印刷ブログ
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今週は流れ作業モノが多い

来週は地元長岡市の長岡祭りが開催され、大花火大会になる。8/2-3の2日間、今年は平日なのでそれほどの人ごみは感じないとは思うが、それでも地元企業は多少早めに仕事を切り上げて花火に向かうとは思う。

弊社は仕事は定時まで行い、特に早く終わらせるということも無く、ほんの1時間ほど花火を見て夜に仕事をしようと思っている。

今週は流れのメーカーモノが多い、これも来週になればすべて納品が終わるのでそれが終わったら何がどうなるかもわからない。常に毎日何かしらに印刷はしているが、来週に何がどうなるのか、何がくるのかもわからない。

依頼されている傘やレインコートへのサンプル印刷もあるので今週中に仕上げようと思っている。明日は遠く香川県よりの来客が来られることになっている。2週間前の販促EXPOにてお会いした方ではあるが、ほぼ日本の反対側よりこのような小さな地方都市の超零細工場にやってこられる。どういった内容の話になるかはまだわからないが、小ロット多品種への名入れ印刷の仕事になるのかもしれない。

弊社は小さな工場だ、ものすごい機械が揃っているわけでもなく、すべてがアナログの手作業になっている。しかし小ロット印刷に機械は使えない、手作業と創意工夫、これが弊社の強みにもなっているのであろうかもしれない

クロスカットは大変だ

美容室で使用するクロスカットというエプロンのようなものがあるが、こちらに名入れをする案件が年に何回かある。

印刷そのものは問題は無いが、問題は印刷する時の位置あわせに終わったあとの折り畳み作業がある。綺麗に元通りにはできないがなるべく綺麗に、となるので、印刷の手間隙よりは折り畳み・梱包の作業の方が時間がかかってしまう。

クロスカットになるべく安く印刷をしたい、という方がいれば梱包を無視してもらい、自社で梱包をするなりでOKであればかなり魅力的な価格にて印刷はできます。

クロスカットへの名入れ印刷、小ロットで3枚5枚でもやっております。お気軽にご相談ください。梱包の有無もお知らせいただけますとだいぶ助かります(汗)

karifu

市販の60cm傘への印刷

市販の傘でポリエチレン製(PE)がある、これは恐らくどこでも売っているような傘だとは思うが50cm~70cmという感じの大きさがあり、透明で使い勝手がよさそうな傘だ。

店頭に置く傘でお客さんに使ってもらったり、いざ戻ってこなくてもそれほど損をしないという価格帯かもしれない。そこに名入れを小ロットで行う印刷会社があまり居ないらしい。 

形になっている傘なので印刷は面倒に見えてしまい、嫌煙する印刷会社が多いのであろう。しかし工夫と知恵を絞れば小ロットでも十分に印刷はできる。今回はなるべく大きな印刷面でということだったので、20cmx20cmくらいの大きなデータをそのまま製版、印刷テストをしてみたが全く問題はない。 インクの密着も問題なくクリアできた。

市販の形ある傘に印刷するので一番大変なのが、、、、乾燥させる場所だとは思う。いくら乾きの良いインクであっても印刷後30分前後は乾燥させたい、それまで開いたままにしておかなければならないので場所が大変だ。小ロットでも100を超えると乾燥場所に困ってしまうが、半分ずつにわけて印刷すればそれほど大変にはならない。朝に50本、夕方に50本というサイクルを組めば1日で100本、乾燥は30分くらいで常温乾燥OKなインキなので翌日にはすぐ出荷もできる

市販の傘に名入れ印刷、小ロットでも可能です。

kasa

コットンバッグへの名入れを続ける

リピートで多い大きな取っ手がついているトートバッグがある。厚手タイプでデニム風の色のバッグには白で、コットン風の肌色のバッグには黒で印刷する

だいたい100個前後が多いので比較的やりやすく、小ロット印刷といえるが、黒を印刷するときと白を印刷するときで時間と加減がことなる。

黒の場合は元々の色が強いので普通に一度印刷すれば問題はない。その分進みも早く、スムーズにできる。100個であれば1時間くらいで問題なく終わる。

白になるとそれが異なり、インクの希釈はまったくゼロで粘粘のインクをそのまま使うことにより版の目詰まりがおきる。メッシュは70をつかっているし、ジアゾの乳剤も厚盛の版を作っているので目詰まりはおきにくいのだが、さすがに細かい線などがあるので100回連続はできない。ジアゾも油性で溶剤に強いと書いてあるがあっけなく剥がれたことがあるので、版の洗浄にはかなりの注意をしている。白の場合は100枚刷るのに3回ほど洗浄し、インクはそのまま、あとは印刷するときの圧力とインク返しでのコツが必要となる。スムーズにいけば2時間くらいで100枚が終わる。黒の2倍の時間がかかるわけではあるが、白を白で出すにはこれをしなければならない
mozaic

今週は試作が多い

月曜日の祝日以降いろんな製版や試作を開始することになり、今週は賑やかな週になりそうな感じがしている。幸いにも梅雨もほとんど明けたような感じで、天気の日が多い。製版には最適だが、今度は暑さから参ってしまう。

目詰まりの多い印刷は早朝や夜に手がけることにより効率が上がる。昼間は目詰まりが少ないような印刷であったり製版、そして梱包などいろいろな事がある。傘の名入れが増えてきそうなので専用の治具を作成しようと今日の午後にホームセンターに立ち寄りよさげな木材の材料を購入しようと思う。木工で工作をすればそれなりの治具ができ、作業効率が一気にあがるので勝手にワクワクしてしまっている。

木工で何かをつくり、それで印刷をする。こういった手作業にアナログな世界がシルクスクリーン印刷やパッド印刷の小ロットと言っても過言ではないと思っている。現実にはたいそう素晴らしい機械が設備されており自動で印刷ができるのだろうと思われている方が多い世の中、そのような機械はメーカーのラインに入っており、大ロットで24時間稼動させ、人件費を最小限におさえて大量印刷をするために製造されている。そんな機械を使って小ロットなどやれば単価がとんでもないことになり、作業効率もはるかに悪い。

すべてがアナログ、手作業なので柔軟性もあり、仕事も早い。こういった自分で考え自分で何かを作り印刷を仕上げることはマニュアルも存在しない。知恵、アイデァそして創意工夫、何よりもやってみて諦めない、という心構えが一番重要だと思っている

連休が終わった

長かった連休が終わったがそれなりに別のことをしていたので移動三昧の連休となった。困ったことに最後の日にどこかで携帯電話を置き忘れてしまい、どこへやったかがわからなくなってしまった。

幸いにも電話とスマートフォンを分けているので電話は無事だったがメール管理や写真などを管理しているスマートフォンがなくなってしまった。だいたいどこでなくしたかが予測が付くので今日にでも落し物センターに電話をしてみようと思う。

連休明けでいろいろやることもある、今週は世間は短いが私は週末も続けて試作やテストに仕事が続く忙しい週になりそうだ

梅雨があけてほしい

印刷時期の一番いといえば、まさにこの梅雨時期になる。

インクの乾燥も遅ければジアゾ乳剤の乾きも悪い。通常であれば夜に塗布して数時間もすれば乾燥しているのだが、梅雨時期は1晩たっても乾いていない、それどころか湿気が多いので乳剤のムラが出てしまいそれがピンホール現象へとつながってしまう

しかしあとほんの数週間、我慢するしかない。それがあければ長岡祭りにお盆、夏のイベントが盛りだくさんになる

ジアゾ乳剤が取れた

昨晩はデニム風のバック200枚に白で印刷を行った。その前日から開始していたが、急ぎの案件がはいり、こちらのデニムは来週納期であったのでいったんstopし、今日に繰り越した。

版は厚盛ができシャープな刷り上がりができるイタリア製のジアゾ乳剤を使い製版を行った。途中特に何もしていなかったが、ジアゾ乳剤が溶け出してきた。溶剤はほとんど使っていない、インクの固さが重要なので希釈はほとんどしていない、それどころか耐溶剤のジアゾなので溶けるとはおかしいと思った。

もしかしたら湿度の関係だったかと思い、ドライでエアコンをつけ、自社製版ができるのでその場ですぐに乳剤を塗布し製版を行い、再開をした。途中の版のトラブルがあったので遅くなったが、21時に始めて23時には終わった。これであとは数日ほったらかしで乾燥させておけば来週の納品に間に合う。

布製品への白の再現はなかなか難しい、特殊なインクを使わずに技術と印刷の圧力、そしてスキージのスピード、いろいろな要素がすべてぴったりになったときにほぼ100%の完璧な白印刷が再現できる。これも慣れかもしれない。

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デニム生地への白の厚盛

写真では見えるか見えないか、、、デニム生地に白を印刷するときはやはりインクの沈みが気になる。

もちろん発泡インクやゴムインキ等の高価なインクを使えば白が100%で再現できるが、その設備とインクがない場合はどうすればよいのか?!

油性インクを入手して自分なりにいろいろと試してみた。版も80メッシュ、イタリア製の乳剤を使い膜を厚めにしたが、膜が厚いからといって厚盛印刷になることではなく、線がシャープに出るだけだ。ではどうすれば厚盛になるのか。。。

いろいろと試行錯誤で試した結果ある1つの方法が有効であることに気付き、今ではそれを実践しているがほぼ完璧に近いまで完成度が高まっている。誰も教えてくれなかったが、自分で見つけた方法。もしかすると普通に知られている技術なのかもしれないが、自分で見つけた方法は技術として保持しておきたい。

白をより白く、濃く再現、まずはお問い合わせください
denimblog

月曜日は回転シルク印刷の日だった

週明けの月曜日は回転シルク印刷の連続だった。

版はあらかじめ週末中に作成してあったので、早速印刷にとりかかろうとしたが、どうもベタ部分のインクの出が悪い。少しピンホール風のものがあったので、メッシュ300で製版したのだが、ベタ印刷の色の強みを重視したかったので270メッシュに変えて急遽製版をやりなおした

自社製版できるので、300メッシュで製版した版をすぐに落版し、新しい乳剤を塗布、乾燥させすぐに露光・現像した。この間15分くらいであとはセットアップにためし刷りを行ったが綺麗にでていたので、午後のアルバイトさんが来るのを待ち、連続印刷を開始した。

持ち込みのセルトナのアルミ製ボトルだが表面には塗装がされているので、SG740のインクに硬化剤を入れて印刷をした。合計で400本、13時に開始して16時にはすべて終わった。

その後別の白のコーヒータンブラー100本に印刷があったが、こちらは25本x4色だったので、急がずに夕方過ぎにはじめることにして1色x25本を4セットこなした。すべてが終わったので焼付け窯に入れ、およそ50度くらいで1時間乾燥させた。本当は60~80℃にすればよいのだが両方のボトルともにPPやプラスチック風の蓋がついているので変形を防ぐためにあえて低めの温度で長く乾燥させた。あとは1日ほど常温で寝かせ、梱包すれば納品ができる。

火曜日はトートバッグへの名入れや工業系のPP製品の印刷が控えているので朝から忙しくなりそうだ。

持ち込みタンブラーへの回転シルク印刷、小ロットから可能です。お問い合わせください
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