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いろいろな実験 曲面印刷からパッド印刷

先日はクライアントの超特急の件で右往左往したが、結局は材料の不手際が発生し、印刷をすることはできなかった。クライアントの寸法計測間違いで、せっかく急いで製版した版もすべてダメになり、今朝再度すべて版を作り直すことになった。すでに3版つくり、夜のうちにすべて落版、そして今朝に再度3版作成。すべてグラデーションが入るカラー分解の版なので外注していたらとんでもない費用請求だったであろう。

自社内でできる強みが出ているこそ費用請求やどちらが負担するなどという話にはならずに、ひとまず仕事を仕上げることに集中できる。そもそもこの超特急の依頼は自社内で製版できなければ絶対に間に合わなかった案件でもあるし、引き受けることもなかったと思う。材料が土曜の午後に搬入ということで、そのまま夕方までに仕上げになるが、果たしで完成するかすらわからない。材料の搬入が少しでも遅れれば完成させることは難しいであろう。私も私の母親も今夜は予定が入っているので、そう簡単にキャンセルして仕事をするわけにもいかず、私は夜発で東京まで出向かなければならない用事があるので、なんとしてでも午後には終わらせなければ納期に間に合わない。材料の搬入が1時間遅れるだけで納期に間に合わないケースになる。

その他にもドリンクボトルに名入れの試験を行ったが、どうも曲面印刷ではうまくいかない。良く調べればドリンクボトルが円形をしているにもかかわらず、回転させると歪な部分が出てきていることに気付いた。速く回転させると一目瞭然で、丸い形をしているはずのボトルがゆがんでいる、それも部分部分で凸凹しているのが見えてきた。これではシルクスクリーンの曲面印刷はできないと判断し、すぐさまパッド印刷の製版をしてみた。パッド印刷では色の強みが出ないので、3回ほど押してみたが、そこそこの色がでたので、今回の案件はパッド印刷でてがけようと決めた。あとはしっかりとした治具を作らなければならないが、それもたまたま今朝目覚めた時に良いアイディアが浮かんだだので、早速ホームセンターに行って部材を買って作成しようと思う。今日中に硬化剤を入れて試験印刷をしておけば、あとは月曜まで自然乾燥させ、テスト結果をお見せすることができると思う。

結果さえ良ければ注文が入るとは思うが、今回は低予算なので次回はこの価格ではできないと伝えなければならない。パッド印刷で3回押しの色、それも2か所の印刷になるので、破格ともいえる金額になるが、私としても困っている人を助けなければならないという変な責任感で受けることになるであろう。つくづく商売下手だと思うが、気持ちが良い仕事ができればそれでよしと考えてしまう。

スーパー超特急

今日は今までにない超特急の依頼があった。数週間前から連絡があり、事前に納期確認や準備を進めていたが、なかなか思うように事がすすまず、最後になってのバタバタ劇となってしまった。2-3日の余裕ができるように事をすすめていたが、結局は取引先の事情で入稿が遅れてしまい、当日午後開始の夕方仕上げ、それもカラー4色分解の依頼になっている。

少しでも製版作業を早めるために昨晩のうちに乳剤を塗布し、午前中にはすべての版を作る予定になっているが、これも通常の製版とは異なり、65-70線の網点がかかったものを合計6版つくらなければならない。線数が細かい製版は毎回うまくいくとは限らないので場合によってはやり直しをしなければならない。すべて一気に作成することもできないのでどうしても時間がかかってしまう。問題なくできれば1時間くらいで仕上がるのであるが、それもわからない。

午後一には材料が届くというので、すぐに開始、夕方には結果を見たいというのであるから超特急だ。それでもほかの仕事のスケジュール調整に明日土曜日も稼働予定だったので、今日予定していた仕事を明日フル活動すればなんとかなりそうだ、ということで引き受けることにした。正直この短期間でできるかどうかはわからないが、とにかくやるしかない。

幸い暑い夏も過ぎ去ったので、製版の大敵な温度に湿度は問題はないと思う。印刷の方もこれだけ涼しければたぶん問題なく進めることができるであろう。夕方にどんなものができあがるか、今からのたのしみになっている

ポリエチレンのドリンクボトルに名入れ印刷

先日は以前依頼のあって2色刷りができなかったポリエチレン製のドリンクボトルの名入れ依頼があった。
前回は2色でかなり精密な色の配置具合に短納期で、断ることになってしまった。2色刷りとなると治具を100%固定できる溝のような物か何かが被印刷体になければならない。

それが無い場合はどうしても感覚やマークを目印にして印刷することになる。曲面印刷ともなれば平面シルク印刷と違い角を合わせるわけにもいかないので、なかなか難しい。多少のズレも問題がなければよいのだが、前回の場合はずれてしまうとデザインがダメになってしまう。それなりの精密な治具をお金をかけて作成すればできるのであろうが、そんなことをしてしまうと印刷単価が高くなってしまい、仕事にすらならない。

今回の依頼は1色、ボトルの1面に印刷するということなので、問題なくできるであろう。昨晩は治具のセットに高さ調整、ポリエチレン製のドリンクボトルなので印圧をかけると凹んでしまい、印刷すらできないので、エアーを吹き込んでボトルを膨張させる実験をしてみた。ひとまず問題なく膨張し、ボトルのへこみもなさそうだったので、あとはデータ入稿を待って試験刷りをするだけとなった。

前回の試験でどのインキが密着するかは実験済みなので、今回の試験印刷はすぐできるであろう。エアーを送り込む方法を多少変えなければ量産印刷をするときの手間暇がかかるので、そこらへんが課題となるであろうが、それは週末に近くのホームセンターに行き、良さそうな部品を調達する予定になっている。

ここのお客さんもほかの会社でいろいろと実験、見積もりをとってみたらしいが、弊社に戻ってきていた。多分どこも同じような値段もしくは高い治具がかかるということなのかもしれない。今回の依頼は300本ということで先方からの予算指定があったが、おそらく他社では絶対にやらないであろうという予算であった。最終顧客さんの予算が無いだけなのか、もしくは印刷という価値や仕事を知らずに紙媒体と同じような感覚で形あるものに印刷する値段を要求してきているのかもしれない。

こちらとしては案件がなくなるのであれば頑張ってやって差し上げようと思う。これが問題なく完成すれば次からの案件も安心して持参していただけるようになるし、人助けだと思ってやればこちらも気持ちが良い。だから私は商売下手なのかもしれない。。。

秋鯖の時期 

先日は引き続き大ロットのシルク印刷の作業を一日中続けていた。途中で明日のインキが足りなくなりそうに気づいたのだが、資材屋には在庫が無いため、途中で作業を止めなければならない事態になりそうではある。

他にも仕事が入っていないので本当はこの仕事を続けたいのではあるが、インキが足りなければ進めようがない。仕方なくほかの仕事の準備や落版、データ作成などを行い、今週後半の仕事を先取り、週末にかけて残業をすれば大ロットの仕事をすべて片づけることができると思う。いつ、どんなタイミングで仕事の依頼がどんな納期でくるかがわからない時代では、全て先を見越してどんどん仕事を進めなければいけなくなっている。毎回ブログにコメントすることにはなるが弊社は自営業なので夜だろうが週末だろうが、仕事があればどんどんこなしてゆく。社員もいなければ残業代だの面倒な計算や金銭の扱いも無い。仕事をやらなければ食べてゆけない、納期に間に合わない、信用を失う、ましてや仕上げてほしいというお客さんを助けなければならない、という使命感のようなものもあって仕事をすすめている。仕事が楽しいし好きでやっているから時間など気にはならない。週休二日だの定時帰宅、福利厚生などはまったくの無縁で、そこまで考えて仕事をしなければならない方には正直気の毒だと思ってしまう時もある。人間それぞれ価値観は異なるので仕事がすべてではないという事に関しては重々承知してはいるが、ほぼ全ての人間が仕事をして生きてゆくことになるので、どうせならやっていて苦にならない事を仕事にしたらどれだけ楽になるであろうか。

昨晩は幼馴染の経営する焼き鳥屋に行き、一杯やりながら秋鯖を食べた。秋鯖は嫁に食べさせるな、と福井地方では言うくらいトロなどと比較しても秋の鯖は脂の乗りが最高だ。私はトロやウニなどという世間一般に高級ネタと言われている魚よりは、庶民的な鯖、鯵、秋刀魚、鰯といった青魚類が好きで、これらの脂は体にも良いと聞く。気づけばもう秋、来週は10月になってしまう。妻子を連れておいしい秋の魚を食べにでも行こうかと思ってしまった
saba

米袋にカラー分解でシルク印刷

世の中不思議と同じような案件が続くことが多い。先週はクリヤファイルに印刷する依頼・見積もりが続いたが、今週はカラー分解のシルク印刷案件が数件入った。1つは2色なのでそれほど難しくはなく、枚数も100枚なのですんなりとやってのけることができる。

もう1つの依頼は米袋5000枚にカラー分解した4色の写真を刷り込んでほしい、という依頼であった。500枚であればシルク印刷でも500x4で2000回なのでそれ程でもないが、5000枚ともなれば合計2万回の印刷となる。納期があればそれなりに時間をかけて刷り上げることは可能であるが、カラー分解の場合は高メッシュの網点印刷を行う必要がある。高メッシュだとどうしても目詰まりが起きてしまい、作業効率が悪い。こういう時にはUVインキを使える設備があれば目詰まりが無く作業ができるのだが、そこまでお金をかける案件がなかなか無いので弊社ではまだUV乾燥機という設備を導入してはいない。しかしながら、カラー分解や高メッシュの印刷依頼が徐々に増えているので、UV印刷ができるように準備を整えようと思ってはいる。UV乾燥機も市販の物を買えば高いので自作で作成しようといろいろと調べた。UVの性質を理解し、的確な投射を行えばUVインキを硬化させることも見つけた。

設備さえあれば明日にでも開始できるであろうUVのシルク印刷だが、どうしても割高になるので絶対にUVインキでなければだめだという案件以外には使えないだろうと思う。安く仕上げる事が世の中で主体になっているような感じなので、UVインキの特性やシルク印刷の特性を理解してもらうまでに時間がかかってしまう。最適なインキで最高の仕上げを求めるお客さんもいれば、予算重視でとりあえず印刷できていればそれでよい、という方もおり、市場の変化には驚きを隠せない。しかしながら1-2日だけ使用して捨ててしまうような被印刷体にガッチリとインキを密着させて印刷するようなやり方よりは、ニーズと予算にあった印刷方法を提案するのも仕事の1つだと思う。

今週はどうもバタバタが収まらないような感じで週末まで仕事が入りそうだが、時間が許せば土日のどちらかに妻子に会いに長距離のドライブにでも行こうかと思ってはいる。

シルクスクリーン印刷とカラー分解

土日曜日は久しぶりにのんびりと過ごしたような気がする。里帰り中の妻子には申し訳ないが日曜日の午前中はのんびりと起きて、ほぼ何もせずにお昼までを過ごした。

日曜の午後からは大ロットの工場通函の蓋を1000枚程一人でやり、そのままお彼岸のお参りをして、近くによく通っている西谷鉱泉があるので、そこでの湯治を楽しんだ。夏が終わり急に寒くなったので湯治も長く入ることができ、田んぼの蛙の声やまだ鈴虫の鳴き声が聞こえる場所で、1時間ほど湯治ができた。気分的にもかなり楽になり、帰路にはスーパーでアジが安かったので、焼き魚ように買って家で食べた。

土曜の午後は以前から依頼されていたクリヤファイルのカラー分解の試し刷りを行った。1度目はきれいにでなかったが、色を変えて再度やってみたら見本とほぼ同じものが再現できた。あとは顧客に見せてOKをもらえば100枚刷って完成となる。自分なりにきれいにできたと思うので、たぶん問題なく了承してくれるであろうと期待して、本日の午後にお届けしようかと思う。

今週が終われば9月が終わり、本格的な秋がやってくる。あっという間の時間の経過で驚きではあるが、それだけ充実している日々を送っているのだと思う。今週もどんな仕事がやってくるのか楽しみではあるが、忙しいところに仕事がやってくれば1週間などあっという間にすぎるのであろう。

時間が許すようであれば今週末は妻子に会いに神奈川まで行きたいのだが、新幹線の割引切符を取るには遅いので車かバスで行くことになる。長時間の移動なのでちょっと体が心配だが、それでも1日でも良いので娘と遊んであげたい。
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商売下手?

時々思うのが私は商売が下手くそだなぁ、という事である。印刷案件でもなんでも、困っている人がいれば助けてあげよう、なんとかしようという心が騒ぎ、予算・費用度外視で案件を引き受けてしまう場合がある。

価格競争に陥って無理な値段で引き受けているわけではないが、先方の予算や適正価格?的なものから外れるような感じの場合は、正直にいくらでやればよいですか?と問いかけてしまう。そこであまりにも無謀な価格がでてきたら私としても足元をみられているのか利用されていると感じてしまうので、正直に引き受けることはできない、と断る様にしているが、今のところはそのような無謀な価格を言ってくる取引先はいない。幸いなのだろうか、なんなのかはわからないが、お客様は神様とは思わず、お互いパートナーとして共存共栄できればと思う気持ちで仕事にとりくんでいる。

仕事を出す方が偉いとか案件を持ってきている方が偉いなどという考えは私にはまったくなく、お互い50/50の立場でいるように常日頃思っている。逆に仕事を出しているから偉いというような態度が見受けられる場合は正直に断るか仕事を引き受けないように心がけている。直感なのであろうか、そういった場合は必ずと言ってよいほどトラブルに発展し、気持ちの良くない取引になってしまうからである。過去にも以前の仕事でもあったし、今の仕事でもあったので、経験?といってもよいのかもしれない(まだまだ未熟なのは重々承知しているが)

先日もある取引先様より米袋にカラー印刷ができないか?という電話があった。カラー分解の4色で印刷はやったことがあるので、問題ないと回答は差し上げたが、予算の話になった。当初はグラビア印刷を予定されていたそうだが、どうも出力後のイメージが気に入らないようで、なんとかならないか、という相談であった。4色のシルク印刷、それもカラー分解で枚数も5000枚程、そんなに安くできるわけでもないので、率直な価格を見積もったが合計にすると高い。私も計算したあとにそう感じたので、それではお互い無理のない価格でやりましょう、という何とも適当な価格、それもまだ幾らという金額も出していない、になった。それでもカラー分解のシルク印刷は面白くて仕方がない。最初は単に1色、2回目、3回目とだんだんと写真が再現されるような感覚で、最後の4色目を載せた時のワクワク感が何とも言えない。

今日もクリヤフォルダに2色のカラー分解で試験印刷があるが、こちらも早く仕上げたくて仕方がない状況だ。今日の午前は大ロットのメーカーさんのプラダン印刷をできるだけこなし、午後はクリヤファイルに試験印刷をしようと思う。明日も時間があれば仕事をしたいが、日曜大工で半日は潰れそうな予定になっている。

クリヤファイルの日

先日はなぜかクリヤファイル印刷の見積もりが3件もあった。以前から見積もりをしていたものが正式に決まった案件が2件、新規で1件、来週中には仕上げてほしい、という急ぎも含まれる。

1件はカラー分解を行い、2色で再現する難易度の高い印刷であり、もう1件は普通に1色だがクリヤファイルのほぼ全面に印刷をしなければならない。もう1件は4色の小さな名入れでこちらが急ぎの案件らしい。幸いにも場内はそれほどバタついているわけでもなく、時間の調整はなんとかできる状態なのですべて問題なく印刷はできるであろう。製版を行わなければならないのでそちらが多少バタつくかもしれないが、それはいつもの事なのであまり心配はしていない。

クリヤファイル印刷もネット上では価格競争が始まっているので、シルクスクリーン印刷ではあまりやらないのであろうか、それでも小ロットになるとシルクスクリーン印刷で4色くらいまでなら安く仕上がる。私もネットのカラー印刷価格を見て最安値とうたっている会社さんの印刷価格を見て驚いたが、こんなにも高い値段でやっているのかと思ったくらいだ。どこも100枚前後の場合は最低料金を取る形でクリヤファイルの持込はできないところが多い。材料代で儲けを出しているかと思うのでそれはそれで商売として正しいとは思う。

弊社は材料の持込をお願いするくらい、材料の手配は極力やらないようにしているので、印刷代だけを安く抑えたいという顧客のニーズには対応することができる。

気づけばもう金曜日になっていた。週末は大ロットの印刷物があるので、今日もちこまれる材料の数によっては土日の両方仕事をすることになるだろう。

1日に複数の案件を印刷

先日はいろいろな印刷があった。どれも小ロットで比較的容易にセット、開始ができたので、午後に2つの別々の案件を終わらせた。

1つはドリンクボトルを入れるナイロン製の入れ物に会社のロゴを入れる案件で200個。物自体が平らではないので、平らになるようにプラスチックの板を入れて、シルクスクリーン印刷で印刷をした。200個あったが、順調にすすみ2時間かからずにすべてが終わった。bottle-bag

もう1つは以前より見積もり、試験印刷依頼のあったステンレス製のボールペンへパッド印刷を使っての名入れであった。こちらは40個という小ロットだが、製版や治具は試験印刷の際にすでに作成してあったので、あとは印刷するだけという流れだったので、1時間もかからずに終わってしまった。通常ステンレスに印刷は焼き付けを行わなければならないが、取引先に試験印刷したものが3-4日経過しても剥がれないと確認できたので、自然乾燥で3日間おいてから発送差し上げようと思う。焼き付けを行えば確実ではあるがボールペンのインキの方が気になり、あまり焼き付けをしようとは思わない。

natalie
今日はベニヤ板に印刷があるものの製版を行う予定である。全部で10版くらいあるので、うまく配置を行い、製版をすれば使う枠は2-3枠で収まると思う。

まだまだ猛暑が続いている日々ではあるがどんどん日が短くなっているので秋を感じる。秋が終われば冬が来る、寒い時の製版は凍る思いをするが、四季があるのは素晴らしいことだと思う

視野が広くなることによって出る障害?

土曜日は台湾で大学の友人と会った。昼食をし、喫茶店で話しをしたのだが、そこで出た話しの内容がかなり濃いものとなり、今でも鮮明に残っている。結婚を考えている相手がいるのだが、なかなか踏ん切りがつかないという内容であり、結婚は良い事なのか?とストレートに私に聞いてきた。

善し悪しは本人が決めることで結婚することにより不幸になる幸せになるは世間が決める事では無く、本人がどう思うかで決まることであるので、何とも答えようがない。1つだけ言えるのは当人同士が前向きに物事を考えていればどんな困難でも乗り越えることができよう、ということである。これは人生でも仕事でも言える事で、結婚していようが未婚であろうが、関係ないと思う。しかし、人間は一人では生きてゆけないので、できれば生涯を共にできるパートナーを見つけたほうが良いと私は思う。

二人とも海外での勉強に就労もあるので、どうしても欲が出てしまう、というところは一致した。世界を見たのでもっとよい条件、国、人、生活に住む場所がある、という欲が止まらない。欲を出さなければ良いのだが、まだまだ世の中には良いものがある、良い場所がある、結婚になれば良い人がいる、と思ってしまう。1つの国を飛び出して外を見たから出てしまうハードルであろうか、もっともっとという欲をいかにコントロールするかで人生が決まるのではないのか、という結論にもなった。

欲が決して悪いわけではないが、上手く気付いてコントロールしなければ欲に流されるだけの人生になってしまう、という結論にもなる。お互い納得がいき、また次回の再会を約束し、友人は現在お付き合いしている人のところへいって話をしたそうだ。

私は今日まで妻子のいる神奈川に滞在、連休のおかげでのんびりすることができたが、明日からは仕事があるのでまた頑張る日々が続きそうだ。どんな仕事がまいこんでくるのかもまた楽しみのひとつで新しい週をむかえる。

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