印刷ブログ
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変わったファイルに名入れ

先日はファイルの表紙と背表紙に名入れをした。まずは背表紙の部分だが、1㎝前後の幅でしかも折り曲げてあるファイルなのでそれなりの治具をつかわなければならないが、ファイルの背表紙へ名入れはよく行っているので既存の治具が使えた。

ファイルも紙の物が殆どだが、今回のファイルはめずらしくPP加工がしてあり、PP用インキを使っての印刷になった。ファイルが曲がっているのでドライラックに載せるのが難しく、並べて乾燥させておいた。今日は表紙に印刷することになるが、こちらのほうが簡単で1時間もあれば終わるであろう。

冬場の場内の温度があまりにも低いので乾燥に時間がかかってしまうが、これはどうにもならない。今日は引き続き大型のシルク印刷を行うことになる。こちらも明日には全て完了し、明後日には梱包・出荷ができそうだ。

今朝程には以前から何度も試印刷を行っていたプルタブへのパッド印刷の名入れが決まった模様で、来週はそちらにとりかかる事になりそうだ。こちらもすでに完璧な治具を作成してあるので、あとは色を出して印刷の調子さえ出ればすぐに終わらせることができるであろう。

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学生との焼肉

昨晩は2年前の地元原信サマースカラシップ参加生と新年会で焼肉食べ放題に出かけた。さすがに10代の若い人の食べっぷりは違う、私なんぞもうあんな食べ方はできないというくらいの注文で、それも無理ではないかという量に見えたが最後には全て食べつくしていた。私もできることならばまたあのころに戻りたいなどと思いながら好きな物を好きなだけ食べたが、それでも途中で腹いっぱいになってしまった。

食べている時が一番幸せだと思う。まだ他に3人ほど学生がいたのだが二人は受験真っ最中で参加できず、もう一人は先約があるとの事で不参加だった。2年前の夏の研修以来、全員が集まった事はないが、クラスの同窓会のようなもので、時が経つにつれ参加できる人数がどんどん減るであろう。昨晩集まった学生ももうすぐ受験生になるので、来年の今頃等多忙で食事会等している暇はないのかもしれない。

私は受験戦争というものを免れ米国に留学したので、高校3年生の忙しさというものを知らない。3年生でもアルバイトに明け暮れ、同時に英語の勉強を人一倍やった。それも会話、聞き取り重視で文法などはあまり気にせずおこなった。わざわざアメリカ大使館に出向いたり、FAXで情報を取り寄せたり、英語のアナウンスを聞いたりと、できる限りの事をやった。地元にアメリカ人らしき人が歩いていれば話しかけたりしたこともあった。今思えばなんと無謀な少年だったかと思われるかもしれないが、あの時は必死であった。そのおかげで米国に到着して行った英語の試験もなんとか日本の大卒レベルの方がクラスメイトにたくさんいる感じの半分のレベルに入ることができ、半年の英語講座を経て無事正規の大学のクラスに編入することができた。そのまま夏も冬も休まずに単位を取り続け、2年半後には学士号を取得して、21歳でアメリカという遠い土地ではあったが無事就職をすることができた。

様々な経験があったせいか、今では何がどうきてもなんとなくあわてずに対応することができるようになっているし、何でも挑戦しようという試みは忘れない。学生にもこれを伝えようということで、近日学生向けに進路座談会を開こうかと地元国際交流のスタッフと相談中である

午前中は仕事、午後から夜まではセミナーに懇親会

土曜日は午前中に乾きの悪い大型のシルクスクリーン印刷の白べたをやった。土日と乾かせばいくら零下の作業場でも、月曜の朝までには乾いているはずである。本来であれば電話のならない日曜日中にもう1色進めたいところではあるが、さすがに母親も日曜だけは休ませてほしいという感じであるし、私も何かしらいろいろとやることがあるので、よほどの急ぎがない限りは日曜日は休むようにしている。

土曜の午後は地元長岡市で行われたJICA主催の国際理解教育のセミナーに教員の方のエルサルバドル研修発表会に参加してきた。私は教員でも何でもない身分ではあるが、国際教育には大いに興味があり、またそのような現場を活性化させることは今は大変重要な時期にきていると肌で感じている。シルク印刷やパッド印刷の仕事をしているとどうしても内向き、国内向けの仕事だけになってしまいがちではあるので、貿易の仕事で視野を広めるようにしている。東南アジアにでかけることがあるので、その都度途上国の方々から元気をもらっていると言いたい。日本は先進国のように見えるが、外から見ると後進しているかのように見えてしまう。頑張っている方は頑張っているし企業もそうではあるが、国全体として見ると後進としか見えない。

そのままセミナーが終わり、先生方との懇親会に行き、いろいろな話が出たが、私もまだまだ未熟であると感じさせられた。現場の先生方は新しい手法で教育を変えたいらしいが、上や雰囲気がそうさせないという意見が殆どすべての先生方より出た話には驚いた。現場は悪くない、現場はなんとかしようと努力しているにもかかわらず、おかみがそれを許さないという体制には絶望してしまう。

千葉からわざわざ来られた先生がいらしたので、新幹線の時間までほんの30分ではあったが、近くの居酒屋にご招待し、おいしいお酒に自慢のつまみを一緒に食べた。これで長岡という町の印象が残ったというくらいのつまみを注文したが、如何思われたかはわからない。

日曜はのんびりと起きて、版の位置合わせや午後から娘が今年からお世話になる森の幼稚園へ暖炉用に使える木の切れ端を持参したり、以前頼まれた外国のコインを届けようと思う。
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名札の名入れが続く

新年度の新社員か入れ替えであろうか、今週は名札印刷の依頼が続いた。例年あることではあるが、新年や年度明けになると名札の印刷が多い。

そのまま表刷りで名入れする名札もあれば、裏刷りをして最後に白や銀でベタうちをする印刷もある。逆刷りとなるとなかなかピンとこないかもしれないが、文字を反転させ、透明なプラスチックの裏側から逆に印刷、ひっくり返すと普通に見えるようにするのが逆刷りである。これは名札で良く使われているが、バスや電車の車内ステッカーの場合も使っている。

今はほとんどインクジェットで出すであろう車内ステッカーではあるが、色数や枚数によってはシルク印刷でやったほうがはるかに安い場合がある。~5枚程度でカラーあればインクジェットの方が圧倒的な安さになるが、4色以下で10枚を超える場合は弊社にもちこむ方が多い。100枚を超える場合はシルク印刷の出番で、圧倒的なコストパフォーマンスが謳えるが、昔からのシルク印刷は版代が高い、ということでなかなか周知されていない。

技術の革新により製版に使うフィルムの出力も今は家庭用インクジェットプリンターで簡単にできてしまう。フィルムのシートの調達、インクジェットの出力の設定さえ間違わなければいとも簡単にフィルムが出力できてしまう。それも外注に出す10回分で20mロールのフィルム素材が買えるくらいなので、そこそこのプリンターを買って自社内でやればなんとでもなるし、すぐにフィルムができ、製版にとりかかることができるので、納期短縮にもなる。

まだまだ自社内でできることはたくさんあるとは思うが、来週東京で行われる先端印刷見本市に1日だけ出かける予定があるので、そちらで何か新しい技術を見てこようと思う

大型シルクスクリーン印刷開始

先日はカットが完了した大型の約1メートル四方のベニヤ板に印刷を開始した。今回はリピートが早かったということもあり、弊社で次回分も在庫するつもりでいつもの2倍の数量を印刷することにした。

印刷の大きさも1mを超えるとさすがに身体全体を使っての印刷となり、スキージに入れる力もそれなりに強くしなければインキが入らない素材でもある。約200回の印刷工程を繰り返したが、普段は使わない筋肉を使ったこともあり、体が疲れてしまった。まだ冬場で寒い中での仕事なのでポカポカと暖まった感じで良かったが、これが夏場ともなれば相当な汗に体力を消耗することになるであろう。昨年のリピート頻度からして夏場にも同じ仕事がくることは見えているので、涼しい春先に多少在庫をもつ感じで印刷しておこうと思う。

4色すべての工程を終了させるには来週半ばまでかかるであろうが、冬場での乾燥が悪いので乾燥している間に他の仕事をやったり製版をしたりといろいろこなすことになるであろう。

自社内でシルクスクリーン印刷の製版にパッド印刷の製版、全てができるので便利ではあるし短い納期の依頼もすぐにとりかかることができるのが弊社の強みかもしれない。
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名札印刷

先日は2種類の和紙に印刷、あとは名札の印刷があった。なにかと下準備で大型印刷のベニヤ板の切断もおこなったが、そちらは集中して時々機械に休みを与えて、夕方までには119枚全ての板を寸法通りに切断が完了した。

名札の印刷から作成までは昔から弊社で行い、プラスチックの板の切断、バフ加工、名入れ、そしてクリップ接着まで一貫してできる。特に宣伝をしているわけでもないので注文がおおいわけではないが、知っている方は都度注文をされてくる。以前はクリップは他社に探してもらっていたが、私がシルク印刷を継ぐようになってからはどこか安いところはないかと全国を探しまくり、最終的にはクリッキーというクリップを1個20円以下で仕入れる事ができるようになった。以前は25円くらいであったので、すずめの涙のような節約ではあるが、5円でもコスト削減できればうれしい。
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和紙の印刷に関しては某小学校の卒業証書となり、これも毎年のようにリピートがやってくるが、年々子供の数が減少しているせいか、発注数量は減少している。寂しいことではあるが、現実なので仕方がない。こういった地元の素材である和紙を使った卒業証書を出している学校にはなんとなく親しみを感じる。

今日は大型の印刷を開始、他に紙に印刷する案件やデータ作成・製版もあるので忙しい一日になるであろうと思うが、仕事があり外も晴れているのでとても気分が良い。世の中に感謝しなければならないと思う
wakino

寒い中の製版

新しく版をつくる作業が増えてきたので、昨日も今朝も製版を行った。私は常に夜のうちに乳剤を塗布、自然乾燥させて朝に製版するよう心掛けているが、これがまた冬の時期はつらい作業になる。

冷たい水を使っての現像になるので、長い時で水を5分くらい使う事になるが、今の時期の水の温度が0度近いのでかなり冷たい。夏場の現像と違い、温度が低いので現像にも多少時間がかかる。

パッド印刷の製版は暖房のある暖かい事務所の流し台を使えるのでそれ程大変とは感じないが、シルクスクリーンの製版は大型の製版機を使わなければならないので、暖房がない作業場での仕事になる。もう1-2か月もすればまた暖かくなり作業もやりやすくなるであろうが、冬場のこの時期の製版は毎年参ってしまう。

昨日受注のあった大型のシルクスクリーン印刷の準備を今日行うので、それを開始すれば体が温まるであろうが、なんとも春が待ち遠しい

世の中が動き出した感じである

日曜日は以前から気になっていた魚沼市にある某食堂のゴルゴンゾーララーメンを食べに行ってきた。どうも変なラーメンなのだが、私としては変なものがすきで、普通の物はいつでもどこでも食せると思えばやはりチャレンジをしてみたいと思うようになる。

幼馴染を誘い二人で45分ほどドライブして目的の店に到着、食べてみたが意外とこれがあたりであった。私にとってはこってりスープのクリームシチューにラーメンを絡めているかのようで、とてもおいしく感じた。帰り際に店主がどうでしたか?と聞いてきたので最高でした、と答えておいた。どうもこのラーメンはあまりにもインパクトが強いので人によっては好みがわかれるらしいが、私は好んで挑戦しようと食べに来たので味がどうであれ、特に文句をいうつもりもなかった

今朝は起きてからのんびりと支度をし、注文の電話が入った。こちらもまたいつも行っている大型のシルク印刷なので、準備に時間がかかる。前は正月明けに納品、それがすべて売り切れてしまったので景気が良い証拠であろう。建築関連の資材に印刷なので、もしかすると消費税増税前の住宅着工で使われているのかもしれない。大型で時間がかかるので、今回は受注数量の2倍の印刷を事前に行い、弊社で在庫しておこうと思う。セットの手間暇を考えれば多少在庫しておいたほうが次回の製造の際に楽になるし、いざ出ないとなってもなんとかして売り先を見つける事ができる商品だと思うのであまり心配はしていない。

他にも数件印刷案件があるが、それらは今日中に終わらせることができるであろう品なので、今日からエンジンをフル回転させて仕事をしようと思う

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体罰とは

昨晩は久しぶりに幼馴染の経営する焼き鳥屋に行った。9時過ぎにいったが、年配の常連客の方が多くかなりにぎわっている様子であった。そこへ熱燗を頼み、寒かったのであったかおでんをご馳走になった。

隣に座っていた常連の方が福島のお酒をもらったそうで、それも2杯程冷でいただいたがなんともうれしい気分であった。こういった家族や近所ぐるみのお店はなかなかないので、いつも行くたびに気分がほっとする

その中で大阪市長の体罰に関するニュースが話題になっていたが、年配の方といろいろ話すうちに、体罰は必要であるが、子供にも逃げ場を与えてやらなければならない、という結論が出た。これは昔の方に言わせれば当たり前のことで、以前はしょっちゅう先生に殴られたりたたかれたりあったらしい。私の時代も体罰は多少あったが、それでも生徒間でも先生の間でも限度というものをあらかじめ知っていた。途中から限度や暗黙のルールがなくなり、体罰がいつしか殺人になってしまう世の中になってしまったようであるが、昔は先生も生徒も暗黙のルールの上で体罰を行っていた。

いつしかそのルールがなくなりおかしくなったのかはわからないが、個人的には体罰なくして子供のコントロールは難しいと思う。なんでも口で説明してあげれば理解するわけでもないのが子供なので、それなりに体を使って教えることも大切だと思う。しかしそこには限度もありルールもあるので、大人側もそれを理解していなければ体罰を行使する権利をはく奪すべきであるし、体罰を行うべきではない。

子供がお父さんに叱られたりたたかれたりすればおのずとお母さんの所へ、又はおばあちゃんの所へ逃げるのが普通であったが、核家族化で今はその逃げ場がない。体罰を受けてもいじめを受けても、叱られても孤独な空間に逃げるだけで、それをケアしてくれる親族が周りにいない。先進国に経済成長を伴った国のデメリットであろうか、我が我がと私利私欲を優先するばかり、子供・子育てというものが変わってしまった。いくら叱られてもおばあちゃんの部屋に行けば安全だ、という逃げ場所が私にはあった。なので安心していたずらもできれば悪い事もした。しかし限度を超えればおばあちゃんでも怒ってきたので、そこで子供は学ぶのであろう。

世の中の動きを変える事は難しい、だが、こういった居酒屋で年配の方から学べる経験や知恵を大切にしたい

太った

昨晩は平成25年度に行われる地元長岡市のまちなかカフェのゲストとして呼ばれることになり、その打ち合わせの為に町へでかけた。19時から1時間ほどの打ち合わせであったので、帰りに近くのバーに立ち寄りほんの1-2杯飲もうとおもったが、幼馴染が1時間ほどで合流すると連絡してきたので、そのまま居座り、2軒目まで行ってしまった。

彼は仕事が忙しいらしく、20時あがりの21時合流だった。なんともうらやましい限りで私も仕事があれば外を飲み歩くことなどないであろう。

そうこうしているうちに飲んでは寝て、仕事も少ないので体はあまり動かしていない、恐る恐る体重計にのってみれば正月以来5キロ程太ってしまった。これは大変だと思い、お酒は飲むが夜に食べる事をやめ、また雪かきでもしながら体を動かすことにする。

来週にもなれば仕事もある程度動いてくるであろうと思うので、飲み歩くことも少なくなるであろう

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