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今までで一番難しい印刷だった

先日ようやく仕上がった案件がある。インサートカップという円柱状の形をした取っ手付きのカップホルダーに両面2色曲面印刷、というものであった

引き受けた当初はできるかできないかすらわからなかったが、治具の作成、カップを固定する治具、そして印刷位置とブレの調整等、全てにおいていままでの中では難しいと感じた曲面印刷になっている。

なんとか土曜の夜に仕上げて先日梱包・出荷できたので気持ち的にも安心している。師走となっているのでまだまだ他の案件があるのだが、難しい案件が終わったので気持ち的にはかなり楽になっている。

ここのところ曲面・回転印刷の依頼が多い。聞くところによるとどこも小ロットでは対応していない、又は治具代等でとんでもない金額が見積もりで出てしまい、ノベルティとして使えるような単価にならないらしい。通常の考え方と印刷の感覚でいればもちろん無理な事であると思う。私は今後このような小ロットのノベルティ印刷の需要が伸びると思っている、それに潜在需要を考えれば恐らくものすごい数になるとは思うが、どこも小ロットを得意としていない、又は小ロットでもメーカーの大ロット的な感覚で版代や治具代を請求するところがまだ多々ある。

小ロットの場合は従来の見積ではまず決まらないので、1式いくら、又は相手の予算をお伺いして決めた方が良いと思っている

insertcup

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