印刷ブログ
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無限大の可能性 成形物への印刷

シルク印刷やパッド印刷という印刷方式は通常の紙媒体への印刷(製本、雑誌、チラシ、ポスターなど)と比較すると全体のパイの小さな部分だと感じている。

世の中の印刷を100とすればおそらくシルク印刷やパッド印刷は10満たすか満たさないかかもしれない。あるネット上の相見積りサイトに登録しているが、99%がチラシやポスターとなっている。こうなるともう価格勝負だけになるので弊社のような中小企業では勝ち目がない。

インキジェットも同じだとおもっている。ある程度デザインができればあとはインキジェットに紙やシールを差し込んでボタンをおして印刷するのだと思う。こうなればできるできないの領域ではなく高い安いという判断だけになってしまうであろうと思う。そうなれば資金力のある大手や大きな会社が勝つことになる。

こういったどこでもできる印刷分野に手を出そうとは思わない。最後は大が小をのみこんでしまう市場で戦っても意味がいない。 こういった理由で私は小ロットのシルク印刷やパッド印刷、曲面印刷などを手掛けている。手間暇がかかる、いままでにやったことがない成形物の印刷依頼がほとんどなので、いろいろな試行錯誤が必要となってくる。

しかし頭を悩ませ試行錯誤を行いなんとか完成させる。このような手間暇を惜しまずにできるのは我々中小企業の強みなのだと思っている。

来週からもいろいろな案件が待っている、マグカップに印刷、ガラスのお猪口に印刷、大きなベニヤ板に印刷など、印刷の可能性は無限大だと思っている