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DICの色を調合する

60Aポリエチレン用インク、ちょうどリピートのとある歯科のビニール傘がやってきた。4年ほど前だがかろうじて版は残っているので、色だけ再調合

以前は色調合はあまり得意ではなかったが、どこからかできるようになった。特に習ったわけでもなく、DIC
からCMYKの%を確認できるサイトを見て、それをベースに感覚で調合するとだいたい似たような色になる。基本の色さえわかればあとは残りの3色をどうすればよいのかという部分はDICのチップを見てこのくらいかなという感覚だ。

感覚は良くないと思うが、小ロット用のインク調合を計量機に入れて図ってコネコネと大量に作るほどではない、ぱっぱとやらなければ前にすすまない

テニスボールにシルク印刷

そもそもできるわけがない、と言われるがこの案件を一番最初に引き受けたのがもう7年前くらいだったと思う、いままでやっていた職人さんができなくなり、その完成写真を見せてもらった。

どう見てもパッド印刷ではない濃さ、そして綺麗に印字されている。平面のスクリーン印刷ではない、もしかすると版をひっくり返して手で回していたかもしれないが、それはわからない

私なりにどうすればできるか試行錯誤を重ねそこそこ再現できるようになった、いまは毎年やってくるがすぐにセッツとできて問題なくしあがる。ほとんどNGは出ないようになった。慣れと言うものは怖いがこれが経験となるのであろう

素材は化学繊維だと思うが塩ビ系で問題はない、できるようになればこのコツで良かったのかと思うのだが、これが説明できないw

ちなみに画像の黒いプリントはメーカーのもともとの印刷でフロッキー転写だと思う、弊社ではその反対側に白でとある企業名を印字している

スキージの硬度

スキージは色で硬度が違ってくる、毎回同じ成形品や素材を刷っていれば1回取り換えればそれほど気にしないで良いが、弊社の場合は布だったり硬い成形品だったりと、版のメッシュでも120~355まで幅広い。全て同じスキージではなく、やはり被印刷体によりスキージの硬度を変えたほうが仕上がりが違う(もちろんプロ目線であって、パッと見てもわからない場合がある)

 

弊社の理想としては赤、緑、青の3種類の幅が違うスキージを在庫したいが、そんなに種類を持てないし場所も大変だ。なにより管理も大変で、永久保存できるものではないので常に交換が必要と考えれば中間の緑を一番頻繁に利用している。

 

インクもそうだがスキージも小ロット販売してほしいなぁww

 

Pantone合わせ

たまにPantoneやDic指定がある、ロットが多い場合は問題ないが小ロットの場合は都度色を合わせると手間になってしまう。かといって無償でできる時代ではなくなったので、弊社では特色調合で費用を負担いただいている。それでもメーカーに比べれば破格だとは思っている

 

たまたま同じような色が在庫で残っていればそれを使う、そうすることでコスト削減できるからだ。だいたい似たような色がある、世の中皆同じような色を好む傾向なのかなと思ったりもする

インサートジグがなければこうする

プラマグ30個程への回転スクリーン印刷、そのままでは回転しない。取っ手があるのでインサートジグが必要だ。

 

ロットは30個、それ専用に作るわけにはいかないし、在庫でもっているものではない。専用に作れば軽く数万円はするであろう、かといって毎回リピートがあるモデルでもない。1回で終わってしまうかもなのでジグに投資ができない。

 

ホームセンターでこういう塩ビ管を見つけて少しだけ工夫とDIYをすれば問題なく使える。今回は1周ぐるっと回すデザインだ。難しい案件にもなる

Rマークだけ先に刷る

とあるチェアの生地にスクリーン印刷  随分と慣れているので特に問題は無いが、問題は商標登録のマーク。これは小さい、そのままロゴと合わせて刷れば必ず潰れてしまう。大きなロゴにはスキージの圧力をかけるのでそれが原因で小さなRマークは潰れる

 

個数が少ないのでできる技かもしれないが、こういう場合はRマークだけ先に刷って残りのロゴを別ですれば綺麗に再現できる。位置合わせはデータを1版でつくって刷り終わったRマークを透明テープで隠せば比較的ズレが少なく刷れる。もちろんコンマ㎜単位は不可だが、それでも1㎜もズレないであろう。

 

両面なので昨日の夕方に片面を刷って今朝にもう1面、これで仕上がりだ

版から飛ぶインクを防止

手刷りで刷っているとスキージを返したり動かしたりするときにインクが飛ぶ場合がある、飛びやすいインクと飛びにくいインクがあるが、それでも製品に付着するのはNGなので防ぎたい

 

半自動機で大きな版だとこれは無いが、どうしても手刷りで小さな版だったりすると飛ぶ。写真のように厚紙をアルミ枠のところに固定することで飛散するインクを阻止することができる。余っている厚紙を使うだけなのでコストはゼロだ

調子が出てきた アルミ蒸着袋

水曜はてこずったが、木曜にもう少し位置やジグを調整してみたら、今度は100枚以上連続でほぼ滲みなく量産ができた。多少は滲むがこれはもうどうにもならない、100%完璧を求めていたら前に進めない。しかしプロ目線で見たとき違和感なので、普通に受け取る人や余程指摘をしなければわからないであろう。

 

ほんのわずかな調整でスピードが異なる。このまま行けば来週早々には全て終わるであろう。 さて、最近感じるのが中東情勢だ。ナフサや原油不足は重々承知しているが、それよりは世界のリーダーとも言える指導者たちがどうもおかしいと感じてしまう。人間はおろかな動物ではあるがそれが露骨に出ている時代になってきているように感じる。何が不満なのか、何が原因なのかはわからないが、こんな風に地球で暴れていれば環境も悪くなり、もう住める場所がなくなってしまう。

 

地球誕生からかぞえればここわずか数百年たらずで人間が地球をズタズタにしてしまい、環境破壊をしている。この状態が続くのであれば少子高齢化のほうが将来の世代には良いかもしれない、と思う時もある。我が家も子供がそろそろ成人に近づくが、20-30年先の地球環境はいったいどうなっているのであろうか

バーガー袋とか

ごくまれにグラビアで間に合わないのでシルクでバーガー袋を刷ってほしいという依頼がある、単価で合わないのでほとんど決まらないが小ロットだったり短納期の場合は無理やりやるらしい

 

巷のバーガー袋やPETカップの仕上がりを見る機会があるが、とにかくひどいと思う。カスレやにじみは当たり前、しかしおそらく数円単位で連続でロールでやっているからのであろう、、、食事を包む包装を1つ1つ見て食べる人もいないであろうし、なんとなくプリントされていればいい、というレベルなのはわかるが、、、しかしこんなので印刷と呼んでいいのかなぁ、と感じるときがある。

 

値段を考えればこれでいいのかもしれない。とある東京都内のファーストフードだったが、これが800円であれば新潟で家族経営の食堂で日替わりランチを同じ値段で食べれる(笑) 地方都市に住んでいる醍醐味かな

3種類のデザインを一気に焼き付け 電気代節約

アルミケースにパッド印刷、ちょうど3種類のデザインで納期も4月中  1つ1つ仕上げて3回焼き付けすればよいが、それでは窯の電気代が無駄になる。

 

ちょうどよい数量だったので午前中に1種類、午後にもう1種類、その他は先週に終わっている案件を窯に入れたままなので一気に焼き付けする。これで電気代を節約できる

 

憶測だが中東情勢で電気代があがるのは恐らく数か月後であろう、それでも心がけは大事だ。節約、どうすればコストカットできるか等、常に頭をフル回転させている