印刷ブログ
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急ぎの週になりそうだ

少しだけのんびりさせてもらったので今日からはたまっている案件をどんどんこなさなければならない。夜更かししてでも仕上げる気持ちで取り掛かることになるが、体だけはこわさないように気をつけようと思っている

特にインフルエンザがはやっているとのことなので、十分に気をつけなければならない。ここ十何年以上もインフルエンザのワクチンは打っていないしかかってもいないので大丈夫だとは思うが、いつ何がおきるかわからない。

今朝は早速急ぎのパッド印刷から仕上げることになる、午後は他にもやらなければならないことがあるのでフル回転させなければならない

安心、安定は無いと思っている

自営業をしているといつも思うが、安心安定という世の中の理想は全く存在しない、ということだと思う。弊社は家族でやっている印刷工場なので従業員はいない。親子二人でなんとかきりもりしている本当に小さな印刷工場といってもよいであろう。

毎月の売り上げがどうなるのか、それは全く読めない。来月の飯が食えるのかと言われれば100%大丈夫だともいえない、ましてや失業保険などないので仕事がなくなってもとりあえず保険でなんとかなる、という安心感もない。常に自分でなんとかすべてを切り抜け、売上(仕事)を継続させ、案件をこなし、そしてなんとか仕事を増やそうといろいろなアイディアや努力をすることになる

年金に頼ろうともしないので日本政府になんとかしてもらおう、ということも考えない。最後は自分のことは自分でしか面倒がみれないという危機感を若いころからもっているので、大企業に勤めるとかいうことも考えない。

世の中のニュースやいろんな方と話をしているとどこか他人頼りになっている気配がしてならない。大企業でも銀行でも破たん寸前になれば政府が介入し、税金を注入して救済する。こんなニュースを見るたびに大企業の経営者は経営者と言えないのであろうか、と思ってしまう。日本は中小企業が国を支えているといってもよいであろう。この先日本のおかれている状況はどんどんと厳しくなると思う、自力で生きることができるように用意しなければならない

小ロットはいまだにニッチかもしれない

ニッチといえば技術かもしれないが、シルク印刷やパッド印刷に限って言えば小ロットで1個から~100個くらいに印刷できるのもニッチと言えるかもしれない

毎回思うのがどこかで断られた案件でできない印刷のほかにロット数が少ないということで断られることが多いそうだ。いまだに10個でもできますか?という案件があるが、弊社は喜んで受けたいロット数でもある。逆にロット数が多い案件はいずれ新興国に行ってしまう、印刷は人件費がほどんとなので大きなロットの案件はどうしても人件費の安い海外へ、もしくは都内や首都圏で割高だと思われる案件は地方都市へ向かえばよいと思う

東京には月に1回出ているが、首都圏の求人を見ると時給900-1000円といった広告が多い、それでも人があつまらないそうだ。一方地方では最低賃金の700円あたりから800円がほとんどで、2割もの差が出ている。それだけで印刷単価が下がるかもしれないが、首都圏と地方都市で2割の価格差が出るといってもよいかもしれない

今後も増え続けるであろう小ロットの印刷、お気軽にお問い合わせください

数年に1回はのんびりと

正月にほとんど休まずに働いたので今週の後半は少しだけ羽伸ばしで休むことにした、実際の印刷はできないがもう1名いるのでなんとかなると思った。データ類の加工やメール処理などは遠隔でもできる、急ぎの案件も幸いになく2月は例年多少暇になるのでそれを狙い以前から計画していた。

子供家族を連れ出しのんびりと、出先でも職業病なのでいろんな印刷物を見つけてはどう印刷されているかを見たりどうやって印刷しているかなどを考えて参考にしている。たんなるのんびりではなく、いろいろな成形物、特に難しい印刷物へのサンプルなどがあれば大いに参考になる場合が多い

3月は毎年の決算期で多忙になるので今からできることを前倒しで行い、3月にむけて用意をしようと思う

メニューブックのような物に印刷

写真のような喫茶店かしゃれた美容室においてありそうな合成レザー風のクレジットカード伝票をいれるような物の表面にお店の名前を入れたい、ということでテストをしてみた。

写真を公開できないのでなかなか説明は難しいがもじるいは6-8ptほどなのでかなり小さく読みづらいくらいの大きさであるが、ロゴはそこそこの大きさであった。

最初はシルクスクリーン印刷でやってみたが、表面が凸凹しているのでなかなか小さな文字が入らない。ということですぐにパッド印刷に切り替えテストしてみたが、そこそこ印刷が再現できている、しかし100%とはいえない。彫が深い表面なので硬いパッドとやわらかいパッドに変えて両方テストしてみたが、やはり綺麗に入らない。あまり強くパッドを押してしまうと文字がつぶれる可能性があるが、かなりの強さで押してみた。

こうなると解決策はデザインを変えるか商品を変えるかのどちらかになってしまう。そこそこの凸凹でもパッド印刷であれば名入れはできるのだが、今回の凸凹はかなり深いのでNGとなってしまった

menufile

1個の賞状盆に印刷

学校で使うような賞状を入れる盆、うるし素材の表面処理がされているもの1個に名入れ印刷を行った。

1個だが製版をして、位置決めをし、印刷する。多少淵の部分が出っ張っているのでシルクスクリーン印刷でOKなのだが、場合によっては流れがでる可能性があるので、ひとまず透明テープを貼り練習をしてみた。

ちょっとしたコツを使いながら練習したらそれが当たった模様なのですぐに本番にとりかかり印刷を終えた。漆の表面加工がされているのでインクには硬化剤を入れ、念入りに3日ほどおいてから納品しようと思う。

1個という超小ロットではあるが、おそらく首都圏のシルクスクリーン印刷屋さんの版代より安く仕上がっているとは思う。小ロットに関して言えば版代などは考えずに1式いくらというお客様のご予算に合わせて仕事を行うようにしている。

小ロット1個でも喜んで印刷いたします。

shojyo

寒波が戻ってきた模様だ

今朝からまた雪が降り始め、今週も雪マークが続いているが、先月の大寒波のようなドカ雪にはならないであろうと思っている。

今週も少々難しい案件が続き、小ロットものが多い。先日は子供をつれて電車の旅を楽しんできた、やはり電車に揺られるのが一番ラクで、なによりも大好きなお酒を楽しむ事ができる。

今日もいろいろやることがあり、月の初めとして忙しくなるであろう。あまり寝る時間もないかもしれないが、夜の会合もあったりと初日からバタバタすることになりそうだ。こういったときこそ体調管理をしっかりしなければならないと思っている

無理や不可能ではなくどう解決するか

昨日は午後の2時間ほどだけ毎年行っているビックサイトのPrintable Electronics見本市をみてきた。毎年開催されており、いつも使っているインク会社が2-3社ほど出展しているので、毎年見に行くようにしている。

2時間ほど見てまわったが、シルク印刷やパッド印刷関連の企業は5社いるかいないかで、あとはあまり関係ないブースだったが、一応なにかの刺激と勉強ということで軽く全てをみて回った。

既存のインクメーカーの出展物も昨年とほぼ変わらずに目新しいものがない印象だった、それだけもう何もないのかアイディアがないのかもしれないが、あまり興味をひくものがなかった。ほとんどが大ロットの工場向けのものばかりで小ロットを解決するような小道具もなかった。印刷技術やアイデァはもう海の向こうしかないのかと思い、Drupa見本市に行く航空券を格安で予約した

ビックサイトの反対側のホールでベンチャーブースが立ち並んで10社ほどいた。ベンチャー=新しいアイデァがあるので私は全てみて回ったが、なぜこういったところに人があまり集まらないのかと不思議に思ってしまった。みな大企業のブースで演説を聞いたり商品を見たりする人だかりはおおいが、ベンチャーのこれからの技術というものにあまり興味がないのかもしれない。

いろんな案件がくるが、無理だとは言いたくはない。まずは挑戦すべきであり、それからどうする、ああするといったアイデァがでてくると私は思っている。

今日も2件ほど悩まされる素材と形状の印刷試作をしているが、果たしてうまくいくかは来週結果がでるかもしれない

ボタンにパッド印刷

スタジャンという衣料のボタンに印刷ができないか?という問い合わせがあった。

通常ボタンには彫りが入った凹面加工がされているが、その最低ロット数が大幅にUPしたらしい。個人デザイナーさんであれば何千個もいきなり作成はできない、せめて数百といった単位だとは思うが、メーカーが対応してくれなければどうにもならない。

パッド印刷で印刷すれば1個でも10個でもできる。今回はとりあえずの試作で10個だけボタンに印刷をしてみた。素材が鉄だかアルミ風だったので念には念をいれて1690インクで印刷、150℃の焼付けを行っておいた。

小さな文字なので網掛けで製版をしたので文字は綺麗に再現できていると思う。ただ小さなボタンなので取扱いが大変だった。淵ぎりぎりの印刷なので指で接触してしまう可能性もある。

ボタンへの小ロット名入れ印刷、お気軽にご相談ください
butan

白を濃く、そして真っ白に

インクジェットで白が出せる機種がでているそうだが、その白の濃さを見た事がない。おそらくシルクスクリーンの白と比較すると相当薄い白であると思われる。

色紙に白を印刷するとなればシルクスクリーンで印刷すれば再現ができるが、それでも白100%にはならない。紙はインクを吸い込むので一度だけでは地の紙の色が出てしまう。

弊社ではQセットインクの高濃度白を使い、一度印刷した後に乾燥させ、そしてその上にもう一度白を印刷する。これで白80%くらいになるとは思うが、もう一度(つまり3回重ね刷り)印刷すればほぼ99%白を再現できる。

写真は色紙にとりあえずどのくらいの白の違いがでるのかをお客さんに見てもらうためにためし刷りをした画像。右が1回だけ、左が2回重ね刷り。画像では見づらいかもしれないが、あきらかに2回重ね刷りしたほうが白が濃く見える。

作業効率を考えれば連続して2回重ね刷りすればよいのだが完全に乾燥していないインクの上に重ね印刷をしても色の濃さが出ない。なので手間隙ではあるが一度乾燥させ、その間に版を洗浄、そしてまた重ね印刷というやりかたをしている。

白の再現、濃度までこだわります。シルクスクリーンの白印刷、1枚でも可能です、お気軽にお問い合わせください
shiro

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