印刷ブログ
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クリヤーファイルにシルク印刷

クリヤーファイルにスクリーン印刷、1色でこういった案件は単価が安くないと通らない。物価が高騰しているので単価の安い案件を続ける事が難しくなってきている。いずれ無くなるであろうと思う。

 

数年前まで不織布を安く刷っていたが、もう続けられないと思い単価を倍にしたら来なくなった。インク、溶剤、人件費、検品梱包まで含めるとあの単価でやっていれば既に赤字になる。赤字の事業を継続する意味があるのか?と思っていた。忙しく動き回っていると勝手に売り上げがたっていると勘違いしてしまうが、しっかりと計算すると赤字だ。それでは会社として存続はできない

 

今の世の中なんでも安い!といまだにラジオCMで流れるが、いつになったら安売り合戦がとまるのかと思ってしまう

傘の2面にスクリーン印刷

今回の案件は2面、対面でプリントを行う。なんら難しいことではなく、1面刷って180度まわして反対側に刷ればOKだ。間違わないようにすることが大事で、それ以外は特に問題は無い、むしろほとんど時間をかけずに2面を刷れるので利益率は高くなる。

 

以前8面をやったことがあるが、これは大変だった。それも8面全て異なるデザインなので8工程、流石にリピートは無い。今日は貴重な晴れ間、明日には大型のクーラーボックスが到着するので、今日中に傘の案件を仕上げなければならない

 

黒にオレンジ

黒い袋にオレンジのプリント、そのままでは必ず色負けして沈んでしまう、少し白を混ぜて調合すればほとんど沈まないでオレンジが再現できる、ベストは白を刷って重ねればよいが、ズレが出るしそこまでの予算が無い場合が多い。

 

なんでも工夫すればよいが、最近雛形と決まった事以外のやり方ができない、という人がおおいような気がする。版の大きさが決まっているのでそれより大きなプリントができない、と言われた方がいた。

 

ABS素材にスクリーン印刷

大きな手鏡、素材はABS。  ABS用のインクはあるが、アルコールに弱いのであまり意味がない。であればSG740に硬化剤を入れればそちらのほうが密着が良くなる。

 

いろんな種類のインクがあるが、全部揃えるのも大変なのでSG740で対応できるならばそのほうがありがたい

習字の紙のようなものにシルク印刷

こういう紙はNGが出せないので予備が必要だ、最初から切れていたり汚れていたりなどの個体不良もある。紙印刷会社さんの場合は必ず予備を付けてくれるが、そうでない場合はなぜ予備が必要かを説明しなければならない。

 

1枚NGが出て後日やり直しをするよりは、いっきに流して予備をはじいたほうが良い。という作業効率もある

不織布にスクリーン印刷

いつも通り、インクはIOP22で白なのでコンクホワイトを使用。中板を入れないでOKな場合は早く刷れる、それなりのコツをつかめば中板無しでも問題なく刷れる。

 

単価が低いのでできるだけ効率よく刷らないといけないのが不織布だ

急ぎの木札 スクリーン印刷

昨日到着して、新版で急ぎ、明日納期。幸いにも自社製版ができるので問題は無いが、あまり急ぎだらけだとパンクしてしまう。他の案件をStopして割り込むことになるので、それだけしわ寄せがやってくる

 

幸いにもそんなに難しくはないので、朝に朱赤を刷って夕方に黒をすれば終わる。こういう急ぎで特急料金があればもっと嬉しいなぁ。。

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