印刷ブログ
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布生地にシルク印刷

一般的にあるような白い布生地、こちらの真ん中に指定の赤色でシルク印刷、そんなに難しくはない、50枚程、短納期だったがいまはそれほど混んでいないのですぐにとりかかることができた

 

ただ、先週から弊社の露光機の水銀ランプが壊れてしまい、まぁ7年目なので寿命でもあった。その新品の手配に2週間ほどかかる、その間は露光ができないが、小範囲であればパッド印刷の製版用のUVランプで代替できる、いつもの5倍の時間をかけて露光すれば問題は無い。低メッシュの版は20分ほどの露光時間が必要だ

お店で検品

たまたま新しくなった新潟駅にでかける用事が金曜日にあった、私は物欲が無いので買い物をすることはまずない、何かを買うという場合は食費がほとんどだ。あとは下着類等の消耗品。それ以外は全て断捨離でもっているものを1つ1つ着こなしたり、使いこなしている。

 

人生で10回以上は引っ越しをしたと思うが、そのたびに不要なものがどんどん出てきた。これだけ無駄があるんだ、と気づいたときから買い物をしなくなった。洋服など、最後に勝ったのは恐らく10年以上前であろう、炊飯器も中古でかれこれ10年以上も使用しているが、まだ使える。

 

買い替えするとなればPCとかスマホくらい、家電類は全く買おうと思わない。 ウィンドウショッピングをしながら、成形物へのプリントがあったので1つ1つ見てみたが、意外と世の中こんな品質でいいんだなぁ、、、という感じだった。ピンホールはあたりまえ、滲みもあったりカスレもあったり、、、私が業界人なので細かく見るだけで、一般的に買う際にそこまでは見ないのであろう。

 

画像は販売されていた製品、もちろん弊社でシルク印刷はしていない。

不織布にスクリーン印刷

今回は800枚程、昨年までは以前やっていた業者の単価を維持した、さすがにもう無理だ。それより以前の業者が高齢者の方で病気になって廃業したらしい、最近こういった話が多いが、ほとんどの単価が昭和の時代のような(それもバブル時代ではない)単価でいまの令和でこの単価で刷ると間違いなく赤字だ。

 

数年前まで同じ単価で頑張ったがもう無理だ、このまま続ければ間違いなく後継者もいなくなり、人の雇用すらできない。値上げしたくてするわけではなく、この業種を残すためにあげなければならない。

ポリエステルの折り畳み傘にシルク印刷

ボタン1つで自動開封する折り畳み傘、こちらのカバーと本体にシルク印刷

 

傘へのシルク印刷は慣れている、ビニール傘、折り畳み傘、成形される前の傘のコマ生地、累計で恐らく1万、いや10万本は刷っているとは思う、それだけ頻度が高い。今日もビニール傘へのプリントが入っている

1つ1つ製品が異なる

このお稲荷様ののぼり旗、白い空欄のところに2か所シルクプリント

 

1つ1つ白い余白の位置が異なっている、縫製品なので仕方が無いが刷る方は大変だ。白に黒プリントなので幸いにもやり方はある

 

まずは刷り台に黒で刷ってその上に透明テープをかぶせる。そうすると版が降りたときにどこにプリントされるかわかる。その位置にのぼり旗を1つ1つのせて、目視で調整して量産を刷る。そうするとほとんどがピッタリの位置にプリントができる。もちろん数ミリの誤差はあるが、見た目ではわからない。全くズレてはみ出るよりはましだと思う

 

 

ABS樹脂の成型品にシルク印刷

ABS樹脂、高さがある、そして中が空洞になっている。こういう成形物は難しい、印圧で凹まないように中にジグ、そして位置合わせのジグ、完成品を見れば簡単そうに見えるが、実際はまったくの逆だ。

 

消せない、NGが出せない、市販されているような製品ではない。こういうものは正直やらないほうがいいが、、、今年になって既に3社の廃業の連絡がきた。どこも高齢者でもうできないというらしい。

ザイロンという素材にシルク印刷

ザイロンという旭化成の変性PPE樹脂、かなり特殊な素材らしいが、それ専用のインクがある、セイコーアドバンスのSG75というインクだ。こちらの製品に継続してプリントする案件があり、簡単ではない。

 

高さのある成形物なので苦労する、1面だが4工程でプリント、なんだかんだもう5年ほど継続している案件であろうか、今後も続くと思われる

レザー風のタグにシルク印刷

レザー風、合皮かPUなのでインクはSG740、枚数は90枚程、小ロット。急ぎの案件で明日までだが、製版は終わっているので今日プリントすれば明日には搬出可能

 

明日からまた世の中はGWで連休になる、天気が良いのでどこも混雑するであろう。飛んで火にいる夏の虫にならないよう、私はそのまま工場で仕事をしたり、近場で一人キャンプしたり、食事を作ったりと過ごす予定になっている

ハンディファンにスクリーン印刷

夏場に向けてのアイテムであろうか、ハンディファンにプリント。かなり大きな面積で表面に特色で1色。この製品はジグがしっかりとできていないと滲んでしまう。専用のジグが欲しいが、めったに来ない製品なので自家製のジグで対応する。完全に綺麗に刷れるまで数個NGだったが、これは仕方がない。

 

ジグの重要さは刷る職人にしかわからない、平面度がしっかりと出ていないとNGだ。 今日から5月、だんだんと暖かくなってきている感じがする

クルリトのエコバッグ

Marklessの製品でクルリトというものがある、お洒落でもらったら嬉しいなと思うエコバッグだ。こちらにシルク印刷1面1色 白で刷る。

 

100枚程、弊社の得意な小ロットだ。 今日明日は新潟を不在にするが、どうしても参加したいイベントがあるので、札幌まで飛ぶ。新しいトキエアーを使い、午後からのイベントに参加。土曜はすこしだけ札幌を歩いたりして、夕方の飛行機で戻る

 

GWはどこも混雑するであろうし、高速道路も割引が無いので仕事をしたり、山菜採りだったりと、地元で過ごす事になりそうだ

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