連休前より別の仕事で海外に行くことになった。地元長岡市の長岡国際ビジネス研究会の仕事にもなるとは思うが、新潟の地酒の海外PRと販路の状況確認、そして具体化するための動きをすすめている。
地元でも老舗ではある某醤油組合の方をお連れし、東南アジアを飛び回ることになっているが結果をある程度出さなければならない。
幸いにも日本が連休、そして急ぎの仕事を済ませてあるので、帰国後もスムーズに流れるとは思うが、いつ何がどうなるかはわからないので、遠隔でもできるだけの事ができるようスタンバイもしている。
昨晩は遠い中国からの来客があった。目当ては印刷ではなく、地元長岡市(新潟県)の食とお酒である。海外での日本食ブームと無形文化遺産登録、そしてヘルシーということもあり、順調に伸びているようだ。
なんとも景気の良い話なのでこちらもなんとかしなければと思いながらおいしいお酒を飲んでしまった。かなり飲んだので今朝はギリギリ、ちょっと妻の機嫌も悪いかもしれないが、これが仕事だと言い訳に思ってしまう自分がどうであろうと思ってしまう場面もある。
難しい印刷の材料が今朝搬入されたので、明日の午前中に完成できるよう、今日のうちに段取りをしておかなければならない
今週は出入りが激しい、特に忙しいわけでは無いが、忙しくないからなんとか仕事や稼ぎ先を探している。水曜の夕方までは別の仕事で出ている事になるが、自営業なので何とかしなければならない
明日か明後日には難しい大きなパッド印刷の案件がやってくる。その下準備を行うが、納期的に2日ほどしかない。搬入され翌日の夕方までには仕上げなければならないので、下準備がものを言うであろう。
様々な案件がやってくるようになったが、常にチャレンジ、テスト、試行錯誤の繰り返しとなっている。印刷機械の見本市等も年に1-2回視察してはいるが、機械を入れる程の大ロットの需要が無くなっている。それは全て国外にでていっているので、機械メーカーも国内で展示会などせずに海外で展示会をやった方が良いとは思う。
今朝は4時に起き、いろいろと始めているがやはり朝が一番頭の回転が良いと感じる
ゴルフボールへの印刷があったが、製版をしセットアップをしたらかなり調子よくできたので、そのまま土曜の夕方に終わらせることができた。
製版でブリッジを3%程かけて印刷したら綺麗にまっすぐに見えるようになり、あとは色と硬化剤、40個が黒で20個が青、それも調色しなくとも生の色で良かったのですぐにできた。
色変えもほんの5分ほどの洗浄で終わり、トータルで1時間ほどで全てが終わった。10日のコンペまでに必要なボールだったらしいが、お店に頼んだらメーカーに依頼してから2週間かかるとの事で間に合わなかったとのこと。
メーカーの回答もどこも同じような納期で実際のところはすぐにできるとは思うが、いつも2週間というディフォルトスタンダード的な納期回答がやってくる。弊社は受け取ったその日のうちにデータ作成、製版、翌日には終わっていた。硬化剤が入っているので乾燥まで時間がかかるがそれでも週明けにはお渡しすることができる
地元新潟では新米の時期になってきた。昔は農家がそのままJAへお米を納めてそれが市場に流通する形であった。その際もほぼどこでもあるようなPPの袋か紙の米袋で売られているままであった
近年それが変わってきている。JAに頼らず農家独自で直接販売をしよう、又はお米屋さんが独自のブレンドとパッケージを使い販促している光景を見る。
弊社でも数年前から米袋へのシルクスクリーン印刷を手掛けるようになった。小ロットなので1種類で30-50枚、図柄が違うものを数種類。米袋専用の印刷(恐らくグラビア印刷であろう)ではこのような小ロットに対応できない。
シルク印刷ならば10枚でも5枚でもできる、それにインクも密着が良い。
米袋や米箱への印刷、可能です。米どころ新潟ならではの印刷にアイディア、デザイン、小ロットより実現できます
ゴルフボールに名入れ印刷ができないか?という問い合わせがあった。ゴルフボールには何度も印刷をしているが、注意点が多少なりともある
1.インキの選択(硬化剤をいれなければショットのインパクト時にあっけなく剥がれてしまう)
一度試験をするためにあるメーカーのインキ+硬化剤を使い印刷したものを近くのゼビオというスポーツ店に持ちこみ、室内ショットをさせてもらった。ゴルフは昔やったことがあるので、ドライバーを1本借り、インパクトの来る部分を思いっきり何とも叩いてみた。結果剥がれる事は無く合格と判断。(よくある ダフッタ というインパクトだと恐らくインキは落ちるが、ボールそのものが変形するので仕方がないと思う)
通常メーカーはオーバーコートをしてあるのでメーカーの印刷部分は落ちないが、同じにするにはそれなりの設備とお金がかかると思われる。
2.データのブリッジ
球体に印刷することになるので、データを180度の線のままで印刷すると歪みがでる。データにブリッジをかけて故意に湾曲させて製版をしなければならない。この具合が難しい、1回でできる場合もあれば2-3回版を無駄にしてようやく綺麗になる場合がある
といったところであろうか
インキ密着に関して、メーカーのHPを参考にする場合が多いが素材によっては密着するインキがわからない(不明、該当無し)と出る場合がある。
その場合は密着試験を依頼することができるが、それでも不十分な場合が多い。
こちらとしてはかなりのインキの数が揃っているメーカーにそれなりの試験をしてもらいたい意味で密着試験の依頼を出すが、返ってくる答えが全てNGとなった場合はあきれてしまう。NGなのはわかるのでそれではいったいどうすれば密着するのか?を教えて欲しいが、そういった回答は今までに受けたことが無い。
なんとなく機械的な作業をし、密着しなければNGで返送してくる。それでは解決になっていないので、最後は自力でなんとか解決策を見つける事になる。今までどうしても密着しなかった素材が数種類あったが、その他はなんとか密着させることができている。
メーカー頼りにはできない、やはり最後は全て自分で解決しなければならない。これは全ての仕事で共通している事だと思う