連休の初日土曜日は晴れになったので、このタイミングを逃してはいけないと午前中3時間つかい雪下ろしをしたりゆきかきを行った。
これを行えば来週またやってくる寒波でも問題はないだろう、あとは春を待つだけになると思うが、いつどこでまた寒波がやってくるかわからない。
事務所の戸が開きにくくなっていたのも雪下ろしをしたので問題なく開閉するようになった。これぞ雪国だが、土曜日は子供の手をかりながら相当な雪の量を移動させた。
金曜日は久しぶりに晴れ間が出たのでなんとなくうれしかった。かといってのんびり日光浴をするわけにはいかないので、場内の仕事をこなした。
大雪の影響で外注に出していたパッド印刷用の高品質のポジフィルムが2日ほどの遅れで届いた。もっと早く手掛けたい案件ではあったが、パッド印刷の細かいデータはインキジェットフィルムでは綺麗に製版ができないので、写真製版の精度の高い物を使用しなければならない。
しかし普通に見れば恐らく全く気付かないレベルではあるが仕事をしている者からするとできるだけ綺麗に再現をしたい。
ということでそのフィルムが金曜の昼過ぎに届いたのですぐに製版、セットをして午後から印刷をしたり接客をしたりでボールペン200本を夕方までに仕上げた。
その後はサンプルで2種類程ある何かの入れ物、アルミ塗装されている物らしき商品に2種類のロゴをそれぞれパッド印刷。夕方の1時間ほどもかからずに2つの異なる試作が終わった。通常のパッド印刷屋であればここまでスピーディにはできないと思う、これが弊社の強みでもあると思っている。
3連休は雪下ろしに雪の作業をしようと思っていたが、急遽急ぎの紙コップへのテスト印刷やエコバッグへのサンプル印刷など、なんだかんだバタバタしそうになっている。連休明けにはサンプルを届けたいので3連休はのんびりではなく、毎日仕事をすることになりそうだ
先日に引き続き10ml / 30mlのフロストガラスボトルに回転シルク印刷を行った。 10mlの方は明朝体の細かい文字がなかったので比較的連続印刷できたが、30mlの方は細かい明朝体があり、連続印刷をすると潰れが出てしまう
ルーペで見なければわからないくらいだが、刷っている人にとっては気になって仕方がない。 ロットも3種類で合計190本程だったので、20-30本程度を印刷しては版を洗浄して仕上げた。
2種類のデザインは各26本だったので、半分の13本で版を洗浄、これはかなり綺麗にできたとは思っている。本来であれば1つ1つ刷って洗浄すれば完ぺきになるがそれではいくら時間があっても足りない。プロの目で見てここまでは~ という基準を作り、それに沿って連続印刷を行う。
昨日は午後に1時間ほど配達に出たが、道路が連日の雪でとんでもないことになっていたので、かなりのろのろ運転だった。気づけばもう2月だ、あと1か月もすれば春がやってくる。
ライターにシルク印刷、普通はよくありそうな印刷案件ではあるが、それ専門の業者がいるので無理に参入しても仕方がない領域ではあると思い、積極的に宣伝やPRはしていない。
今回はお得意先よりの依頼で単価勝負となった。ライターもインキ密着が問題ないAS樹脂なのでSG740インキで印刷、目詰まりもなくスムーズに200本を1時間ほどで完了。あとは数日放置すれば自然乾燥で完了する。
版代もなしで単価も特価、ノベルティなのでこのくらいの単価になるのであろうと思ったが、スピードも速いしセットも難しくはない
以前デルリン樹脂やPOMのライターがあり、その時は下処理に苦労した記憶がある。こういった素材は下処理をしなければインキが密着しない。その点AS樹脂だとそのままで密着するのでかなり楽だ。
フロスト加工された小さな10ml程度の容量しかはいらない瓶に回転シルク印刷。
当初は裏表のかなり細かい文字までご希望されていたが、瓶を1つ1つ触ってみると微妙に表面が凸凹している。この場合は回転シルク印刷の印圧を上げなければならないので、細かい文字列が潰れてしまう。
表面が完ぺきな仕上がりであれば治具の調整と355メッシュの版で問題なく再現できる、しかし月曜の時点で2種類合計200程仕上げたが個体差があった。擦れる個体もあったのでそれらは選別し、再度印刷を行った。
どうしても人間が作る瓶なので個体差が出てしまうのは仕方がない、できるところまでやる、挑戦するのが弊社だ。小ロットのフロスト瓶への印刷、100個前後でも問題ありません、お気軽にご相談ください
今週はなにかとフル稼働するほどの仕事量になりそうな予感がしている、難しい印刷もあるが、すでにテスト済みなのであとは量産にうつるだけだ。
その他も細かい案件が多いが、1つ1つこなせばなんとでもなるあんけんなので確実に仕上げることができる。幸いにも3連休があるのでそこで挽回もできるので気持ち的には多少は楽な感じでいられる。
引き続き雪が降っているが降り方もゆるいので、寒波はさったのであろうと思う
中国はこれから旧正月を迎える、私の別事業で行っている仕事の案件も旧正月前が忙しくなる。金曜の早朝のフライトで北京に向かい、日曜に戻ってくる。2月は出入りが激しくなるが、これが終われば待ちに待った春がやってくる
新潟にいると冬が厳しいが、冬が終わり春がやってくるとこれまた感動がある。春には桜、山菜、いろいろな出来事があり、何よりも晴れ間が多くなるので暗黒の世界だった新潟にとっては春の季節の感動はとてつもなくうれしい気分だ
そういえば以前のメーカーの仕事でドイツに滞在していた時も11月から2月までの寒くて暗い時期があまり好きではなかったが、それが終わってからの春は最高だった
来週はどんな仕事がやってくるのだろうと思うとワクワクもあればある意味どんな難しい案件がくるかと不安もある、前向きに行こうと思う
とある町工場の社長の思いをあるオンラインニュースで読んだ、失敗を恐れずに挑戦する。日本中どこへ行っても断られる仕事をこなす、それには経験とやる気と勘
私もNOといえば楽な仕事が多い、これはできない、難しい、無理だ、といえばそれで終わってしまう仕事が年に何回もある。しかしそこで断れば普通のシルク屋で終わってしまう
一番簡単な仕事は平面のシルクスクリーン印刷ではなく、難しい仕事だと思って言葉で簡単に断ることだ。断ることが一番簡単であり、世の中で一番楽な仕事だと思う。
難しい仕事に対して考え、いかに試行錯誤をしてチャレンジし、解決るするか、そういう姿勢が大事だと思っている。
私も人間なので楽をしたくなる、しかし楽をしたいからといって断れば仕事に発展しない。今年もいろいろやってくるとは思うが、チャレンジをあきらめない人生にしようと思う
今年の冬はやられっぱなしでいる、寒波が去ったかと思えばまた1日30cm以上積雪があり、雪かきに追われてしまっているが、先週よりはまともになっているかと感じる
今週も引き続き動きが鈍いように思えるが、毎年のごとくいつ何がどれだけやってくるかが全く読めない時代になっている。やってくるときは一気にまとまってそれも短納期でやってくる、バランスよくはいかないが、2月がどうなるかはある意味楽しみだ。
1月は平均より良くはなかったが、そこそこだったとは思う