印刷ブログ
BLOG

...235236237238239...

5月の晴れ - 印刷日和

これだけ快晴で天気が良いと屋内で印刷をしている場合でもないのかもしれないが、この時期の天気と温度が印刷にとっては一番嬉しいときでもある。

さらに落版をすれば外に出せばすぐ乾いてくれる、天然のエネルギーを使って乾燥ができる日和が一番コスト削減にもなり、環境にも優しい。しかし新潟県は春夏秋冬、冬の寒さに雪の多さにはまいってしまう。しかしその雪があるからこそ春の感動が味わえる県民なのかもしれない。

来週は来客があり後半はバタバタしてしまうのでできるだけ前半でできることを進めなければならない。恐らくバタバタするぶん週末の2日間を仕事にあてることになるであろうと思う。

タンブラーへの印刷依頼がなぜか多い週

今週はなぜかタンブラーへの名入れ印刷見積もりや依頼が多い週でもあった。通常1ヶ月に1-2回くればよい感じではあったが、今週は見積もりだけで3件、決まっているのが1件、すべて100個以下の極小ロットになる。

恐らく100個以下で印刷をしてくれるところがいないのかもしれないが、ノベルティなので予算も限られている。ここで費用を公開するわけにはいかないが、恐らくノベルティで想像している価格とロット数がぴったりと一致しているのかもしれない。ここ数年のタンブラーの数は100個というロットが圧倒的に多い、その次が100個以下が多い。

おおよその見当がつくかもしれないが、この数量で出せる予算というのが決まっているのだと思う。ある程度同じタンブラーや形状であれば治具を固定できるが、毎回異なると治具を変えないといけないので少し手間になってしまう。

しかし印刷とは手間隙だと思う。こんな手間隙を惜しまず一緒に仕事をしてくれるような方がいればぜひお会いしてみたい。印刷は面白い、出来上がった時の感動が一番の成果でもあると思う

タンブラー類への低ロット印刷、ご相談ください

手ごわいABS素材

中国製のノベルティでABSでできている、という成型物があるが、これにインクが密着しない。ABS用のインクがあるのでいろいろ試してみているがそれでもNG続きになっている。

洗浄溶剤やプライマーでふき取ると表面の塗装がはがれる感じなので溶剤に弱い=密着するはずだが、それでもなかなか完璧にはならない。もしかしてPPインクかと思いPPでやってみたらセロテープ剥離は合格だが爪ではがれてしまう。

いろんなインクを試しているがここまでおかしな素材には出会った事がない。材料表記とは異なる素材を使っているのかもしれない、しかし塗装面が弱いので必ず密着するはずだ。引き続きテストを繰り返そうと思う

市販のダンボールに印刷

市販のホームセンターで売っているような小さなダンボール50個に黒1色でのシルク印刷があった。

データ的には恐らくどこかの会計事務所のダンボールなのかもしれない、個数も50枚なので小ロット扱いとなる。文字列や線がシルク印刷を想定していない細さなので、若干太めにデータを修正、あとは納期があるのでSG740の硬化剤無し印刷で仕上げた。

通常のダンボールへのインクはQセットが良いとは思うが、線が細いので目詰まりを考えるとSG740の方が良い。しかしながら溶剤の揮発が遅いので十分に乾燥させ、3日間くらいはドライラックに載せっぱなしにしておくことにする。急ぎの案件やのんびりドライラックにのせていられない場合は強制乾燥するかSG700かQセットインクを使うことになるとは思うが、今回は急ぎではないので、SG740がベストだと思った

市販ダンボールへのシルク印刷、小ロットでも可能です
450

週末は仕事をほとんどやらなかった

週末の天気が良いのを事前にわかっていたので、子供と土日でキャンプをする約束をした。日曜日は幼稚園の家族で集まりBBQやピザを焼いて1日を過ごしたので、ほとんど仕事をしない週末になった。

週末に仕事をしないというのは私にとっては珍しいことで、どうしても仕事をしないでいるとそわそわしてしまう。やるべき案件もあったのだが、そこまでの急ぎではないので、今日明日で仕上げれば間に合うものも多い。

今週は後半に出かけてしまうので前半が勝負になる週になりそうだ

PSポリスチレン素材のミラーにシルク印刷

市販のノベルティでミラーがあり、その素材がPS ポリスチレンだった。メーカーによれば密着するインキはあるので印刷は問題はないと思い、一応テストしながら印刷を終わらせた

見た感じT-15の洗浄溶剤におかされる素材なのでSG740でも密着するであろうとテストしてみたが、やはりテープ剥離ではがれてしまった。逆に爪引っかきでははがれない。ABSインクではテープ剥離は合格したがものすごい強い爪引っかきをするとはがれそうになる。しかしそこまで故意に強く引っかく人もいないであろう強さでやっているのでどちらかといえばメーカー推奨のABSインクを使うことにした。ただし耐アルコール性が無いので、アルコール耐性が必要な場合はSTRインクを使えばよいらしい

合計で900個ほどあったが、印刷は半日くらいでほぼすべてが終わった。あとは梱包をして発送をすれば終わる。
今日明日と天気が良いので子供とキャンプをする約束をした。そういう時にかぎっていろんな仕事がありてんてこ舞いになってしまうのだが、ある程度仕上げて子供とゆっくりしようと思っている

PSポリスチレン素材への印刷、小ロットでも可能です。お問い合わせください

info

来週は様々なものに名入れ印刷がある

今週にいろんなデータがイラストレータで届いているので製版をすることになる。ほとんどがシルク印刷となる感じだが、中にはパッド印刷のものもある。

実際に印刷するものが届かなければ製版ができないデータもあるが、ある程度の予想はできるのであらかじめ用意しておこうと思う。今日明日と天気が良いので絶好の製版日和になるとは思う。

ミラーケースに盛り上がった素材のキーチェーンのようなもの、Tシャツだったりトートバックだったり。様々なものが持ち込まれてくる

昨晩知り合いの方からの朗報で新たなビジネスが始まるとは思う。私は印刷に集中したいので、そちらのビジネスには黒子的な存在でサポートをするつもりではいる。以前の業界とも関係しているのである程度はわかっているとは思うが、業界から離れてしまっているので最新の情報を知らない。

今はノベルティへの印刷、難しい印刷に小ロット印刷、これが私の日々の楽しみになっている。仕事がつらいと思ったことは無い、楽しい事をやっていると思う感覚があるのでいつまでも続ける事ができる

今日は長岡国際ビジネス研究会の定例会

今日の夕方は私が所属している地元長岡国際ビジネス研究会の定例会となる。16時から始まり2時間ほど、今回は様々な変化を報告する場もあり、そして新しいことを始める場でもある。

いろんな業種の方が混じっている、いろんな刺激をしあうのでそこでアイデァがうまれる。同じ業種で集まっていても専門的なことに関しては話が進むかもしれないが、外部のアイデァや異なる想像ができない。異業種だから関係ないと思っているととんでもないことになる

私はあえて異業種だから交流すべきであり、そして印刷のニーズは沢山ある。工業的な印刷からノベルティ印刷まで、いろいろな印刷需要がある。

今日もいろんな印刷があるのでバタバタしてしまうが、週末に時間もつくれるので無理のない程度に仕上げて、来週にできるものは来週でもよいのかもしれない

SG740と硬化剤で大丈夫だった

アルミアルマイトの酒器に底面にパッド印刷、そして側面に回転シルク印刷のサンプルがあった。

最初は硬化剤無しで印刷したらやはり剥離でインクが取れてしまった。硬化剤を注入し高温の80度で30分ほど焼付けテスト、そしたら今度はT-15の洗浄溶剤でごしごしこすっても取れなくなるくらいの密着だった。

なんとか溶剤で消したが、ここまで剥離できないのも大変であった。色はあったので硬化剤を入れ、早速回転シルクとパッドで仕上げ、今日焼き付けすれば明日のサンプル提出までには間に合う。

こちらの案件は長岡市の案件で、恐らく量産が今月末に始まるのであらかじめ準備をしておかなければならない。セットアップ、版、そして色はすべて揃ったのでいつでも量産にとりかかる準備はできている

アルミアルマイト製品や酒器などへの小ロット印刷、ご相談ください
sake-cup

アルミアルマイト製品にインク

SG740で試験印刷をしてみたが、やはり硬化剤を入れないとあっけなくテープ剥離してしまったので、とりあえず硬化剤を入れた黒で再度テストしてみた。

アルマイト製品は高温乾燥させるとアルマイトが駄目になってしまうので、最大でも80度くらいまでしか温度をあげることができない。理想は1000シリーズか1690でガチガチに固めればインクがはがれないが、150度まで温度をあげてしまうと今度はアルマイトが駄目になってしまう。

ひとまず常温で1日おいて、今日80度くらいで30分硬化させてから再度剥離試験をしようと思うが、今朝の段階でのつめ引っかきとテープ剥離ではそこそこの密着になっているので、恐らく大丈夫だと思う。これが1週間も経過すれば全くはがれないくらい密着しているとは思うが、サンプルの提出が今週木曜日なのでそうのんびりもしていられない。

素材により乾燥温度が変わることもいろいろある。温度が高ければよい、というだけではなく、いろんな知識が必要となってくる

アルミアルマイト製品へのシルク印刷やパッド印刷、まずはお問い合わせください

...235236237238239...