印刷ブログ
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新潟の酒を世界へ

印刷とはまったく関係がない表題ですが、昨晩は新潟の日本酒を世界へ広める、ということで某有名な(新潟県では?)お酒ミュージアムの方と会食をしました。

今までの日本酒のありかたではなく、モダンなそしてファッショナブルに、ということで熱く議論をかわした夜でした。ラベルだけではなく、直接印刷をすることにより高級感が増す、印刷の持つ付加価値を使える場でもあったかと思います。

毎日いろいろな印刷案件、いろいろな出会い、異業種の方との会合、刺激がある毎日が楽しいと感じています 

未処理PPへのインキ

何週間か前にとある地元の金型屋さんより未処理のPPに印刷をしたい、という依頼があった

弊社にあるPPインキでは密着せず、液体により下処理を行ったが数量を考えるとそこまで手間暇をかけれない。まして単価が安いので下処理をしているわけにもいかない。

未処理PPに問題なく密着するインキが確認できた。これでそのまま印刷ができ、効率があがる。

しかしすべての未処理PPに密着するわけでもない、PPでもいろんな素材に製法、光沢があるので、やはりすべての素材において密着試験は必要だと思っている。

PP素材への印刷、ご相談ください

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フラスコ風のボトルに印刷

サンプル依頼があったのが、写真のようなガラスのフラスコ風、こちらに桜の柄を印刷してほしい、という内容。

ガラス印刷はあまり好んでやりたくはないが、インキの密着が完璧でない事を了承いただけた場合や1回限りの商品などであればシルクスクリーンやパッド印刷のインキで十分間に合う。それも小ロットになるので、どうしてもガラス専門の印刷では受けてもらえない場合が多い。

写真は3度重ね印刷をした結果、やはり治具が完璧でないので多少ズレている。ひとまずサンプルでどうなるのか?を知りたかっただけのようなので、ズレは承知の上でやってみた。

あとはこんな感じでよければ本格的な見積もりと量産の計画を練ることになるであろうが、それまでに治具をやりなおしせば重ね印刷も問題はないであろう

glass

急患 サッカーボールにパッド印刷

先日の夕方に急ぎの名入れ依頼があった。急患とも言って良いかも知れないほどの急ぎで、昨晩に入稿、本日の午後までに欲しいという程のスピードである

案件はサッカーボール20個程に名入れ印刷、別の業者でやったそうだがお粗末な結果だったらしい。急ぎで版を作り、試し刷り。インキが合わなかったので別のインキに変えたところ問題なく密着。インキはSG740の硬化剤を入れないタイプ、密着は問題なかった。

あとは色の濃さと配置の調整、治具を作るだけとなったが、治具もなんとかありもので朝の1時間もしないで完成。そのまま量産へ入り先程なんとか終わった。

恐らく今までで最短のパッド印刷、難易度もそれ程ではないが幸いにも治具がスピーディにできたので良かったと思う。

サッカーボールへの小ロット印刷、お問い合わせください

soccerblog

ガラス製のフラスコ風

写真のようなフラスコ風のガラス製デキャンタ、こちらに桜吹雪風のマークを2色で印刷できないか?というご相談。

もちろん可能です、印刷面積にもよりますがパッド印刷でやれば2色問題なくできます。幸いデザインも2色でのせる感じなのでストレスなくできそうなデザイン。

本数も最初は小ロット、あとはインキと焼き付け。完璧に密着することが条件であればガラス用のインクを使い、高温の600℃くらいで専用の印刷、しかし小ロット対応はしていないであろう。

試の印刷、とりあえずやってみたい、という感じ。そのような試作、小ロットのガラス印刷、お問い合わせください

glass

回転シルクスクリーン印刷

ここのところ問い合わせが増えているのが回転シルクスクリーン印刷の小ロットとなる。平均すると100個前後だが、恐らく半自動の機械をもっている業者ではやりたがらないロット数なのであろう、巡り巡って弊社のような小さな印刷工場にたどり着く方が多い

回転シルクスクリーン印刷の一番のカギ、又は面倒な部分は治具とセットアップだと思っている。半自動の機械を動かすのに100個くらいの個数では割に合わない。と判断するのは当然の事だとは思うが、一番ニーズが多いのが小ロットの回転シルクスクリーン印刷だと思っている。

幸いなのかわからないが弊社は自営業なので治具作成に使う時間を時給換算などせず、私が勝手に趣味で楽しんで治具を作っている。治具が出来て綺麗に印刷できるとこれまたうれしい、その工程を楽しんでいるので小ロットでも全く気にはならないし喜んでお受けしている。

これが大きな会社ともなれば効率と費用を計算され全て引き受けない案件となるであろうが、小さい工場ならではの強みかもしれない。小ロットの中でも300-500くらいのロットになれば一番ベストではあるが、小ロット対応を得意としているのでどんな個数でもお問い合わせ頂きたい

色数の少ないシールは

色数が1や2色、又は3でも4でも可能だが、単色に近いシールを多くする場合はシルク印刷が向いている場合が多い。

多い数といっても何万枚ともなれば専用の機械の方が良いであろう、しかし100枚、500枚といった中途半端な枚数の場合はシルク印刷で仕上げ、断裁や抜型を使い抜けば安く仕上がる場合が多い

写真は単色1、2種類で各100枚、円形に型抜き。 シール印刷、シルク印刷対応できます

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新しい週が始まった

週末は久しぶりに仕事が少なかったのでほぼ丸2日間、土日と子供と時間を過ごしていた。気づけば土曜と日曜、ほぼ朝から晩まで電車に乗っているだけであったが、動くものが好きな子供にとっては嬉しいじかんだったとは思う。

幸いな事に私も乗り物が好きで電車に乗っている時間は苦にはならない。人様が運転しているので大好きな日本酒も堪能できる、雪景色を身ながら安いパック酒ではあるがかなり美味い地元の日本酒を2-3合嗜む。これほど贅沢な時間は無いと思いながら週末を過ごした。

途中お土産やさんなどにも立ち寄り、シルクスクリーン印刷されている物やパッド印刷らしきものを見たりしては世の中やはりいろんな物に印刷がされていると感じた。それこそ終わりの無い需要だとは思う。たった1つの中国製の100円以下のマグカップに会社のロゴやブランドのマークを入れるだけでそれが倍以上の価格で販売されている。

印刷という触れない技術かもしれないが、その付加価値は計り知れない。今週もどのような印刷依頼がやってくるのかワクワクしながら仕事に励むことになるであろう

普通のダンボールにシルク印刷

小ロットの典型的な印刷となったかもしれない。

普通にどこのホームセンターでも販売されているようなダンボール、そこに2色のシルク印刷を行う。

インキジェットではダメらしく、どうしても作成しなければならないのでシルク印刷で。

フィルムも製版も自社でできるので、それ程高い印刷代にはならない。

それよりも紙、、、失敗できない素材という方が気になる(笑)

ダンボールへの小ロット印刷、可能です

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陶器へは完璧ではないが、、

陶器のコーヒーカップやマグカップへの小ロット印刷はどうしても回転シルクスクリーン印刷、又は印刷面積が小さければパッド印刷で行う事になる。

よくあるガラス瓶やマグ、お猪口等はそれなりの専用のインキと高温窯があり、600度くらいまで温度を上げインキと陶器を一体硬化させる方法となる。そのような手法で100個や50個の小ロット印刷はどうしても受けてもらえないと思う。(通常の回転シルクスクリーンやパッド印刷でも50や100はかなり受けたがらない場合が多い。。。)

弊社は小ロットを得意としている、高温の600度の釜は無いが、それなりに密着するインキを使い、70-80℃くらいで焼き付け、必要であればストーブで焼き付けすれば100℃を超える。

セイコーアドバンスの#1000インキ、又は1300や1600という高性能のインキもあるらしいが、そこまで必要か?という感じもある。弊社では通常#1000インキと硬化剤を使い印刷している

600℃の一体硬化型はいくら洗っても落ちないが、シルクスクリーンでやった場合は長年使っている間にだんだんと落ちてくる。それを承知でも問題がなければ印刷は可能だ。しかし何年、何回使えば落ちてくるのか、、、という質問に対してはお答えすることができない。どんな洗剤、使用環境によって異なるからだ。印刷後の乾燥の経過日数にもより密着度は異なる

ロット数と予算があれば専門の業者に依頼すれば良いであろうし、ロット数が少なければシルクスクリーンかパッド印刷での対応がベストだと思っている。

写真はパッド印刷で試験、かなり強く爪でこすると剥がれるが、そこまで強く引っ掻く人もいないであろう、、、という力で引っ掻き続けた結果となる。 

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