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金環日食

先日は朝に成田空港に到着、電車で船橋付近を通過したのがちょうど金環日食の時間であったが、電車からの角度が悪く、何も見えなかった。ちょうど空も曇りがかっており、仮に外にいたとしても見えなかったであろうと残念に思いながら上野駅まで普通電車でのんびりとゆられていった。

上野から長岡までは駅ネット割引で35%の価格があったので、12時過ぎの新幹線を予約していたので、秋葉原を簡単に探索し、近くのUDXビルの無料WIFIを使いメールを書いたりした。

やはり夜中の便でバンコクから成田到着だったので、多少の疲れのせいか、月曜は9時前に寝てしまった。昨日今日とは普通になり、また朝のジョギングも開始、毎日が健康な日々になった気がする

早朝に成田到着

今朝は朝の6時、成田空港開港と同時に到着した。昨晩のタイ、バンコクを夜22時に出発し、そのまま成田入りではあったが、少々身体に疲れがある模様である。疲れたとはいっていられないので、早速秋葉原にでて無料WIFIを探してメールを送受信した。

新幹線は朝一で取ればよかったのだが、12時過ぎの便が35%割引なのでそれまでは秋葉原付近でメールでの仕事をし、午後から地元新潟県長岡市に戻り仕事を再開する予定だ。

木の夜~月の早朝までの短い出張ではあったが、土日もフルに活動し、それなりの成果がだせたと思う。既に確認事項は日曜のうちにメーカーや必要取引先にメールを打ってあるので、あとは受注に向けて案件を進めるだけだ。

今週は忙しくなりそうだが、忙しいと必然的に脳も活性化されてなんだか安心する

東南アジア出張 コスト削減

シルク印刷業なのに東南アジアに出張とはいかに?と思った方もいるかもしれない。

シルク印刷やパッド印刷の事業を継いでから1年程度ではあるが、継いだ当初は売り上げが少なかった。正直先代(自分の父親にあたるが)は廃業を考えていたくらいの落ち込みであったので、私も継ぐとは考えてもいなかった。が、突然の父親の癌宣告、1か月後の他界となり、いままでお世話になったお客様に廃業いたします、とも言えなかったのが正直なところではある。初めは乗り気ではなかったが、やればやるほど面白いのがシルク印刷とパッド印刷であった。デジタル化社会の中でシルク印刷等全く需要がなくなるのではないかと半信半疑で始めたが、探せば仕事などいくらでもある。世の中に印刷していない物がないくらいとも思え始めてきた。

が印刷の仕事だけではまだまだ生活に余裕が出ないので、以前の仕事関係の貿易を使い、東南アジア向けに食品の輸出や逆に輸入等をコツコツはじめてみた。それ程足しにはならない事業ではあるが、片手間を見つけては何かしらの貿易を行い、今では多少の大口案件まで確保できるところまで成長してきた。今回は1つ大きなプロジェクトがあるのでその打ち合わせと久しぶりに顔合わせをしていろんな話をしてこようと思い、週末を使ってのとんぼ帰りの出張を入れた。今日の夕方には地元長岡を出て、夜の便でシンガポールに飛ぶことになっている。

話は変わるが先日取引先の社長さんと話した中でコスト削減が出てきた。お互い零細企業ともいえるほどの規模かもしれないが、その中で100円200円のコストをいかに日々削るかの重要性を語った。私はかなりコスト削減に関しては敏感な方で、10円でも20円でも何とかして削減できないか、と日々探している。代替品のきくものがあればそちらを試して問題がなければ乗り換え、現金払いをすれば安い物は現金で払う、銀行手数料がもったいないので集金に行く等、塵も積もれば山となる感覚でやっている。

コスト削減は辛いと思ったらそこでアウトだが、私はコスト削減を楽しんでやっているので全く苦にはならない。何か安い物を見つけてそれが使えるとわかった時の感動は他にかえられないくらいだ

山菜の時期

春がきたとなれば毎年山菜取りである。私は子供のころから母親に連れられ、山菜を取っていたので今もふらっとでかけてはいろいろとってくる。

今年は豪雪もあってまだまだ始まったばかりではあるが、山に行くのが楽しみでしょうがない。私はどちらかと言えば食べる方ではなく、採る方が好きだ。ウドなども白い生で食べれるおいしい物は人に全部あげてしまい、自分では緑の方をきんぴら等にして食べる。

タラの芽も大好きだが、年々タラの芽の蕪がなくなっているように思え、やまあらしなのか採り方がわからない人がとっているのか、芽の部分だけでなく、根こそぎとって行ってしまう場面も見かけた。ウドなどもそうで、来年の分を考えて採ればよいのだが、根元から全てとってしまったり、採らなくても良い物を取ってしまう人たちもいる。

昔に比べれば少なくなっている山菜だが、必要の無い舗装道路や採り方のわからないマナーの無い人たち等で荒れてしまっているのが現状かもしれない。私が子供のころとっていたわらびの多く取れる場所等は舗装されてしまい、全く取れなくなってしまった。あんな山奥の道をなぜ舗装しなければならないのか、子供心にも疑問があった。幹線道路でもなく、まして県道でもない。山に行く地元の農家の方や村民だけが通るような道を意味もなく舗装しているのは予算の無駄遣いなのか行政の思惑なのか。

最近では山菜がスーパーで並んでいるのをみかけるが、どれも栽培しているもので天然ものが見当たらない。私はできるかぎり天然ものを食せるよう、元気な限りは毎年山にでかけたい

毎日が異なる、気が付けばもう5月半ば

最近思う事は毎日が異なる日々だということだ。昨日の仕事も今日は全く異なり、明日何がくるかも読めない。もしかすると明日は全く仕事が無いのではなかろうかと思えば、急ぎの仕事が舞い込んでくる。

仕事の計画を立てるというよりは、入ってくる仕事を的確にこなし納期を厳守することに重要性を感じる。今週は比較的スムーズに事が進んではいるが、明日何がくるかさえわからない。しかしそんな状況が自分を成長させているのかとも思うときもある。流れ仕事があればそれをこなしていれば売り上げは確保できるのかもしれないが、流れ仕事が無いくらいの小さな町工場の印刷屋なので、日々のご飯が食べれる事が重要な課題となる。

もう5月も半分が過ぎてしまい、もうすぐ1年の半分が終わろうとしている。月日の経過ははやいものではあるが、充実しているのであろう、と思ってはいる。

本日の午後は長岡市の市政モニターに応募したら受けてもらえたので、その初回会合に参加する予定だ。

丸太に印刷

週末は久しぶりにのんびりした。土曜は先週片付いていなかった3色印刷の最後の色うちを午前中に終わらせ、午後からはのんびりした。日曜日は快晴でもあったので、午前中は幼馴染とコーヒーを飲み、そのまま娘を連れて地元アオーレ長岡の広場で日向ぼっこをしたり、構内を見て回った。ここまでの大型投資を長岡市という地方都市がやったので、どんな感じになり、どのように活用されるかはすぐには結果は出ないかと思うが、無駄な投資で終わってほしくは無いと思う。

バブルの時代はさてお金を使ってどんどん物を作ればなんとかなったのかもしれないが、今は税収減に人口減、財源の確保とある程度の収益性を見なければ大型の投資はできないのではないかと思う。事業でも同じく、以前はどんどんリースや投資ができたのかもしれないが、今の弊社はコスト削減に日々の研究、なんとかある機械と人間の技術で印刷をこなせないかと考える方が多くなっている。

先日は丸太に印刷ができないか?という問い合わせがあった。1本の丸太を学校の校庭に埋めて記念碑にするらしい。そこに習字の先生が書いた楷書を印刷できないか、というものであった。丸太でも表面を削ってある程度平らになっていれば直刷りもできるが、処理も何もされていないそのままの丸太なのでパッド印刷でもあまりはっきりしない見栄えになってしまう。今回は透明の塩ビ板に逆刷りをして、裏面から文字を表現、あとはドリルで打ち付けることにした。

いつも思うが自分の印刷した物が世の中に出ている場面をみつけるとなんだかうれしい。今週は忙しそうな1週間になりそうだが、木曜の夜から月曜の朝にかけては東南アジア出張で機械のOEM受注にシンガポール向けの輸出案件をまとめてくるとんぼ帰りになりそうだ

A4版の厚いファイル入れに印刷

昨日からは連休前に決まっていた案件のファイル入れの名入れが始まった。ファイル入れといってもクリヤファイル等の薄い物ではなく、A4の紙であれば300枚くらい入るであろう厚みのあるファイル入れだ。

幸いにも表面は平らになっているので通常のシルクスクリーンで印刷が可能で位置合わせや印刷もそれほど苦にはなっていない。数量が1500個と多い為、弊社の作業場にギリギリはいっているような感じだ。合計3色なので調子よく仕上げていかなければ今後はいってくる案件の対応に支障をきたすかもしれないので、なんとか来週までには全て仕上げることができるようにしたい。

クリヤファイルや100円ショップで売っているものに名入れ印刷という案件がここ最近増えているような感じがする。価格の暴落でどんどん安い物へと流れているのは理解できるが、安い中国製の物の場合、不純物が材質に含まれている場合が多く、付着するインキの種類を断定するまでに時間がかかってしまう。XX100%となっていれば問題は無いのであるが、再生XX 60% XX40%といった風に混合されている場合はかなりやっかいになる。場合によっては表面をプライマ―処理した後に印刷しなければインキが付着しない例が多い。

いろいろな案件をこなしながら経験と知識を増やしていけるので面白い毎日である。今日はどんな日になるのか、楽しみだ

GW明けのバタつき ボトル印刷

GWが明けた。期間中は妻の実家に帰省、月曜日に以前の会社社長との会食があったので、新潟に戻ったのは火曜の夕方になった。

少したまっていたフィルム出力や出荷、メール処理等をこなし、火曜は早めに就寝しようかと思ったが結局は24時前まで仕事が続いたので、昨晩は早めに寝ることにした。

昨日の時点でなかなか難しい印刷依頼が舞い込んできて、いろいろと調べていたが、最終的には顧客判断となりそうな案件だ。既に便詰されている日本酒のボトルに印刷をしてほしい、という内容だがインキの乾燥で焼き付けをすることができない。普通の便であればそのまま乾燥炉に入れて高温で焼き付けすれば翌々日には納めることができるが、日本酒がすでに詰まっている状態なので焼き付けなどできない。自然乾燥でも密着するインキ探しで、数社程候補が出た感じではあるが、実際に試験してみなければわからない。

フィルムを貼ってしまえば簡単なのであろうが、高級感を出すためにどうしても印刷をしたいとの事だ。

実験段階にはなるかもしれないが、案件が決まったらいろいろできるので、これまた楽しみな仕事になりそうではある

ゴールデンウィーク明けと帰省

GWは妻の実家がある神奈川県にきていた。帰りは日曜日に設定したが、月曜の夜に以前の会社の人との食事会がはいったので、火曜にのんびりと新潟に戻ることにした。幸いにも往復は逆方向に進行することになるので、渋滞とはほぼ無縁であるが、ナビゲーションが無いので来る途中はいろいろと迷ってしまった。最終的には神奈川に到着できたが、夜19時過ぎをまわっていた。

今日は午後からシンガポールより来日していた来客を送り、その後秋葉原に移動し、会食となる。秋葉原ではどこかのカフェにでも入ってネットをつなぎ仕事をしながら会食時間を待つことになるであろう。無料でネットにつなぐことができる場所がなかなかないので、どうしても秋葉原を選んでしまうが、何か面白い場所や商品が出ているかをさぐってみることにする

これからの印刷とマーケット

毎日仕事をしながら思う事がある。それは弊社には流れの仕事が全くないということだ。以前私が子供のころの記憶をたどれば、それなりに流れの仕事があったように記憶している。あるメーカーの箱の印刷、化粧箱に捨て看板。ほぼ毎日が忙しく夜まで駆り出されて子供なりに手伝っていた記憶は途絶えない。

あのころが懐かしいと思うときもある。あの時代を経験した先代(父親になるが)は今の現状を見て一時は廃業しようと考えていたらしい。そう思うのも無理もないと思う。それなりに版代で儲けが出せていた時代とは一転して今は版代なぞ取れるかとれたとしても本当に微々たる金額になる。落版の手間暇を考えればトントンか赤字だと思うくらいに値段が落ちている。それでも弊社は幸いにも社内で全てできるのでまだコストは低い方だと思う

そもそも私がなぜ家業のシルク印刷業を継ぐことになったかと言えば、突然の先代の末期がん宣告により、急きょ仕事をしていたドイツを離れ、帰国することになったからだ。帰国の時はいろいろと考えたが、まずはお客様、お得意様第一なので、儲かる仕事なのか将来性があるのか等まったく気にはならず、お得意様に迷惑をかけてはいけないという思いで帰国を決断した。

実際に戻ってきてやり始めてみれば、面白い仕事ではある。儲かる儲からないかと言われれば儲けは全くといってよいほど無く、母親と二人でなんとか飯を食べていけるくらいの売上は稼げているといってよいであろう。子供のころに聞いた売り上げの金額からすれば1/5にも満たないくらいの額に激変している。だが、このまま胡坐をかいて座っているわけにもいかないので、コスト削減から売り上げアップまで毎日試行錯誤でやりくりすることにした。儲かっているときほど慢心が広がってしまい、何とかしなければ、どうすればコスト削減になるか等考えることはなかったであろう。幸い今の状況下におかれ、様々なコスト削減方法や売り上げUP、顧客拡大方法を学ぶことができたし、今後も常に続けていこうと思う。

儲けも仕事もそれ程無いが、日々試行錯誤をして頭を使う=脳の活性化につながっているかと思い、日々過ごしている

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