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タンブラーへの回転シルクスクリーン印刷

先日のマグカップへのパッド印刷試験はなんとか終わった、結局は製版を3回やり直していちばんムラが出ていない版でためしたところ、ほぼOKな再現となった。

つかっているインキが厄介なインキなのでなかなか綺麗にできない。特に冬場なのでインキも固くなり、更に陶器・ガラスようなので希釈もちょうど良くしなければ気泡が出てしまう。気泡がでるくらいまでに希釈するとドクターブレードで綺麗にインキを出せるが、そうすると気泡が出てNGになる。かといって固いインキのままだとドクターブレードで綺麗に版から転写ができない。

その中間をなんとか見つけてうまい具合にインキをパッドで拾ってあげて転写しなければならないが、そのタイミングに間、そして2度の重ね転写となるので難易度はそうとう高い。量産で30個程なので全体量としては少ないが恐らく1つ印刷するのに3-5分くらいかけてやることになるであろう。これは集中力を必要とするので夜か週末にやろうと思っている。

今日はアルミ製のタンブラーへの回転シルクスクリーン印刷が来週の納期であるのでそれの受け治具とテスト印刷をしようと思っている。それが終わればあとは来週に一気に量産し、焼き付け乾燥をすれば終わりだ。

気づけばもう金曜日、あと3週間もしないで2015年が終わってしまう。最後のラストスパートになるであろう