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ポリエステルのコスメポーチにスクリーン印刷

化粧品を入れるかのようなコスメポーチ、とりあえずの試作ということで、3つのデータで3種類、それぞれ数個程。極小ロット、弊社の得意分野だ。治具作成に工夫が必要だったが、治具さえできれば早い。

夕方から始め、最終のヤマト便21時に間に合わせた、これで月内はホットしているが、まだ数件難しい印刷が待ち構えているが、なんとかできるという自信があるので、あとは納期との勝負だ

 

 

今日はプラダンへスクリーン印刷

先日の傘へのパッド印刷が順調に進み、期日までに間に合いそうだ。もう1つ難題があるが、治具がそこそこできあがったので、最後の調整を行い、印刷、夕方までに出せば間に合う。

 

場内はプラダン500枚程へのスクリーン印刷、その他成形物や傘等、いろいろとあるが今週は順調にすすんでいる。あとはマグへの印刷、数点の試作等を行えば今週はなんとか乗り越えられるが、来週にはまた難しい案件が待ち構えている。先日も快晴だった、暇をみつけてタイヤ交換をしようと思っている

今年は山菜取りにいけるであろうか、昨年は一度もいけなかった、今年こそは、と思っている。新潟県の山菜は美味い、私はどちらかと言えば採る方で、食べるのも好きだが採る方が楽しい。

 

PPの成形物にパッド印刷

傘の取っ手はPP製だ、通常丸いのでスクリーン印刷ではなく、パッド印刷になる。しかしPP専用のパッドインキが無いので、スクリーンインキを代用。

 

もちろんコンクを特注すればOKなのだが、白以外は弊社では滅多に使用しないし、注文しても余ってしまう。パッド印刷はインキの使用量が少ないので、100gもあれば十分、それどころか余ってしまう。1kgも買ったならばいったい何年分の在庫であろうか、というレベルだ

 

そこで特別な希釈溶剤とインキを2回拾って1回で押すと濃くなる。通常は2度押しをするが、今回のデータは細かいので2回押しではズレや潰れが懸念されるので1回のみ。1回と2回であきらかな違いが確認できた、これは今までやったことがない方法だが、確実に濃く印刷できる技術となったので弊社の強みにもなる。合計で700本程だが、どうすればよいかと週末悩んでいたが、これで一気に解決。2日で仕上がり、月内納期に間に合うこととなった。1時間で100本以上刷れるスピードをつかんだので、今日ですべてが終わり、水曜に出荷ができる。今週はこちらが悩みの種ではあったが、これで他の仕事も順調に仕上げることができるであろう。

 

週末は別事業で来客があり、土曜の午後から日曜までは現場に入れないが、土曜の午前である程度仕事を進める予定なので、来週の準備もかねていろいろできるとは思っている

週末は快晴だった

すっかり冬が去ったような週末の陽気、日曜日は特に雲一つない快晴で、春の到来を感じた。新潟県でこの時期にここまで晴れるのは珍しいほどだ。

 

日曜は小ロット試作や案件をやろうと思っていたが、さすがにここまで晴れていると何だか気分的にのらない、、、しかしやらなければならない。少し遅めにおきて、午前中は傘を仕上げた。2000本程の最後のロット。日曜に仕上げれば月曜からは新しい案件にとりかかれる、月曜に仕上げて別の案件に移行すると1日無駄になるので、なんとか無理やり仕上げた。

 

午後はどうにもならずに、子供を連れてでかけ、そのまま夕食。夜にできるだけ案件をこなせば良いと自分を言い聞かせ、夜はコツコツと仕事に事務処理。20、25、30という日は忙しくなり、通常の業務の他に事務処理が重なってしまうので深夜近くまでかかるのが毎月の事だ。事務員を採用すれば、、、と言われるが、いまやパソコンとクラウドでできてしまう時代。そんな事もいっていられないし、人件費もおさえなければならない。  1月からクラウドを開始し、クラウドでできることはクラウドで済ませ、自分の時間を印刷案件に集中することに移行している

 

いまのところはなんとか順調だが、やはりまだ慣れていない。慣れてしまえばいままで数時間かけていた事務処理が一気に短時間で終わる、その分印刷もできるし、逆に早めに帰宅して寝る事もできる。どちらをとるかと言えば、、、おそらく前者をとってしまうのがわたしであろう。働き方改革と政府が言うが、政府主導でなく、自らすすめるしかない

携帯が壊れてしまった

商品の撮影やメール確認でつかっている携帯の調子がわるく、ブログの写真すら撮影できなくなった。仕方なく予備の携帯に移行しようとしたがなかなかうまく行かない。

 

とりあえず仕事優先なので携帯の復元等は週末にのんびりしようと思っている、ということで今日のブログ、写真はありません。

 

木曜の夜はあるUSB加湿器へのパッド印刷を150個程仕上げ、金曜に発送。金曜日は土日の小ロット試作関連の製版を行い、じっくりとりかかる予定にしている

急ぎでPETボトルに回転スクリーン印刷

つい先週印刷完了したと思ったPETボトル2色だが、追加でやってきた。それも急ぎ、どうしたものかと聞いてみるとボトル注入の際に熱を間違え変形してしまい全てやり直しになってしまったらしい

 

ということでセットをすぐに行い、急ぎで仕上げ。今週は急ぎが重なっているしいろいろとやるべきことがあるが、夜までコツコツと作業をこなし、なんとか間に合わせる。木金が正念場、そして土日は小ロットの仕事や試作、そして来週の用意だ。2月は短いから売り上げは少ないが、なんだかあわただしい。3月がこのままやってくると休みなく連日稼働することになる予感がする。

 

春がやってきているかのような陽気だ、雪も消えた。そろそろタイヤ交換?!

夜に全神経を集中する

サンプルで出した突起のある1mm以下の成形物の文字列の上に、オレンジでの印刷の試作が入った。商品がもちこまれたのが昨日、そのまま夕方からセットを行い、夜23時には仕上がった。

 

電話や来客、日中の場内での調整がある私にこのような難しい仕事は夜以外はできない。週末があれば良いのだが、翌日納期なので待っていられない。全神経を集中、コンマ0.1mmでもズレがでると綺麗に仕上がらない。何度も拡大鏡で位置を合わせ、もらった練習用サンプルでスキー時の角度、方向、力を試いざ本番。

 

朝まで徹夜は覚悟していたが、おもったより順調に進み、23時には終わった。これで今日は他の案件に集中できる。しかし連日の神経を使う作業で頭が疲れている。体はなんとか寝れば回復するが、頭の方は連続の神経をすり減らすような仕事でどうにもならない。今週はまだまだ小ロットの試作が続くが、土日をフル稼働させて全て仕上げようと計画をしている。それまでは量産でやらなければならない案件をどんどんこなす体力仕事が待ち受けているが、これは気力で乗り切れる。

 

難しい案件の試作も時間さえ割けばなんとかなるものばかりだ、土日は電話も出ずに休業サインを出し、集中しようと計画している。

乾燥不良

とある塗装されたアルミ風のケースにパッド印刷、今までは60~80℃ほどで焼き付けをしていたが、今回も同じく同温度。しかしインキが密着不良として出てしまった。

 

文字列が細かい、細いので、その分の接着面積が狭いからが原因か、又は温度の低さが原因かはわからないが、120℃まで温度を上げ、30分ほど効果。引っ掻き、テープ剥離両方とも問題がない結果となったので、再度量産。お客様にはご迷惑をおかけしてしまったが、幸いにもまだ消せる状態だったので、すぐに消去し、再度印刷。硬化剤も規定通り入れ、120℃で30分ほど。あとは梱包をして送付するだけだ。

 

こういったミスは避けたいが、いろいろな成形物と素材、そしてデータがやってくるので日々試行錯誤の繰り返しとなる。今回の件でこの筐体への乾燥温度やコツを覚えたのでこれが経験となり次回は同じことを繰り返さなくなる。ミスは避けたいが、やはり人間の仕事、ミスが出てしまう。いかにミスから学ぶか、日々前進しなければならない。

 

今週は他にタイトで難しい案件が1つ迫っている、こちらも先週試作が完了、あとは量産だが、3種類のうち2つは成形状態がサンプルと異なり、特殊治具を作成しなければならない。火曜日の夜に行う予定だ。この位置合わせにシビアな印刷、日中の慌ただしさの中ではできない。誰もいない静まり返った場内で一人コツコツやらねばならない仕事が待ち受けている

レーヨンに白を印刷

レーヨンという絹の素材がある、こちらに白をなるべく強く印刷をしてほしいという依頼。 レーヨンに密着するインキが3種類ほどあり、そのうち一番作業性が良いインキでトライ。

 

あっけなくNGだった、、、レーヨンに吸い込まれてしまい、白の再現が恐らく20%程度、SG740だった。こちらのインキがOKであれば作業性が良いのだがあきらめるしかない。SG410でもトライしてみたが、やはり素材にインキが吸い込まれてしまい白の再現性が80%程。どちらも希釈はほとんどしていない。

 

最後に弊社にある特殊高濃度インキでトライ、、、ドンピシャだったが、問題が、、、密着はOKで白の再現性もほぼ100%に近いが、作業性が悪い(汗) 印刷は問題はないのだが、、、粘度の高いインキなので作業性が悪く腕力を相当消費する。合計で1000枚、恐らく終わっている頃には腕の筋力が相当つくであろうかの量産だ。しかしここはお客様の再現性を優先し、やるしかない。仕事をしながら運動ができると思えば一石二鳥だ

突起している成形物にスクリーン印刷

わずかに突起している成形物、そこに社名が突起している。ピッタリにオレンジ色で印刷をしたいという。コンマズレがあってもNGだ。

 

これは難題だと思い、とりあえずチャレンジしてみたが位置合わせをしっかりすれば問題はなさそうだ。問題は発色で、黒い成形物にオレンジなので色負けがおきる。3回重ねてみたが、そこそこ指定色に近いのでこちらでとりあえず見てもらう。白を印刷し、その上にオレンジを刷ったサンプルもあるがやはり同じデータなのでコンマ0.1mmくらいであろうかズレが出た。さすがにこれをピッタリ合わせるとなると難しいし、量産で続くとなれば尚のこと、そして消せない素材だ(汗)

オレンジに白を少し混ぜれば見た目は違うが刷った時の色が指定色にちかくなるはず、量産前の急ぎなのでサンプルは(恐らく展示会であろうか?納期が短い)3回刷りで、本番量産の時はもう少し試行錯誤が必要になりそうだ。しかし今年は難し印刷が多い、今日は妻の誕生日なので少しだけ早く仕事を切り上げでかけようと計画しているが、週末は小ロットに印刷イベントでフル回転だ

 

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