方も多いように感じる。

弊社は今日を最後として、土日から15までを一応のお盆休みとしようと思うが、それでもコツコツやることをやらなければならない。細かいことを考えれば掃除、落版、パソコンの入れ替え(これが一番時間のかかる厄介ものかもしれないが、HDDのスペースがなくなりメモリも4GBしかない、これではイラストレーターを開くのに時間がかかってしまう)、梱包などなど。

お盆明けにバタバタすることがないように、お盆中にもコツコツと作業をすすめたり整理整頓をすることにより、お盆明けにはすぐになんでもできるように準備をしておく。

お盆中だからといってどこかにでかけようとも思わず、どこも混んでいるであろうし宿泊などすれば割高の宿代が待ち構えているので、どこもいかずにのんびりすることが最高のお盆だと思っている。

幸いにも天気もよく猛暑も去っているので日々すごしやすい。先週までは汗だくでの印刷作業もあったが、今週からは涼しい環境の中で仕事ができることになると思い感謝している。

お盆中の急ぎの案件など、メールでもいただければ問題なく対応はできます

銀色ネーマーシールに3色印刷

とある企業様より依頼された銀のつや消しネーマーシールに3色のシルク印刷。その方は以前から受けている仕事らしく型もあり、4面つけであった。その型を送付してもらったが弊社にある抜き型には入らない大きな寸法だったので、弊社では印刷のみを行い、抜きは先方で行ってもらうことになった

十分な予備をそろえて送付したが抜き型の刃があまりよくなかったようで、NGが出たらしいので追加印刷となった。運悪く追加でズレがでてしまい、3色目が終わった段階ですべてやり直しとなったが1日のロスですぐに仕上げて木曜の夕方には発送ができるところまで進めることができた。

8/2-8/3は地元長岡市の祭りではあったが、毎年見ている花火は1日も見ればそれでよく、2日目は県外のお客さんと話をしたり、印刷の仕事を進めたりと相変わらずのバタバタではあった。もう1つだけ今週中に仕上げたい市販の傘の取っ手へのパッド印刷があるので、これは木曜中に終わらせて週末前には発送をしたいと思っている。

来週からはお盆になるが、なるべくお盆前までに依頼されているサンプル印刷と初回の試作の2品を仕上げて送付したいと思っている。週末は子供をつれて山へ泊まりに行く約束をしてしまったので、なんとか金曜までにすべてを終わらせなければならない。

お盆はどこも混雑しているので、お盆期間中はどこへもいかずに工場の整理や掃除、そしてもうハードディスクの空きがなくなっている事務所のパソコンのアップグレードでもしようと思っている

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