印刷ブログ
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やっとエアコンがついた

長らくの問題であった作業場のエアコンが先日装着された。いままではエアコンなしで夏の間も印刷を続けていたが、さすがに湿度・温度に左右される印刷物に関してはエアコンがなければやりにくい場面があった。

エアコンが無かったときの対処方法としては早朝に印刷するか夜遅くに印刷するかで対応していたが、やはりいつまでもそうはいかない。ちょうど近くのホームセンターで安いエアコンだけの機器があったのでそれを買って取り付けを依頼した。

取りつけも自分でやれば安いと思ったが、やはり電気系統に関しては火事が心配なので電気系統の配線があるものは極力やらないようにしている。それ以外はDIYという事でなるべく自分でやるようにしているが、時間がいつもあるとは限らない。今年も冬が来る前に融水設備の排管を変えなければならないが、それができるかどうかと言えばわからない。まる1日かければなんとか終わらせることができるとは思うが、秋晴れの暇な日がくればいっきに片づけようと思う

月に1回の移動

毎月1回、南魚沼市での会合に出席しているので、昨晩は帰りが遅かった。それでも24時前には地元長岡駅に到着、途中電車の中で寝てしまった。普段は4時おきでいろいろやっているのであるが、さすがに帰りが遅いと朝の目覚めもしんどい場合が多い。

今日からはまた普段のサイクルに戻るので22時前には就寝、4時起きで掃除をしたり製版をしたりとなるであろう。今週金曜日は東京に移動なので、移動が多い月になっているが、それでも仕事が楽しくて苦にはならない。

今日は急ぎの大型シール印刷に残っているドリンクボトル200本を仕上げようとおもう

PPの薄い透明シートに2色

急ぎの印刷があった、PPの透明なシートに2色、もともとはどこかのメーカーで印刷するようであったが、メーカーで印刷する場合は納期が必ずといって良いほど2週間、、、となる。なぜかはわからないが、急ぎでラインを調整したり割り込んで印刷する、という融通がきかないからであろうと思う。

弊社も通常納期2週間、とうたう場合があるが、急ぎであれば即日でも可能である。ポジフィルムから製版まで全て自社内で行う事ができるので(大型のポジフィルムは出力はできないが、仲間に頼めるので安心している)すぐにとりかかることもできる。

データが届いたのが週前、すぐに製版をし、材料が月曜に納品、そして火曜の朝には完成、納品済み。

こんな急ぎでも対応できる時はいつでも対応できるスタンバイなので、急ぎの案件がある方は遠慮なく相談してほしい

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どんな赤?

CMYKで自動又は簡単に色調整ができるならば良いが、シルクスクリーン印刷やパッド印刷となると全て人間の力で色を出さなければならない。調色と呼ばれる作業ではあるが、これが案外複雑で難しい。

生の色=インキメーカーより缶詰されているそのままの色 であれば簡単ではあるが、特色指定ともなれば調合しなければならない。人によっては色校正をしたい、とまで言う場合はかなりの時間がかかる。

赤でも金赤、真っ赤等と様々であるが、添付画像を見てもあまりわからないであろう。。右側がルビーレッド、左側がアメリカンレッドである。赤でお願いします、と言われてもこちらは何赤?と聞き返すことが多い。

白も特白と普通の白で濃さが異なる。ここらへんは機械では出せないのでインクジェットで出ない白は手刷りとなる場合が多い。逆にインクジェットでできてしまう案件はインクジェットで出してしまえばよいであろうし、そんなものは機械があれば誰でもできてしまうことなので面白くは無い。

いつかは万能な機械ができて全てを印刷するであろうが、そんな日はいつまでたってもこないと私は思っている

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完璧にできた曲面印刷試験、いざ開始!

土曜日の午後は柔らかい素材のボトルに名入れをした。あらかじめ1個サンプルをもらっていたのでそれで試験をしたが、やはり1個ではわからない。今は600個以上あるので、どんどん進める事ができるが、ある工夫をしたことにより、空気を注入せずに柔らかいボトルに綺麗に曲面印刷ができるようになった。この工夫1つ次第でこの案件の出来栄えがかなり左右されたであろう。試行錯誤でこうも印刷結果がことなるとは正直思ってもいなかった。お金をかけずになんとかアナログな手刷りで最高の仕上げにすることができたので、自分でもうれしい。

試験段階ではボトルの繋ぎ目がどうしてもうまく色がのらなかったが、今は問題なく、前面にむらなく色がのっている。インキも硬化剤を入れて1晩ねかせてみたが、今先程のテープによる剥離試験と爪のひっかきでも取れない、これでインキの選択は100%問題ないと確信できた。

こうなればあとは最後までどんどん刷り続けるだけなので、早ければほんの2-3日で終わってしまうであろう。今日は日曜日でいろいろとやることが出てしまったので、子供が目覚める6時頃までの1時間で100本程終わらせて残りは月曜にもちこそうと思う

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まちなかキャンパス長岡 まちなかカフェ

今朝は地元長岡市のまちなかキャンパスにて開催されるまちなかカフェのゲストとして参加してきた。

ゲストと言っても主役は参加者の方々で、参加する方々にどんどん話をしてもらうためのカフェである。が、しかし私の悪い癖でついついゲストである自分が喋りすぎた事は今反省すべき点だと思う、、、いつもそうなのかもしれない。。。

話の内容は 海外就労、どうする、いってみよう?という内容で、地元の某銀行の海外で赴任されていた方と私の二人で海外就労経験を紹介する、という内容であった。すこしでもこれから海外で仕事をしてみようかな?と思う方の役に立つ内容であればよかったが、それは参加された方々が判断することなので、私にはわからない。

午後はのんびりとブログを書き、参加された方でつながりを持った方には感謝の意を込めたメールを送付、このあとは曲面印刷で決まった案件のボトルの名入れ印刷を始めようと思う。今日は20-30本程試験印刷をやってみて、問題が無ければ月曜からフル活動で合計600本近くを終わらせたい。スムーズにいけば2-3日で全て終わるであろう、いや、急げば1日で終わるが、曲面印刷は比較的難しいのでそこは急がず丁寧に時間をかけてやりたい。

シールを型抜き

昨日はシールの型抜きを行った。黄色いシートに黒を1色、比較的簡単な印刷ではあるが、型抜きをする時の位置合わせが意外と難しい。

こういったシールはシール専門の印刷屋さんに頼めば簡単な事ではあるが、シール屋さんの最低ロット数がかなり多い。言ってしまえば100枚も1000枚も殆ど値段が変わらない、いた1万枚作ってもさほど金額に差が出ないであろう。

枚数が少ない場合、又は予算に限りがある場合はシルク印刷が活躍する時もある。意外と皆さんご存知ないであろう事ではあるが当ブログで紹介できることがあればどんどん紹介したい

写真は1色、300枚、型抜きあり。もちろん型抜きが必要なく正方形・長方形でよければもっと簡単
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大型シルクスクリーン印刷

先日は2年ほど前から定期的に依頼が出るようになった船舶用の探照灯カバーの印刷をした。

印刷そのものはそれほど複雑では無く大きな印刷2色なので簡単ではあるが、素材そのものがかなり大型な為、位置合わせに作業代のスペースがかなり大変であった。縦だけでも1m超え、横ともなれば3mはあるであろう、しかしながら印刷面積はほんの60㎝x30㎝程である。

一度に全て終わらせることは困難なので、何度かにわけて印刷したが、それでも丸一日かかったおおがかりな仕事ではあった。

ここまで大型のシルク印刷をすることは年に数回くらいしかないが、大小さまざまな印刷があるので面白い

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特殊治具が必要な模様だ

昨晩と今朝方に曲面印刷の2色刷りを行った。昨晩は白ベタを刷り、今朝早くその上にアメリカンレッド1色をヌキ文字で印刷した。

ボトルの形状が丸いのでシルクスクリーンの曲面印刷(又は回転印刷とでも言うのかもしれない)で印刷する方法以外無い。パッド印刷でも印刷は可能であるがインキの膜が薄いのでベタ印刷には向かない。

ボトルの形状もやわらかいPE素材のようなもので、印刷の圧力をかけると凹んでしまう。これでは上手くインキがのらない現象がでたが、何度かやっているうちにコツをつかむことができたので、インキも綺麗にのった。

しかしボトルの加工段階でのつなぎ目部分であろうか、つなぎ目の部分がどうしても盛り上がっているのでその部分だけインキが欠けてしまう。何十回と繰り返し試し刷りをおこなってみたが、やはりこの盛り上がりの部分だけはインキが綺麗に出ない。かなりの印厚で刷れば出るのであろうが、そうすると今度は素材が柔らかいのでへこみが激しくなり、インキがのらない部分が出てしまう。圧力を均等に保たなければ印刷ができないので強制的にインキを乗せる選択も断たれてしまった。

あとは特殊治具を作成し強制的に空気を注入しながら回転印刷を行えば問題なく印刷できるとは思うが、その治具を作るのにいったい幾らかかるのかもわからない。弊社がその費用を抽出しても他に使いようが無いのでどうしても見積もりに入れるしかない。そこまで予算がある案件でもなく、まして納期も7月上旬となるので、どう判断するかは取引先に任せる事になるが、実際にやるとなれば1つ1つ丁寧に印刷してなるべく欠ける部分が出ないようにするしかない

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