印刷ブログ
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先日は午後から地元長岡市の酒蔵へ

酒造会社へ、と印刷とは全く関係ないと思われるかもしれないが、酒好きで地元長岡市を活性化させたい思いが20年前くらいからあった。当時はアメリカで仕事をしていたが、どこでもおいしい日本酒が手に入らず、見るものは大手のそこそこ(私的には料理酒程度、、)の日本酒がアメリカ市場にたくさんあった

 

知り合いのアメリカ人も普通の日本酒を飲んでいたが、新潟生まれ育ちの私にとっては全く物足りなかった、、、20年前だが、当時はまだ新潟の酒も海外にほとんど出ていない状態。たまたま帰国した時に地元銘柄(今では世界的に有名になっているが、当時はだれも知らない程度のブランドだった)の大吟醸を数本購入し、アメリカに持参して友人とのパーティで試飲させた

 

皆絶賛だった、どこにこんなおいしいフルーティな日本酒を隠しているんだ、と言われるほどだった。当時私はまだ22歳の若造でビジネスなど知らないが、これほど絶賛されるとはと驚きもあった。それから数十年、、父親の他界で長岡市に戻り、今のスクリーン印刷を継いだ。しかし当時の思いが忘れられない、戻ってきた長岡市もシャッター街になっている、このままでは住んでいても面白くない、活気が必要で地元活性と思い、別事業で日本酒の輸出を始めた。もちろん国税からの輸出免許も取得し、サイドビジネスではあるが少量で輸出をしている。

 

もちろん特殊印刷と同じく、大手が参入しないニッチな市場とターゲット層だ。とある銘柄、それも小さい蔵だがファンが東南アジアにいる、そこでなんとか直取引ができないかと知り合いを通じで紹介いただき、商談をした。これからはビジネスとして直取引ができ、輸出ができる。

 

お中元時期だ、お中元のやり取りはあまり好きではないが、お世話になっているお客様には新潟の食を勝手ながら送っている。私なりの新潟自慢とPRであり、おいしいものが食べれる新潟県を少しでも勝手ながらPRしている。いつかフラッと出かけるついでに新潟県にお越しいただければという想いも込めてある。お中元だけでは表現できない、味わえない食がここにはある。やはり産地でとれた食材をすぐに食べるのが一番うまい。

 

先週から自然栽培の農業にも参入した、いずれも小ロット小規模だが、食はいくら不景気になっても人間食べることはやめない。もちろんアルコールは嗜好品ではあるが、それでも息抜きで必要だと思う。今週も早かった、充実しているのであろう。土日は少しだけゆっくりしようと思う、本格的な梅雨が来る前に子供とでかけようと計画している