印刷ブログ
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30秒に1つしか印刷ができない

土曜日はほぼ丸1日を利酒グラスへのパッド印刷で過ごすことになった。総数量は500個とそれほど多いわけでも無いが、インキの特徴があるのでパッドに転写してからすぐに印刷できない。

パッド上である程度インキを蒸発させ、転写させなければ綺麗に全てのインキが転写されない、つまりパッドにインキが沢山残ってしまう(ということはインキの膜が薄いという事になる) パッド印刷の弱みはインキの膜がシルクスクリーンのそれに比較すると非常に薄い所にある。それなのにパッドにインキが残っているということは更に薄いという事なので印刷品質としてはNGとなる。

およそ15~20秒程の間をおいてから転写となるので、早くても1個30-45秒はかかってしまう。結局焼き付け乾燥が終わるまでトータルで10時間ほどかかったことになるが、最後の焼き付けも150℃になるまでに1時間半の時間がかかった

しかし今回使用した1690Nインキのガラスへの密着はかなり良い結果となっている。もちろんガラス専用のインキとは異なるが、シルクスクリーン印刷・パッド印刷でできる印刷としては良いインキだと感じた

kama

AS樹脂素材にシルク印刷

AS樹脂という一見見た目はアクリルか塩ビ板の透明のように見える素材があるが、塩ビでもなくアクリルでも無い。なんとなく強度が高い?ように見えるかもしれない

塩ビのインキでは密着がしないので、AS樹脂用のインキ、2種類ほどあるがそのうち1種類は弊社に在庫があったのでそちらで印刷をした。もう1種類は耐アルコール使用だがアルコールでゴシゴシふくようなノベルティでも無い。もらい物で冷蔵庫のマグネットのように使うような感じなのでそこまでの強度は必要なさそうと判断した。

1色、1000個程、製版をして2日かけて印刷。AS樹脂用のインキは独特な臭いがあるので窓を全開に開けて印刷、目詰まりもはやいので暖かくないうちにさっさと印刷。超遅乾溶剤を入れての印刷、それでも100個毎に版を洗浄しなければならなかった

AS素材へのシルク印刷、可能です
PSSS

晴れの日の印刷

晴れている日の印刷は非常に気持ちが良い、この時期の気温、湿度は印刷にとってベストの条件がすべてそろっているともいえるコンディションであるともいえよう

夏場は湿度にやられて目詰まりを起こしやすい、冬場は乾燥しているので静電気がおきやすい。春と秋はベストのコンディションだがそれも毎日が良いとは言えない。

いろいろなコンディションで印刷をする知恵と工夫をみにつけられるのも四季のある日本だからかもしれない。これだけ天気が良いと少しでも落版して乾燥させたくなってしまう

今日は現場に出向いて印刷

今日の昼頃に外の現場に出向いてシルク印刷を行う事になる。ガラスのドアの部分にゴールド1色で金融関係の表札の印刷となる

私的にはシールで良いとは思うのだが、どうも印刷でなければならないらしい。。。 版は作成済み、インキや道具は持参、現場で調合すればOK. あとはおさえるための助手が1名いればそれでできる感じだ。時間も恐らく30分もかからないですべてを終わらせることができるであろうと思ってはいる

出張して印刷を現場で行う、弊社では先代の時から行っている事なのでいくらでも対応できます

ガラスに印刷するけど。。。

ガラスに印刷するには高性能のインキを使わなければならない。今回は幸いにも?!それを使う案件が出た。個数も多いので使うインキもしっかりとした物を取り寄せ、硬化剤も使用。

高温焼き付けを想定しているので、ある程度印刷が終わったら一旦焼き付け。

こんな劇物とか書いてありますが、使うしかありません。使わなければ硬化しないし、、、リスクはあるでしょうけど、そんなこと言ってたら仕事になりません。毎日使えば悪いかもですが、たまにならば?! 印刷はそれほど難しいというわけではありませんが、こういったリスクを背負って印刷する事もあるので単価的には多少割高になっています。それでも、パッド印刷のガラス製グラスに3種類の色(赤、青、白)で1000個程、単価的には十分ご予算に合うようやっております

ガラス製の素材への印刷、パッド印刷、シルク印刷でも可能です。

gekiyaku

白を白く

通常印刷と言えば皆様想像するのが紙に印刷、 紙は白なので白を印刷することはあまりそうぞうされない

弊社のような成形物にシルクスクリーン印刷やパッド印刷をする場合、素材の色が白で無い場合が多い。

白1色という指定があっても素材の色が濃い色(茶、黒等)の場合は白が負けて白くならない。何度も重ねずりすれば白にはなるが、それができる場合とできない場合がある。

メッシュを粗くする、インキを変える等、いろいろな方法で再現することができるが、白100%にはなることはない、恐らく頑張っても99%という感じかもしれない。

naka

100線のパッド印刷

シルクスクリーンでは線数が多い印刷は難しい、もちろんUV印刷になれば可能ではあるが、コスト等を考えるとあまり決まりそうな案件でも無い。

その点パッド印刷の場合は線数が大きくなっても印刷ができるし、綺麗に再現ができる。写真はわかりずらいが100線の印刷をパッド印刷にて行った。上の方はベタなのでその下のぼかしを出す部分を100線のデータで製版、印刷してみた。ベタと線数の多いのを一度に印刷、酒のグラスに印刷となる。

ベタの部分は印刷面積が大きくなるのでどうしてもムラが出る。多少無理な印刷面積を再現することになっているので、ベタの部分の完成度はあるていど了解を得ている。本当に綺麗に再現となればベタ部分と網部分の2工程、又は網の部分の横幅を小さくしなければならない(今回はパッドの角度で最大限の120度くらいのアングルで無理やり印刷をすることになった)

網点(グラデーション)のパッド印刷、可能です。

sensui

版を作らないで印刷する

シルク印刷では必ずしも版を作らなければならない、という事は無い。

ベタ印刷の直線の場合など、わざわざ版をつくらなくともテープで目止めすればOKである。表面は養成テープで目止め、裏面からはセロテープで目止め。裏面をやらないと直線が綺麗に出ない。

もちろん版を作った方が線が綺麗にでるが、版をつくる手間暇やコストを考えるとつくらないときもある。特に予算がない案件などの場合は製版をしないで処理することが多いが、やっぱり版は作った方がやりやすいし綺麗にできる

ベタ印刷が一番難しい、と感じるのは恐らくどこのシルク印刷屋さんも共感することだとは思う
hannashi

酒グラスへパッド印刷

サンプルを依頼されていた酒グラスへのパッド印刷名入れ、無事できあがったので、これから量産となる。

使用するインキは1690Nというセイコーアドバンス社の1000インキよりも更に高性能、=高い、、、しかし酒グラスを何度も洗浄するということを考えるとこちらのインキで印刷し、150℃焼き付けを想定しなければならない。

幸い個数も多いし恐らくリピートもくるであろうという案件なのでインクを1缶とっても問題はなさそうだ。高性能インキということもあるのであまり長く在庫はしたくはなく、できるだけ使い果たしたいが、800gもあれば恐らく何年ももつであろうと思う。

左右の寸法が大きいのでパッドを押す時にもコツがいる。さらにインキの希釈にもきをつけなければならない案件なので神経を使う事になるであろう。

ガラス製品への名入れ印刷、小ロットで可能です
1690N

パッド印刷は治具が命

マグカップ60個程に異なる3色の印刷を行った。色を変えるのは簡単だが、色を出すのに一番時間がかかったかもしれない。印刷している時間よりも色出しが一番長かったような気がする。

パッド印刷の弱みはインクの膜がシルク印刷と比較すると薄いので、今回は2回パッドを押すことにした。デザインが細かいので少しのズレでもわかってしまう、陶器なので幸いやり直しができたので、ズレがでたものはすべて拭いた、やり直しをした。

その際に一番重要といって良いのが治具で、マグカップが絶対に動かないように治具をつくらなければならない。少しでも動けばズレ、滲みとなる。小ロットの治具なので金属加工でつくるわけにはいかない、これがロット数がおおく続く案件であれば金属で作ればまずずれる事は無い。

最後に約130℃前後で1時間ほど焼き付け、ちょうど他の案件のガラス製日本酒カップの焼き付けもあったので、一緒に釜にいれて焼き付けをしておいた。

治具が命、パッド印刷では欠かせないツールの1つだ

jigu

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