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週末はのんびりと

世の中のコロナウィルスの影響で弊社も少しだけだが、スローになっている。しかしやることは変わらず、こういう時に難しい印刷が連続してやってくる。他人に任せられない案件、、、が重なってしまっているので自分だけ夜や週末をフル稼働するしかなさそうだ。今週はまさにその週だとわかっているので、土日は普段家からでれない子供を連れ、近くの温泉場にいってきた。

 

なんとなくだがTVを見ない若い世代は外にでて元気にしている、TVを見て心配性な世代は見かけない。。という方程式なのか否か、よくわからないがそう感じた。手先はどこもアルコール消毒、そうであれば体内もアルコール消毒してしまえと前から気になっていた月岡温泉の利き酒コーナーに行ってみた。ドアをあけてびっくり、20代の若い女性が一番多い。気になる方はぜひ行ってみてください  月岡温泉 Premium酒蔵

 

先行き不安ではあるが、1つ1つできることをやっていこうと思う

折り畳み傘にシルク印刷

折り畳み傘の1面にシルク印刷、弊社ではよく手掛けているので問題は全くない。しかし製版の方向を間違ってしまったので傘の印刷台とは逆になってしまった。

 

とりあえずの1本校正なので別のTシャツ印刷台で無理やり印刷。量産が決まれば製版をやり直した方が作業効率が良い、世の中人の動きが少なくなっているので製版機のゴム交換をすることにした。これで2日程製版ができないが、それでも何とかなる。即日印刷はできないが、無事ゴムの装着が終わればすぐにでも製版はできる

 

仮にできないとしても別の方法でできることは知識としてもっているので、なんとでもなる。アナログ技術を駆使すればいかようにもなる

高さのある成形物 小ロットシルク印刷

お寺様で使用するような形ある成形物、焼香入れかな? 10個程、高さ調節ができるホールド台を使用しなければならない、ポジも何もない、版だけが支給され刷るだけ。

 

こちらは昨年まで同じシルク印刷をされていた高齢の方が辞めたそうで、それももう80歳ちかかったらしい。ポジなどない、恐らくイラストレーターなど使ったこともなかったであろう。

 

ポジはあるはずだが、支給はされずに版だけがくる、とりあえず透明シールに印刷をして位置出しを行い、本番。今週もなんだかんだあわただしかったが、今月は1つ難題が決まってしまった。できるか否かのチャレンジがやってくるが、やるしかない。

銀ケシステッカーにシルク印刷

銀色のステッカーにシルク印刷、1色だったり2色だったり。1色の場合はそれほど気を使わないが、2色の場合はズレがNGなので位置合わせ、そしてスピードは無理をせずに精度を重視する。

 

もうなんだか世の中がコロナウィルスで五月蠅いので、気にしないようにと決めた。見えない敵と戦うには限度がある、変にマイナス思考になるよりは、なるようになると思い、日々の仕事と人生を楽しんだ方が勝ちだ。楽しんでいる人はドーパミンが放出され、ウイルスなんか寄せ付けないであろう。勝手な想像だが、もうそう思うしかない(笑)

 

笑いと仕事で吹き飛ばせば春がやってくる

キャンバストートにシルク印刷

キャンバス風のトートにシルク印刷、細かいデータがあるのでメッシュは150のバイアス。インキは故意に固めのインキを使用してスキージの強さを手加減で調整する

 

200枚程だったが、ほぼNG無しで仕上がった。今週納品だ。それにしても世の中のコロナウィルスの反応が大げさに思えて仕方がない。なんだか世の終わりのように思えるが、注意していれば良いだけだと思ってしまう。。。

黄色や赤は散る(飛ぶ)

QRコード決済の宣伝シール、弊社は対応しているので送られてきた。一応ドアに貼ったが一番左の黄色は半年ほどで色が飛んでいる。ちなみに弊社で印刷したわけではない(笑)

 

黄色や赤色は飛びやすい(散りやすい)。顔料の関係かもしれないが、すぐに薄くなる。これは恐らくオフセットかグラビアで印刷したものであろう、インキの膜が少ないので半年で散ったと思う。シルク印刷でも散るが、半年では散らない、、、恐らく数年というレベルだと思う。

 

され世間はコロナの影響で動きがとまっている感じだ、土曜日も夜車を走らせたが土曜の夜の交通量ではなかった。弊社はいまのところ影響はまだそれほど感じないがじわじわとやってくるかもしれない。あまりマイナスなことは考えずにできることだけをやろうと思う。折角なので少しは休もうかな?とも思う

不織布スリッパにシルク印刷

校正出しが終わった案件、今週から量産が始まったが足数が多い。校正時とは別に同じ120メッシュの版をTシャツ刷り台で使える用に再度製版。

 

このほうが刷りやすいし作業も早い、それよりは1つ1つOP袋に梱包されているのでそちらの出し入れ、、の方が時間がかかってしまう(汗) 開梱梱包は専門のスタッフに任せて、私はせっせと刷り続ける。3月中の納期でコロナウィルスの影響もあるのでフル稼働ではない感じではある。電話がなる回数が明らかに減っているが、それでもメールも電話も続いている。

 

先がどうなるかわからないので悩んでも仕方がない、とりあえずできることをどんどん仕上げていこうと思う。来週早々には製版機のゴムが切れているのを修繕しようと思っている。こういう時にこそチャンスで交換する

サンコー社のオリコンにシルク印刷

オリコンやコンテナでは有名なメーカー、サンコー社。こちらのオリコン製品10個、6面にシルク印刷。柄は3柄、小ロットなのでメーカーではやらないのであろう。

 

以前もこの大型のオリコン印刷をやったことはあるが、難しい、もちろん専用ジグと版が全てそろっていれば楽勝だが、小ロットなのでそうもいかない。ある程度自作、試行錯誤で位置出し、今日明日で終わる感じまでこぎつけた。あとは金曜に出荷すれば納期に間に合う。

 

今週の難題はほぼ終わった、あとはどんどん進めるだけだ。

焼き付け乾燥が多い

なんだか月火曜は焼き付けが連続した、1つはステンレスボトルで120℃、1回で窯に入らないので2回に分け、月の夜と火曜の昼。そして到着した貨物を開封したらいつもやっているギターのエフェクターケース、こちらはインキが落ちてほしくないという依頼なので1690Nインキ、150℃での焼き付け。同時にステンレスの灰皿にもパッド印刷で120℃程での焼き付け

 

月火と連続で窯を使用しているが、恐らくこれで今週は終わるであろうかと思ったが、もう1つやってくる。こちらも130℃くらい、帝国インキの黒に硬化剤でパッド印刷だ。あとは常温乾燥でOKなものかなぁ、、、

 

今週は比較的スローかと思えば後半からバタバタする、なんだかいろいろな業種が混じっているのでコロナウィルスの影響はあまりないと感じるが、それでも止まってしまった案件もある。回復すればまたいつものように忙しくなると思うからいまのうちにスローダウンして休めばいいと思っている

ステンレスボトルの目印 回転シルク印刷

ステンレスボトルを回転させ印刷する回転シルク印刷、今回は150個程、ちょうど回転シルク印刷が空いていたので週末のうちに製版、すぐにとりかかれた。色は白と指定DICだが、とりあえず窯に入る数量が100個程だったので、白を先に終わらせる。今日指定DICをやれば明日には乾燥完了している。

 

飲み口を閉めたときにロゴがセンターにくるようにという指示、アテがないボトルなので飲み口のところにあるほんのわずかな成形時にできている線を目印にする。こちらを基準に回転させるとほぼほぼ飲み口の真ん中にやってくる。

 

円柱形などの成形物はX,Y,Zの3軸を基準とする。なんだか面倒な数学に聞こえるが平らなものはXとYで位置決めができる、そうでないものは上方向への位置合わせがあるのでZが出てくる。もっと面倒に聞こえるかもしれないが、平面スクリーン印刷は足し算と引き算、曲面スクリーン印刷は掛け算と割り算、みたいに少し難しくなる。

 

私はどちらかといえば回転・曲面スクリーン印刷のほうが楽しいし慣れている。まぁ変人なんであろう(笑)