印刷ブログ
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異形マグカップに回転シルク印刷

写真のように飲み口の部分が突起しているマグカップがやってきた。回転シルクスクリーンの場合は突起物があるとそこに版があたってしまい、本来印刷したい面までスキージが届かない場合がある。

届いたとしても印刷圧力が大きくなりうまく回転しなかったり何かしらの不具合が出てしまう。これらをなんとかクリアして印刷する術を身に着けたので最近は慣れてきている。

ロット数は150個程、印刷もピンポイントなのでパッド印刷でもいけるのかもしれないが、シルク印刷の方が色が強くでるので、私はできるかぎり回転シルク印刷で仕上げるようにしている。

マグカップへの小ロット印刷、お気軽にお問い合わせください(フルカラーは不可)
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高さがあっても

高さが10cm程ある法用に使われるような台、50個程、高くても調整できるシルクスクリーンのホルダーを使用すれば問題はない。今まで30cm程の高さもやったことがあるが、いくら高さがあっても下駄をはかせて調整すれば1mでもできる。

平面のシルクスクリーン印刷は慣れたものだ、今週は2件ほど回転シルク印刷が待ち構えている。1つはマグカップの1色刷り、もう1つはシャンプーボトルのような入れ物で2色刷りとなるので、難易度が高いが、治具や製版などはほとんど終わらせているのであとは刷りだすだけだ。

1色のマグは今日終わるとは思うが、2色の方は慎重な位置合わせが必要なので週末にかけてじっくりと仕上げようと思っている。
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ここのところ小ロットが続いている、小ロット程楽しい印刷は無い。

木製の看板にシルク印刷

木でできたA1サイズよりもちょっと小さ目のカフェ?らしき看板に1色で印刷、恐らく組み立てると表裏が看板になってどちらから見ても同じようになるのだと思う。

大きさがあるが、データをわけて小さい版に入れ、それぞれのロゴや文字列を分けて製版・印刷すればコスト削減になる。原寸の大きさのままで余白も入れて製版をするととんでもない大きさになり当然ポジフィルムや版のアルミ枠も大きくなるので割高だ。しかし1回で位置合わせが終わり、1回で刷れるという利点があるのだが、それは印刷屋の勝手な都合であってお客様目線ではない。私はそういう印刷屋にはなりたいとは思わない。

こちらの手間暇が増えても如何にコスト削減をし、割高だから企画が流れてしまう~ という理想と計画がお流れになってしまう状況を、理想と企画をどうやったら予算内に実現できるかに変化させる、コンサルティングも兼ねたインサルティング(印刷とコンサルティングを合わせてしまう勝手な造語)だと思う

分けて印刷ができるデザインであれば大きなものでもコスト削減可能です。お気軽にお問い合わせください

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フットボールにパッド印刷

以前サッカーボールに社名を印刷したことがあった、その時のクライアントは某有名印刷会社(紙印刷)で東京に本社を持つ企業、聞けばだれもが知っている会社ではあったが、どこでもできないということで、すぐに持ち込むからすぐに印刷をしてほしい、という悩まされる課題だった。

しかしなんとか工夫をすればできる、そして幸いにも表面がツルツルのボールだったので、問題なく仕上がった。

今回は表面がボツボツしているので難題だ。1回では薄い、しかし数回重ねるには相当な費用をかけて大きな治具を受け側と印刷側につくらなければならない。 どうすればよいかという事で私なりの知恵を絞り1回でそこそこの濃さになるパッド印刷で仕上げた。

完璧な黒かと言えば、周りの印字と比較すると薄めだが、それでも文字は読めるし再現性は良いと思っている。位置決めも1つ1つボールの柄と形が微妙に異なっていたので、最後は目視で既存のロゴに沿うような感じでなんとか仕上げた。

弊社にはこういった難題が多い、今週もあと2件ほど難しい印刷が待ち構えている、体力的にはなんとかなるのだが、精神的なめんでも鍛えなければならないと思っている
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数ミリの違い

昨晩は丸い枡への回転シルク印刷を開始した、ところが試作で作った治具がどうもうまくいかない。

何個か試してみたがNGになってしまい、何が違うかと調べたところサンプルの時の成形物と量産で2mmの誤差が出ている。これではせっかくあわせた治具をすべて調整しなおさなくてはならない。治具と版も天地ギリギリまで大きくしたいというものだったので、回転治具の車輪も調整しなければならない。

大がかりな変更になってしまうので、これまた時間におわれてしまっている。希望納期に間に合うか否かがわからないが、1日ほど伸ばしてもらうよう依頼をしてみた。あまり無理に急ぐと仕事的にまわらなくなるし、環境がことなってしまっているので全部調整をやり直すのに時間がかかってしまう。

今週も後半までタイトな日々が続きそうだが、気を引き締めてゆこうと思う

週末も稼働する

今週末ものんびりだが集中してやらなければいけない難しい案件を2つほどかかえているので、そちらを土日である程度仕上げようと思っている。

1つは大きなパッド印刷でどこもできないと断られ続けた案件らしい。もう1つは回転シルク印刷のほぼ全面にぐるっと1周の印刷になる。

どちらも数量的には小ロットではあるが難易度がかなり高い。回転シルクの方は位置合わせや回転治具の調整を行い、ピッタリと1周に柄が入るようにしなければならない、そしてやり直しができない木でできた枡ので、回転シルクの方がかなり気を使う。そのものの単価も高いらしいので、印刷1つでもミスをしてしまうとたちまちロスになってしまうので、考え方によってはやらないほうがいいという事もある。

しかしこういう難しい案件をいかに失敗なく仕上げるか、試行錯誤とある程度の自信&勢いがあればなんとかなると思っている。

パッド印刷の方は一度治具を固定すると最後まで外したくはないので、土曜に1面、日曜にもう反対側を仕上げて週明けにはセットをはずせるようにしようと思っている

漆風の台にシルク印刷

写真のような漆塗り風のお寺で使うような台の裏側にシルク印刷依頼があった。個数は弊社得意の小ロットで40個程。

ただ、通常の版では突起物(=台をささえる脚)があり、版が入らない。ちょうどたまたまだがプラコンテナーに印刷する特殊なアルミ枠でちょうどこの脚の間に入る枠があったので、そちらを少々改造して印刷した。

11日に持ち込まれ13日までにという超特急、なんとかできると思ったので短納期だがその翌日にはすべてを仕上げた。インキは塗装面なのでSG740で十分、ゴールド1色。

いろんな形、何か障害物があっても工夫すれば印刷はできます
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試作が続く

USBメモリへのテスト印刷、来週納期になっている丸い枡用の治具の最終調整、そしてフットボールへのパッド印刷。これら難しい印刷ばかりなので私が集中しなければならない、平日の日中は一人でコツコツやる作業は向いていない、一人で集中する作業は夜か週末にじっくりと行わなければ通常の業務がとまってしまう。

今週末はあらかじめ他の業務をする予定にしていたが、そちらを来週に変更して急ぎの納期を仕上げなければならない。こういった事はよくあるのだが、調整がきく成形物ときかないものがある。

今回の一番の難関はフットボールだが、これは位置決め用の鉄の治具を加工してもらう為に加工屋さんに依頼してできあがるのが土曜日となるので土曜以降でなければできない。土日を使えばなんとか仕上がるであろうと思うし、数量も多くないので問題はないと思っている

昨晩は地元長岡国際ビジネス研究会の定例会と懇親会で出かけた、皆さん元気な企業が多く毎回参加することで刺激を受けている。今後の展開が楽しみだ

いろいろなノベルティにシルク印刷

巾着のようないろいろな入れ物と折り畳み傘のカバーへのサンプル印刷を行った。新規の取引先なのでどんな具合になるかを確認するためのサンプル依頼だったが、明日には梱包して発送ができると思う。

1つ1つ異なる物なので連続印刷というわけではなく、極小ロット印刷にあたる。こういった細かいサンプルも多少納期をいただければ十分できる。それがXYZ軸を合わせる回転シルクとなると少々難しいが、それでも弊社では小ロットできる技術をもっているので、依頼があれば受けるようにしている。

今年でも何度か1個のサンプルで回転印刷を行った。今週は水曜日が地元長岡国際ビジネス研究会の会合となるので、私は夕方から夜まで出てしまう、その分今週後半と週末で挽回しなければならないが、今年もすでに師走がやってきているような感じがする

decoco

大型のパッド印刷

フットボールへの名入れ印刷依頼があった、当初はできるかできないかわからないのでやってみなければわからないという形で進めていたが、すでにリリース日が決まっているので今更できないというわけにはいかない、という連絡を連休前に受けた。

曖昧な回答はすべきではないのは重々承知しているのだが、形ある物への印刷はすべてやってみなければわからない、2次元の平面の成形物にはインキの密着さえ確認できればほとんどは問題が無いが、立体物で形ある平面の物でない場合は正直最後までわからない。

という理由もあり余程同じ素材と形の商品で今までやったことのある物意外に関しては最初から絶対できますよ、という回答は控えるようにしているが、それでは取引先も困るであろう。最後は腹をくくって胃が痛くなりながら解決策を必死に探すことになる。月曜日も祝日ではあったが、午前中だけ子供とBBQをして、午後から夜にかけては解決策を探すべきホームセンターにでかけたりフットボールが絶対に動かない治具を作る試行錯誤を行った。

夜には簡易治具ができたので3回の重ねパッド印刷で試してみたらそこそこの完成度だった。まだまだ表面にボツボツがあるので相当強く押さなければき既存のロゴの印刷と比較にはならないだろうが、そもそも印刷の方法がことなるので同等レベルに持っていくことが難しい

3回重ねてもこれ以上濃くはならないであろう、というところで一旦止めて、クライアントに確認してもらうことにした。
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