印刷ブログ
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パレットに現場でシルク印刷

貨物を運ぶ大きなパレット、2mx2mくらい、1つの重量は10kg以上。これの側面にシルク印刷をしたいらしいが、こればかりは現場に出張して印刷しなければならない。

印刷は問題なく、PP製のパレットなのでPPインクを使えばよい。あらかじめ1個サンプルを預かり、プライマー処理をしてPPTインクで印刷をしたが、まったくびくともしないのでOKと判断した。プライマー処理がないテストも行ったが、やはりプライマー処理をした方がインクの密着が強い。

あとはこのパレットにすっぽりとはまる治具と版を作製、現場で1つ1つスムーズに印刷ができるよう準備を行わなければならない。重量もあるので、そう簡単に進むとは思わないが、治具さえしっかり作成してあとは遅乾溶剤とインク、スキージに洗浄用のウエスなどを持参すれば現場での印刷が可能となる。一番のカギは治具だと思っている。

合計で600台くらいあるので、1日でどれだけ進めることができるかにより作業効率が異なる。両面なので1日で200台もできればよいと想像しているが、本音は300台、2日間で仕上げたいという思いがある。そうすれば土日ですべてを終わらせることができ、通常業務に支障なく出張印刷ができるからだ。もっとも子供の相手ができず週末不在になってしまうが、、、近くに宿でもあればつれてゆき妻子で遊んでもらっていてもよいのかもしれない

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