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継続は力なり

日々仕事をしながら思う事がある。以前の会社の同志や苦労を共にした人たちと話すときに、あの時はつらかったが面白かった、やりがいがあった、等々。

日々の努力なくして明日は無い、と常に思う。仕事がひっきりなしに入ってくればそれはそれで安泰であろうし、そんな会社が羨ましくも思えてしまう。いづれは毎日が仕事で忙しい日々をおくる印刷工場にしたい、と夢をもつ。父親が経営していた当時、それも20年前くらいではあろうか、私は子供ながら学校帰りに人手が足りなければ補助としてよく手伝いをしたのを覚えている。自営業なので夕食のあとも手伝い、土日も必要であれば仕事をしていたのをよく覚えている。社員を雇用すれば済む話なのではあろうが、そこまで安定して仕事が毎日はいっているわけではないので、社員を入れることは考えてない、と父親が言ってたのも記憶にある。

常日頃から私は以下を心がけている。同時にそれが悩みとして妻子ある家庭をもつ父親としての一人悩みの場合もある。

1. コスト削減
2. 新規開拓
3. 技術革新

1は以前の会社でドイツ現地法人を立ち上げたあたりからかなりの癖になっている事ではある。もう職業病といってよいほどコスト削減は私の体にしみついているに違いない。コピー用紙の裏紙使用はあたりまえ、捨てる素材や資材であっても必ず欲しい人がいると売ってみたり、水道電気に節約できるところはとことん節約している。コスト削減を考えない経営者は余程儲かっている業界なのかもしれないが、私には独占業界以外そのような業種は無いと思う。2はつねに会社は出てきて無くなるものだ、と感じさせられた営業時代の経験からである。昨日までとりひきしていた会社が突然なくなる、ということは珍しい現象でもなんでもない。3に関しては慢心を無くすという意味でもあるが、同じことを繰り返しやっていても面白くは無い、という性格上の理由からかもしれない。同じ作業を繰り返すことは仕事とは言わず、作業である。いずれ機械にとられてしまう作業をやっていても将来は無いので、機械にできない仕事、を常日頃から探している。

1-3まで全て大事ではあるが、慢心さえなくなれば企業という人、人間という生き物は常に成長しつづけるのではなかろうか

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