印刷ブログ
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米袋の季節

以前は皆無であった農家独自の米袋や箱のデザイン、近年は農協に頼らないで自分で作った米は自分で売る、という動きが感じられる。

それでも農家1軒で出せる米は限られ、よくある農協の米袋やPPの袋に印刷するとなると恐らくグラビア印刷、枚数も何万枚(又は100mといった単位)であろうと思う。

100枚や小ロットで印刷するとなればシルクスクリーン印刷がベストになっている。弊社でも50枚や100枚、独自で販路を開拓しようとしている農家さんの印刷をやっている。

こういった直で売る、自分の商品は自分で売る、という動きがますます活発化することであろう

kome

丸いボトルに印刷

写真のような丸い円柱のボトルに印刷をした。これも弊社の強みである小ロットの回転印刷によるものです

予定ロットは30個程、通常の印刷屋さんではまず断るであろう成形物にロット数、弊社はこういった小ロットを喜んで、それも得意としております。

小ロットの回転印刷、おまかせください

maru

難しい印刷程チャレンジしたくなる

ここのところ難しい曲面印刷や回転印刷の依頼が多く入ってくるようになった。

既存の機械やインキジェットでできるような案件であればどこでもできるが、そうでないものは全てアナログ方式で治具を作ったり試行錯誤をしなければ印刷ができない。

こういった時間あたりいくらという勘定をする仕事は大手ではできなし、むしろやろうとは思わないのが普通だと思う。 自営業なのでいくらでも自分の時間を調整できる、ある意味効率を考えないでできる環境がなければ難しいとは思う。そうでなければ治具を作成、試行錯誤している時間が時給として換算されてしまうからだ。

今日もこれから回転印刷の治具を作ることになるが、これもどう結果がでるか楽しみでもある。楽しみながら仕事をしていると言えば失礼かもしれないが、楽しくない仕事をするのが一番つらいとは思う

ボール紙に印刷

市町村の会計処理をとじるような表紙、よく印刷します。

紙なのでインキは問題なし、しかし紙だと失敗ができません。機械に通せばよいのでしょうが、機械が嫌いな紙もあります。そのような場合はシルクスクリーンで印刷しますが、紙ほど緊張する印刷はありませんね。。。

kami

3連休

連休は仕事をしながらも合間を見つけて外にでたり他のことをやったりと充実した3連休になったと思う。

家の大工仕事や掃除など、寒くなる前に済ませたいことをやったり、月曜日は子連れで東京往復をしたが、下の子が早く起きすぎて早朝3時の出発となり、戻りが21時頃となった。体力的にはまだ大丈夫ではあったが、なかなかしんどいスケジュールでもあった

今週は引き続き印刷の試作や量産が決まった物などがあるので、少しバタバタするであろうが、気を引き締めてゆこうと思う。 いろんな方とお会いする週にもなりそうになる

インサートカップに回転印刷

インサートカップという喫茶店や簡易に使うコーヒーカップ(イベント等?)の容器に回転印刷ができないか? という問い合わせがあった

丸い物体を回転させて印刷するのは慣れているのでそれ程問題ではないが、今回の容器は特殊な形をしているので、回転治具を工夫しなければならない。木工で簡易治具を作成、2-3時間ほど調整に手間がかかったが、試験印刷してみたら綺麗に印刷ができた。

しかし取っ手のある容器なのでその取っ手が版にあたってしまい、希望の位置に印刷するには版を特別に改造するか、または受け治具を2種類作り、4工程(合計2色、2面)にしなければならない。ご希望の予算内におさめるには版を改造するわけにもいかないし、受け治具を2種類作って4工程というわけにもいかない。

なんとか2工程で終わらせるには希望の位置をほんの5~10°程ずらせばできる。そこを了承してもらえるか否かではあるとは思うが、予算内におさめるにはそれがベストだとは思っている

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野球ボールにパッド印刷

野球ボールにパッド印刷を行った。これは正直難しい:

素材: 天然皮革 (天然ものに密着するインキが無い、メーカーのロゴマークもテープ剥離であっけなく剥がれてしまった) とりあえず社内にある一番密着のよいであろうインキに硬化剤を混ぜて試験、それ程悪い結果では無かった。(100%とは言えない)

球体: 線を印刷する場合の角度の調整(データブリッジ)が難しい。これは何度も行うと版代がコストでかかってしまうので、2-3回でやらなければならない。

位置合わせ: 球体で目印になるような物が無い、ボールの縫い目も全て異なるような正確なものではないので、1つ1つ位置が微妙に異なってくる

ということで今後はあんまりやりたくはない案件です(笑)、しかし上記の条件でも構わなければお受けできます

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透明インキで色を重ねる

紙の上に色を印刷し、その上に黒い印刷をのせたい、という案件があったが予算が足りない。大きなフィルムを出すだけでも1万円を超えてしまうが、予算が数千円。

それでは黒い印刷をインキジェットでおこない、その上に色をのせてはどうか? 通常であれば顔料が強ければ黒が隠れてしまうが、透明インキに蛍光パウダーを混ぜて印刷すれば、黒をつぶさずに上から印刷することができる。

写真ではわかりませんが、黒い線の上にインキをのせてあります

こういったコツや特殊印刷も手刷りだからできるんです。シルクスクリーン印刷、変わった案件などご相談ください

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アクリル素材にコンクホワイト1色

黒いアクリル素材に平面のシルクスクリーン印刷を1色、素材が黒なので通常のホワイトでは色負けしてしまう。

そこで白の顔料が多いコンクホワイトを使い、印刷。そうすることにより白の強みが一層と強く出る。

アクリル素材にはいろいろなインキが使えるが、弊社はよくセイコーアドバンス2500を使い、それで印刷。

2種類、合計100枚、先日に持ちこまれ即製版、即印刷。翌日には納品できる。スピードも勝負、自営業ならではの強みです。

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大きなシルクスクリーン印刷可能です

今は殆ど恐竜か化石と言っても良いであろう仕事になっている大型のシルクスクリーン、弊社ではいまだに現役でできる

写真は弊社のなかでもかなり大きいという版を自社製版し、印刷しているところだ。ここまで大きな印刷はもう99%がインキジェットにとってかわっている時代ではある、が、しかしそのうちの1%はどうしてもインキジェットではできない材質、やりたくない色合い(色の濃さ)、出せない色(蛍光色等)となる。

妥協すれば良いのであろうが、妥協したくないデザイン、案件、プロジェクト等が世の中にはある。それを実現させるためにはアナログなやり方、シルクスクリーン印刷の手刷りで再現するしか方法が無い。

もちろんインキジェットでできる事は機械でやってしまえば楽であろうが、枚数が多い場合とデザインによってはこのような大きなシルクスクリーン印刷でもインキジェットの価格より安くできる場合がある。世の中ではインキジェットの方が安いだろう、というある意味デファクトスタンダードができあがっているので、インキジェットの価格とシルクスクリーンを比較する方は殆どいない。 逆にシルクスクリーンの価格をインキジェットと比較する方は多いであろうが、弊社のような自社製版できる印刷所の価格と比較すると驚かれる場合が殆どだ。

シルクスクリーンの版代は以前と比較すると安くなっています、ご遠慮なくお見積お問い合わせください

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