印刷ブログ
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布素材をもっと白く

布製品の場合は色が沈む、先週より何度か繰り返しているデニム色(ジーンズの青っぽい色?)のポーチに白でロゴ印刷をしているが、やはり白100%にはならない

熱をかけるインクや発泡インクを使えば白100%に近くなるが、設備を整えなければならない。恐らくそこまで高価な設備ではないと思うが、ノベルティ印刷の場合は単価が低めでリピートする率も少ない。同じ素材がずっと続けばよいがそういうことも無いので設備投資には慎重にならなければならない

幸いにも熱をかけなくとも布素材に白をできるかぎり濃く出せるインキを見つけてもらい、今はそれを使っている。一度刷りでは薄いので2回の重ね刷りでほとんど白90~95%くらいの再現ができる。

重ね刷りの場合はズレがでないように版をセットしなければならないが、これも工夫1つでできる。 これからある程度は布製品の白を自社でできるようになるので、印刷範囲が広まることは嬉しいことだ。1つだけ布製品は失敗ができないので、そこだけは気をつけるようにしなければならないと思う

ink

ポリエステル素材へ

今日はポリエステル素材への印刷テストを行う。SG410というインクに硬化剤、インクは白の濃度が高いコンクホワイトをしようすることになるが、恐らく白の再現性がかけるとは思う。良くて60-70%の色合いかもしれない。 エコバッグでスーパーの買い物で使うような簡単なものに見えるがインクはしっかりと密着させなければならない

メッシュは一応80と120で用意してあるが、文字列が細かいので80メッシュでは綺麗にできないかもしれないが、だめもとで製版をしてみようと思う。

撥水加工がされているかもしれないので、硬化剤も使いテストをして週末に剥離試験を行い、問題がなければ来週から量産で印刷をしようと思う。今まではポリエステル系の素材は避けていたがここにきてそうも言っていられないので木綿、布のノベルティやポリエステル系のノベルティへの印刷にもチャレンジをしている。今のところは問題は無い、布用の超高濃度白インクも入手したのでそちらでのテストも楽しみになっている。

いつも変わらぬ印刷では飽きてしまい、そして技術の向上につながらない。常に新しい素材、形、方法で試すことにより日々充実した時間をすごせるのかもしれない。これは私の性格なのでどうにもならないのかもしれないが。。。

bagopen

Meister磨きタンブラー ステンレス製

新潟県の燕三条地域にある磨きマイスターというブランドのステンレス製ビールグラス?らしき成型物に回転シルク印刷、極小ロットの7個が完了した。

最初の焼付けが70度ほどで焼付けが足りなかったので、温度を100度まで上げて再度乾燥させた。一番最初に印刷した時の左右の誤差が0.5mm~1mmほどあったので再度印刷をして均等に仕上げた。

極小ロットではあるが、記念品としてシールではなく印刷されていれば洗っても残る。どういう記念品だかは公表はできないが、もらった人は喜ぶであろうと思う。

写真のKENMA meisterは印刷ではなく、恐らく腐食エッジングかなにかだとは思う。

ステンレス製のタンブラー、印刷は可能です
meistermeister2

木綿素材へも、、、

木綿のバッグのようなものがあるらしい、弊社ではあまり布製品(特にアパレルのシャツなど)は印刷はしないが、ノベルティ関連の布製品の小物であればなんとかなる

そもそも同じシルク印刷でも布製品への印刷にはインクや紗張りが異なり、言ってしまえば全くことなる設備に工程でもあるかもしれない。特に白を印刷するとすぐに差が出てしまう。油性のインクでも白は再現できるが、布製品だとインクの沈みが激しく白を白と呼べない場合が多い。

そこは重ね印刷やいろいろな方法で解決することはできるが、やはりアパレル専門のインクを使ったほうが作業性も良いし仕上がりも良いとは思う。

弊社にもたまに舞い込んでくる布製品、最近はノベルティ関連が多い。黒1色であれば代替インクがあるのでなんとかなるが、白がくると参ってしまう。最近はいろいろな方法で解決策をあみだしているので、ノベルティ布製品への白印刷もすぐにできるようになるとは思っている。

それよりは凹凸のある成型物や局面印刷のほうが随分と難しい。難しいことに常にチャレンジしているので、平面の成型物であれば一工夫やインクを変えることですぐに印刷できる術は身についているとは思っている

poch

MIGAKIタンブラーへ極小回転シルク印刷

新潟県にはMIGAKIというブランドが燕三条地域にあり、そこでタンブラーを作成している。

タンブラーの製造までは燕三条地域でやっており、そして印刷も恐らくできるとは思う。しかし今回弊社に舞い込んできた案件は極小ロットの限られた予算での7個のMIGAKIタンブラーへの名入れ印刷だった。

個数が少ないのである程度の値段がかかるとは思うが、クライアントの予算に合わせて印刷を行い、そして納品まで行うことになった。 7個の印刷のために費やす製版、冶具設定、印刷のテスト、焼付けは恐らく通常の印刷会社ではやらないかもしれない。

こういった極小ロットが得意な弊社は喜んで受けることになる。このような極小ロットでもシルク印刷でなければインクが密着しない案件も数多いとは思う。  写真の右側がタンブラー、ちなみに左側はアルミアルマイト加工されている日本酒のお猪口への回転シルク印刷及びパッド印刷の小ロットです

極小ロットの印刷案件、まずはお問い合わせください。

ochoko

これは使えるオーブンだ

ドライフルーツなどを作る事ができる市販のオーブンと温風乾燥機を買った。当初は妻の台所用品として買ったつもりではあったが、そのときに製品仕様を詳しく調べて印刷の乾燥機にも代用できると思い買う決断をした

他にも1万円ほどで家庭用のドライ乾燥機があるがサイズが小さい。小ロットでも少し大きめな乾燥機がないかといろいろ探して、少し割高ではあったが、それでも業務用の乾燥機よりは断然安かった。

土曜日にアルミ製のお猪口46個に回転シルク印刷と底面にパッド印刷を行い、この乾燥機を使って乾燥をさせた。アルミアルマイトが施されている製品なのであまり高温乾燥ができない、およそ70度設定で45分ほど乾燥、あとは1日ねかせて月曜には納品ができる。

小ロット印刷が増える中それに対応できる乾燥機も必要だが乾燥機メーカーのものは大きすぎるのであまり使い勝手はよくない

lohas

凹凸のあるタンブラーへの印刷は?

写真のような円柱形でも多少凹凸のあるタンブラーへの名入れ試作依頼があった。

まっすぐな円柱形であれば私の得意な回転シルク印刷でできるのだが、この形状だと回転シルク印刷には向かないのでパッド印刷でやることになる。素材が透明なので色の透けが出てしまうが、これはどうにもならない。パッド印刷専用のインキを使えばよいが弊社にはそのようなインキがない。

幸いにも白と特色の2色での試作で、白はコンクの高濃度白があるのでそれで印刷すれば透けがあまり出ない。もう1つの特色も白を混ぜるような色なので恐らく綺麗に出るとは思う。

100個の小ロット印刷でまずは1個の試作となるが、来週中には仕上げて送付したいと思っている

タンブラーへの印刷、形状にかかわらず可能です。まずはお問い合わせください

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布系に印刷

布類にはアパレルインクがあるが、それでも絶対にアパレルインキを使わなければならない、というわけでもない。某インクメーカーのインクを使えば沈みも少なく、特に黒であればほとんど沈まないで大丈夫だ

一番沈みが激しいのが黒い素材に白インクでこれは高濃度の白を使ってもやはり白100%にはならない。それはそれで仕方がないといえばそれで終わってしまうが、2度刷りをしたりいろいろな方法で解決策を探すことになる。

データの細さによっては2度刷りができない場合もあるので、それはあらかじめクライアントにお伝えして了承をえることにしている。

布系の素材へのシルク印刷、可能です

デラニウムというアルミ複合板には?

弊社ではデラニウムというアルミ複合板に印刷をすることが多い。メーカーよりはSG740に硬化剤が良いと聞いたが実際に印刷されているものを何年経過して見ると色によっては落ちている。

黒は落ちないが赤~白系はどうしても弱い。対候性のインクなので大丈夫かと思えばそうでもない。雨風そして潮風にさらされる地域では下手をすると1年ちょっとでインクが落ち始める。

MS8インクが良いと聞いたのでひとまずMS8に切り替えはしてあるが、黒はSG740のままだ。MS8でもどこまで協力なのかがわからない。弊社にあったもう1つのインク、VICで試験をしている。このインクが良いという話ではないが、一度刷ったVICインクをT-15溶剤でかなり強く擦ったが全く落ちない。もう落とす事ができないくらい強力にデラニウムというアルミ複合板に密着している。もしかするとMS8よりも良いのかもしれないが、結果がでるのに3年以上かかってしまう。

デラニウムというアルミ複合板印刷は継続しているので、3年後の結果によってはVICに変えるかもしれない。看板類には透明インクでクリアコートをしているので、5年前に印刷したデラニウムというアルミ複合板もいまだ全く問題なくインクが残っているのはわかる

デラニウムというアルミ複合板へのシルク印刷、お問い合わせください

deranium

寝てしまった

昨晩は帰宅後に子供を寝かせて再度仕事にとりかかり、名札の1色目を印刷しようと思っていたが連日の疲れからかそのまま寝てしまった。普段は仕事に戻り夜中近くまでなんだかんだやりながら最後は晩酌をして床につくのが日課ではあったが、昨日はほとんど呑まずに寝たので今朝の目覚めは快適であった

晩酌をした翌日としない翌日、それもその量で目覚めが全くことなる。普段は下手をすると4合瓶を1本近くあけるほど飲んでしまうので身体が重いのであろう。しかし好きな酒なのでついつい呑んでしまう。

今週後半も来客があり飲むことになるとは思うが、今週~来週にかけて月内の納期の案件があるので週末も返上して作業をすることになるとは思う。

今週もシルクの平面印刷、回転印刷、パッド印刷のすべてが入っており、それもほとんどが極小ロットの100個以下の案件になる。これが現在のトレンド、もしかすると将来のトレンドなのかもしれない。

極小ロットのシルク印刷やパッド印刷、お問い合わせください

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