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ポリエステルのポータブルバッグ

ポリエステルはインキが沈みやすい、SG740というセイコーアドバンス社のインキでも問題なく密着はするが、やはり白を使いたいときはSG410インキの方が良い。粘度が高いので刷るときには力がいるが、その分沈みがまったくないので白が白で再現できる。やはり白が力強く再現できたほうが気持ちが良い

希釈もほとんどせずに、硬化剤を入れて200個程印刷。市販のセルトナポータブルトートという折り畳みができる薄いバッグのようなもの。硬化剤を入れてあるので2-3日程乾燥させ、週末前には出荷をすることになる。

開くと梱包が大変だが、留める部分への印刷は開封せずにできるので意外とはやくできる。

ポリエステル製のバッグへのシルク印刷、小ロットから可能です

blog for may 17

テニスボールにシルク印刷

表題のような難題が週末前に問い合わせとしてやってきた。硬い野球ボールであれば選手のサイン入りのパッド印刷を何度か行ったことがあるので、問題はない。サインボールはそれ専用のボールが販売されており、実際に投球ができないようになっている。

今回は某有名スポーツメーカー(画像を見ればわかるかもしれないが)の市販ボールにとある会社のロゴ名を白で1色印刷となる。表面も毛のようなものがむじゃむじゃ出ているのでなかなか難しい。ボールの球体だが、デザインの大きさからしてパッド印刷ではできない。しかもパッド印刷ではインキが薄いので再現性が悪い。

回転シルク印刷しかないと思ったが、球体なので思い通りの方向に確実に回転させるのが難しい。テニスボールなので凹みの部分があるので、それも回転を妨げる。

いろいろと悩んで試行錯誤したのちにテストをしてみたが、なんとかうまくできるところまで近づけたとは思う。あとはボールの柄に平行に印刷できるように治具を調整し作成すれば恐らくできるとは思う。

今回のこの案件は今までの中でも難易度がかなり高い方だと思ったが、いろいろ悩んだ結果解決策を見つけることができた。もう少しの調整と試行錯誤でできるようにはなると思う。幸い納期が6月なので時間的にも余裕がある

seimei

大きなビニールシート

建設現場に貼るような大きなビニールシート、縫製前で2m四方なのでかなり大きい。

弊社にある長台の大きさがおおよそ2mx2mくらいあるのでめいいっぱい使用することになるが、実際の印刷の面積は500x500ほどのロゴ。その他1800x300くらいの社名があるが、こちらは別版を用意してあるので、月曜にでも仕上げようと思う。

乾燥の場所もとるし、吸引台をフル活用するのでテキパキとすすめて終わらせなければほかの仕事に影響がでてしまう。合計枚数5枚ではあるが、5枚仕上げるのにかなりの時間と大きな版が必要になる。

インクジェットでは色合いと強みがNGらしいが、実際のところはどうなのか、、私にもよくわからない。

大判のビニールシートやポスター等、どうしてもシルク印刷で行わなければならない案件があればまずはご相談ください。製版にポジフィルム、印刷まで無理ない価格でできることはやろうと思います
vynilforblog

アルミ製らしきカードケース

中国製のアルミ風カードケースがあり、そちら30個くらいにシルクスクリーン印刷を行った。

平らではなく真ん中が膨らんでいるような感じのケースなので、そちらの動きを留める為に治具を作成しなければ綺麗に印刷ができない。いろいろ試行錯誤と練習をして画像のような簡易の治具ができた。これでもしっかりと綺麗に印刷ができる。失敗ができない素材なので3回ほど何度かテストをしながら調整をし、完ぺきになったところで本番の30個を一気に仕上げた

しかし商品そのものが外国製で最初からかなり汚い、、、いくら綺麗に印刷ができても商品がもとから汚ければどうにもならない。まぁ最近の海外ノベルティ物は汚いものが多いような気がする

小ロットのシルクスクリーン印刷、お気軽にお問い合わせください。

card case

大きなフィルムは赤ベースで

野外解体作業のところに貼るターポリンという素材で大きな2m四方のビニールシートにシルク印刷の依頼があった

大きさがあるので通常はインクジェットで出力をすると思っていたのだが、ビニール専門の業者様の方で強度が欲しいということで、どうしてもシルク印刷でやってほしいということになった

製版でも2m近い版を使い、平台でも大きなスペースでやることになるが、ここまで大きな印刷は滅多にやらない。恐らく2-3年に1回あるかないかの頻度だとは思う。

ここまで大きくなるとインクジェットフィルムで出力してはとんでもない金額と黒インクの消耗になる。ここは昔からの赤ベースフィルムを知り合いの看板屋さんでカッティングマシーンを使い切ってもらった。赤ベースフィルムは昔のロールがいまだに残っており劣化もしないのでまったくの現役で使える。

色数は合計で3色なので比較的やりやすい、5枚だが1800x1800mmのシートなので取り回しにはかなりの苦労をするであろうと思う。

大型のターポリンへのシルク印刷、一応可能です。
akabesu

ポリエチレンのビニール傘

市販でどこでもみかけるようなポリエチレン製のビニール傘がある、こういった傘はもう消耗品といってよいほどの値段で販売され、いろんなところで利用されていると思う。

昔は傘が壊れれば修理をして大事につかったが、100均が出てきて高度経済成長が終わったあたりからだんだんと使い捨ての時代になってきた。個人的には使い捨てがあまり好きではなく、物は大事に使いたいと思うが、世の中の流れがこうなってしまっているのでどうにもならないのかもしれない。

ポリエチレン製なのでインキは特殊なインキを使用、下処理までせずにきっちりと密着はする。あとはビニール傘の表面のしわを取り印刷する。少しでもしわが残っていると流れになるので注意しなければならない

昨日は60本のビニール傘にピンク色で印刷、印刷面積が大きいのでなかなか難しい、結局まる1日かかって60本が終わった計算になるが途中乾燥もしたりしたので、1日以下で終わったとは思う

市販のビニール傘、小ロット20本でも30本でも、印刷可能です。お気軽にお問い合わせください

日本酒のグラスにパッド印刷、 60個程

小ロットの得意な弊社には2ケタの数量の印刷物が多い。今朝も地元長岡市で使うらしい透明の日本酒グラス2ケタへの印刷依頼があった。

色はゴールドで回転シルク印刷ができるかと思ったが、湾曲しているのでパッド印刷に切り替えた。パッド印刷は面積が限定されてしまう、特にガラス製品の場合はパッドを強く押し付けすぎるとガラスが割れてしまうので印刷面積はガラスの湾曲角度と厚みを見てからでなければ決めることができない。

回転シルク印刷でできる円柱形であれば印刷面積が限定されずにぐるっと1周印刷ができる。

写真は焼き付け前の小ロット専用のオーブン。小ロットの場合はこういったオーブンでも十分焼き付けができる。ガラス製品への小ロット印刷、商品の画像とご希望のデータ(おおよそで構いません)を添えて、お問い合わせください。
nagaokasake

GW中は

いつもと比べれば比較的のんびりした方だとは思うが、やはりその分GW明けの仕事が気になってしまう。それだけGW中にいろんな夢を見たので、やはり私は仕事をきっちりと片付けないとのんびりできない性格なのだと思う。

GW明けの週の納品で構わない案件は今日明日でなんとでもなるのだが、それでもそれらが気になり落ち着くことができなかった。とりあえず一番難しいであろう回転シルクスクリーン印刷で象印のステンレスボトルへの印刷だけは終わらせておいた。こちらはロゴに合わせて印刷をしなければならく、位置決めができる切りかけ等何もないシンプルな円柱ボトルなのでロゴを基準にやるしかなかった。裏側にもシールが貼ってありこちらはすべて位置がことなっていたので、印刷面にかかってしまうシールもあった。その場合はシールを剥がして貼り直し、そして再度印刷することにした。幸いにも消せる素材と表面だったので、失敗をしてもやり直しができる素材だったのは幸いだたtかもしれない。

今日から1週間はGW中の休みでのんびりした分、せっせと働くことになるであろう

zojirushi

やはり通常よりは静かだった

1日はGWの中日なのでやはり通常よりは静かな日だったと思う。午前中の電話は鳴ったが、午後からは世の中の終わりのように静かになり、仕事に集中することができた。

今日もおそらく同じような日になるとは思う。私は変わり者なので皆が休んでいるときに働き、逆に皆が働いているときに休めれば休むようにしている。土日だから休むというわけではなく、仕事があれば仕事をし、少なければ身体を休める意味でのんびりすることがある。

GW中はどこもいかないようにしている、渋滞に混雑、すべてが高くなるので、無理に移動すればそれだけ疲れることになるし、本来であれば体を休める為にGWがあるのに、わざわざ渋滞に巻き込まれ疲れるようなことをしたくはない。 日本は世界でも祝日が多い方だが、働きすぎや疲れているという話をよく聞く。これだけ年間休日が多いのに疲れているとはおかしな話だと思うが、休むときに休んでいないのが日本人だと思う。

明日からは5連休となるが、コツコツ仕事をしながら適度に休もうと思う、一番休んでいないのが実は自分かもしれない、ということにはなるが、仕事が好きなので疲れがたまらない

GWは暦通りに

暦通りの休みを、と思いたいが、そこまでのんびり休んでいるわけにはいかない。GW明けの納期の案件が数件ある、しかもそれらがパッド印刷と1つはほぼ全面にかかる回転シルク印刷だ。

前者はなんとかなるとは思う、データが細かいので先週のうちに写真製版屋にポジフィルムを外注しておいた。今日か明日にいただければすぐに製版を行い、100個ほどの日本酒グラスに印刷をする。

もう1つの回転シルク印刷は象印のタンブラーで、ほぼ1周にロゴが入る。位置決めも難しいし、1回で全部回転シルク印刷ができるか否かはその成形物の仕上がり度にかかっている。日本製のタンブラーっぽいのでそこらへんはあまり心配はしてはいないが、それでも1回で回転しなければ2工程をやらなければならない。少しでも遅れるとGW明けには間に合わないので今日明日は少々緊張しながらやらなければならない。

今週は恐らく電話やメールの数も少ないであろうから作業に集中はできるとは思う、GW中は子供を連れて近場のキャンプ場でテントをはり、夕方から翌朝までアウトドアをする予定だ。それ以外は下山し、仕事をすませたり片づけをしたりいろいろ仕事をやろうと思っている。晴れていれば落版の作業もしたい

GW中の急ぎでもまだ可能です。

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