印刷ブログ
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今日は勤労感謝の日

今日は勤労感謝で祝日となるので休むべきかと思うが、通常に仕事をしている。手間暇のかかる難しい印刷や小ロット、急ぎなども含めると1日も休むわけにはいかない。

今日のような静かで電話もならず、来客もない日は細かい仕事や作業にもってこいの日になる。

大きな不動産看板

不動産屋さんが使う For Rentという看板があるが、こちらをシルク印刷で仕上げてほしい、という依頼が今週やってきた。

大きな看板といえばインクジェットでシールを貼ってしまえば安くて速いのだがデザインと色をみたらなんとなく理解できた。

色は黒ベタが看板の50%以上となり、文字列はヌキになっている。これだけのインクの量をインクジェットで出したら相当な値段になるであろうと思う。それ以外は細かいのでインクジェットで出してしまって、ベタの部分だけシルク印刷にしてしまえばとも思ったが、色が共通しているデザインがあったので色の濃目が異なると思い、やはりすべてシルク印刷にしなければならない。

製版は夜のうちに行い、乳剤は自然乾燥、半日かけて版をつくり今週後半からすり出せば希望の月末納期までに間に合うかもしれないが、一応100%約束ができるとは言っていない。大きな印刷ではかならず何かしらの問題が出たり製版でNGが出たりするので製版のやり直しで時間がかかることがあるからだ

大きな看板、どうしてもシルク印刷で印刷しなければならない案件はお問い合わせください

クリアボトルへの回転印刷

先週に続きもう1種類、今度は同じボトルだが大サイズのものがあった。依頼数量は50本、メーカーのロットを大いに下回る小ロットの回転印刷だが弊社では問題なく対応できる。逆に数量が多いと困ってしまうので、大ロットは得意ではない。

100個前後くらいが弊社にとってはちょうど良いロットだと思うが、50個でも30個でもまったく問題はない。逆に1000個を超えるようなロットだと単価をたたかれてしまったり安くということになるので、小ロット専門の弊社にとってはあまり合わない仕事になってしまう。1000個を超えるのであれば製造国の中国で印刷してしまったほうが恐らく安いとは思うが、納期がかかるかもしれない。

土曜日はこちらのボトル50本を終わらせ、大きなコットンバッグ50枚を仕上げた。日曜は子供と出かけてのんびりしたが、夜は別の件で打ち合わせがあり遅くまでの会合となったが、解決策も出たしいろんな意味でよい週末になったとは思う

今週は水曜が勤労感謝の祝日ではあるが私は仕事をすることにしている、仕事に感謝する意味でも祝日にもかかわらず仕事をしたい
15%

インド製のノベルティへシルク印刷

数年前までは中国製が多かったが、モノによっては最近はインドやパキスタン製といった製品が出てきている。特に布製のバッグだったり粗い木綿のような製品はインドやパキスタン製が多い。

恐らくコストが安いのであろう、ノベルティにはあまりお金をかけたくない、、、というのは理解できるが、こういった海外製の布製品は位置が合わない。100枚あったとしても1つ1つすべての縫製がことなるので、どの個体に合わせればよいのかがわからなくなってしまう。すべて同じ位置に印刷を~ ということであればもう無理なレベルになってしまう。

こういった場合はひとまずどれでもよいので位置合わせ用に取り出し、治具を作成する。そしてその治具と位置合わせの外側におおよそのラインをいれる。1つ1つ治具を挿入して印刷するが、その挿入具合により位置を微妙に調整するが、これはもうミリ単位での調整はできない。おおよそセンターに入っているように微調整を行い、最後はカンであわせて印刷するしかない。

海外製の布製品へ多色印刷は避けた方が良いと思う、それよりはノベルティなので多色はあまり見たことがない。

布製品への小ロット印刷、お問い合わせください
india

ぐるっと1周の回転シルクベタ印刷ができた!

中国製の飽和ポリエチレンボトルへの回転シルク、ほぼ1周のベタ面が多い難しい印刷だが、なんとか完成できた。

受けた後にデータを見たらしまった、と思うくらい毎日悩んで試行錯誤、治具も作成し、テストを何度も重ねた。テストとかかった時間を考えれば到底あう金額ではないが、自分の技術力向上につながったので気にしていない。

ボトルが海外製なので歪だが、1つ1つ確認し、手触りでの感触でどこらへんが凹んでいるかを確認して印刷の圧力を変える。アナログで手動で回転印刷をやるのでそこらへんを調整できるのが強みだ。

ロットは恐らく業界最小ロットの15本、版は同じだが透明のボトルには黒1色、黒いボトルには黄色1色だった。今週末までにできるか心配であった案件、そして綺麗に仕上がるかや失敗ができない素材だったが、失敗もせずにすべて仕上がった。

難しい案件が成功した日ほど嬉しい日はない。技術向上することもでき安心してお届けできることになった。今週末は日曜をゆっくり休めるかもしれない。

写真を公表できないのが残念だが、できるか否かを聞いてみようと思う。 これは今迄で一番難しかった回転シルク印刷となる。

絵馬へのシルク印刷

時期的なものなのかはわからないが、絵馬へのシルク印刷依頼がやってきた。

絵馬でも色が9色もあるので、枚数と色数からして合計で5000工程以上の印刷となる。細かい色もあり最後は黒を乗せて仕上げるデザインだが少しのズレでもわかってしまうのでかなり緊張する印刷になる。

憶測ではあるが昔からやっていたシルク印刷の職人がやらなくなってしまったのかもしれない。絵馬でも2-3色の場合もあれば今回のように9色の絵馬も存在する。もちろん色数が少ない方が単価的に安くはなるが、、、こればかりは神様のいる場所で販売されているので値段がどうのこうのともいえない。

9色だが1日1色で進めれば2週間ほどで仕上げられる。1日2色もできるとは思うがほかの案件の事を考えれば朝から晩まで絵馬をやっているわけにはいかないし、乾燥にも時間がかかる時期になっている。

写真はひとまず下地の白と刻印の朱色を終えた状態だ。ここからあと7色を乗せていけば綺麗な完成系となる

絵馬へのシルク印刷、色数が多くても可能ですが、納期は長めにお願いできればと思います
ema

飽和ポリエチレン樹脂

現在難しいベタありの透明の飽和ポリエチレン樹脂ボトルへの回転印刷を行っているが、これがかなり難しい。

何が難しいかと言えば

1.外国製で個体差があるので回転印刷がすべて綺麗にならない
2.やり直しがきかない素材なので失敗ができない
3.透明ボトルなのでムラやかすれなどが目立ってしまう(#1と連動するのでどうにもならない)

しかし完璧に綺麗に仕上げた、、、が素材がこうも歪だとどうにもならない。3日目に突入した、消せるインクで何度もテストを行い印刷の開始ポイントから終了ポイント、治具のあわせ、位置合わせすべてが整った。火曜日の夜はテストに時間を費やした、かなり自信がつくところまで来たとおもっている

あとはもう本番に進むしかないが、失敗できないので水曜の夜に腹をくくって実行しようと思っている。

難しい印刷、あまり進んで受けたくはありませんが(笑)、とりあえずご相談ください

解決策がみつかったかもしれない

昨日は通常の業務を行いながら透明のボトルへの回転シルク印刷のテストを行っていた。

天地がギリギリで全周回すデザインでさらにベタ面が多い、透明のボトルにベタなので一番難しい、少しでもムラがでればわかるようなデザインなので果たして綺麗にできるか否かが勝負どころだと思っている。やり直しのきかない素材なのでこればかりはもう賭けになってしまう場面もある。

先日は密着しないインクを使いテストをした、密着しないインクなので弱い溶剤でふき取れば消すことができ、成形物を侵さない。何度も練習をしてから本番に移ろうとは思うが、それが今晩か明日の夜になると思っている

今週は納期との戦いになりそうだ

今週は難しい印刷を金曜までに仕上げなければならない案件が2つほどあり、できるかできないかがわからない。かといって弱気になっても仕方がない、今までも同じようにできるかできないかの案件が何度もあったが最後にはなんとかなっていたので、なんとかなるだろう。。。と楽観視しているが毎晩気になって夢にも出てきてしまうくらい心配している(笑)

夜にじっくりと向き合えばできるとは思っているので明日か明後日の夜は徹夜を覚悟でとりかかろうと思っている。版はすでにできているが、日中はほかの案件で進めることがあるので今週は毎晩仕事をすることになる。

難しい印刷や手のかかる成形物への印刷案件、お気軽にご相談ください

難しい印刷が終わったと思えば

先々週のビール風グラスへの印刷は相当難しく3日消化してしまった、そろそろ年末に向けてドタバタといろんな案件がやってくるが、そこで何種類か難しい印刷が来ている。

通常であればそれほどでもないのだが、デザインと印刷面積、そして商品が海外製なので苦労することになると思っている。内容は円柱形ボトルへの回転シルク印刷で極小ロットだ。これは良いのだが、デザインがぐるっと1周するほぼ90%以上全面となる。それもよいのだが、、、、製品が外国製でこれが一番のネックとなる。

以前もこのボトルを取り扱っている東京のメーカーより相談を受け、ボトルの不良率が高いと聞いた。聞けば5%くらいは歪になっており凹んでいたりして回転シルク印刷で綺麗に印刷ができないという。その時はスキージをやわらかくして少々印刷圧力を強めて印刷してみたら問題なく印刷ができた。

こんかいもその同じボトルで予備が無い。となると商品がNGであってもどうにもならず、そして素材からしてやり直しができないので緊張してしまう。とはいってもやらないわけにはいかないので週末でテストをしてみて問題がなさそうであれば一気に仕上げようと思う。問題が出ればまた3日様になるかもしれない(笑)

今日は塗装済みのカラビナへの印刷、大判ポスターのシルク印刷、流のPPケースやテストなどをすることになるので、終日忙しくなる予定だが、明日は最後の秋晴れとの予報なので明日だけは紅葉を見るために子供と電車ででかけようと思っている

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