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昨晩は長岡国際ビジネス研究会だった

昨晩は私が会長をつとめる長岡国際ビジネス研究会の会合と懇親会だった。

今回はインドビジネスセミナーということでインド在住の講師より講演をしてもらったが、私が知っているインドとはまったく別の事例だったので驚きの連続だった、インドもそろそろ中国を抜いて世界最大の人口になる。そこにあるマーケットをどうするのか、という部分ではそれぞれの会社にまかせることになる

私がやっているようなアナログの印刷は恐らく成熟した経済に必要になるとは思う。成長している経済では量がものをいう、成熟した経済では量より在庫をおさえること、そして小ロットが主流になると思っている

今晩は遠く高知県からの方がやってくる、これで2度目になるが、前回は話をするだけで終わったが、今夜は二人とも好きな日本酒を酌み交わしながらいろいろな話ができるとは思っている

シルク印刷に興味を持つ

先日電話にてカードケース風の素材300~500枚にシルク印刷が可能か否か、そして可能ならばいくらになるのかという見積もりがあった。初めての方なのでいろいろとお聞きになっていたが、途中から会話がシルク印刷の内容になったり実際の作業を見てみたいという事なので、快く了承しておいた

最近の印刷と普通の印刷といえばインクジェットや機械にデータを差し込んでボタンを押すだけのようなイメージになっているが、形ある成形物への印刷はシルク印刷とパッド印刷も含め、いろいろな方法でどうしてもしかもアナログな印刷になってしまう。ロット数が大きく継続する案件であれば半自動印刷機が活躍するであろうと思うが、今はそういった仕事が海外に流れてしまい、日本国内ではアナログの手刷りが主流になっていると思われる。

もちろんメーカーのラインだったり量をこなす中規模の印刷会社であれば半自動の印刷機を多くもっているのかもしれないが、弊社のような小さな印刷工場にはそのような機械が必要なく、仮にあったとしても1年にまったく稼働せずにほこりをかぶってしまうような道具になってしまうかもしれない。

半自動のシルクスクリーン印刷機が工場に1台あったが、それも2年前にオークションで売却し、さようならをした。5年以上も稼働させずに、工場の一部にあったので、場所をとるし使用方法もよくわからない。セットしたい案件もあったが、結局は手刷りで印刷をしたほうが早く、いつまたリピートがくるかわからないような案件だったので、版自動機を使用せぬままだった。平成初期に導入したらしいが、その当時は活躍していたのかもしれない。そして大量印刷がメーカーとともに海外にいってしまい役目を終えていた機械だった。

今はすべてがアナログの手刷りだが平面のシルクスクリーン印刷、局面の回転シルクスクリーン印刷、凹凸のある成形物にも印刷ができるパッド印刷でほとんどをこなすことができている。小ロットとアナログの印刷はこれからさきもっとニーズが出てくると思っている

ビニール傘が続く

梅雨時期の前だからだろうか、ビニール傘への社名の名前を入れる案件が続いている、少ない時はロット1箱の60本、お店によっては600本であったり、様々だ。

60本ロットだと恐らく世間では小ロット扱いとなり名入れしにくいのかもしれない、ビニール傘なのでなくなってしまうと思えばあまりお金をかけたくないのが本心であるとは思うが、おもてなしの心をお客様に伝えることができる

旅館でもビジネスホテルでも、名前が入った傘と入ってない傘では入っている方が良いと思う。うっかり忘れた傘を無料で借りることができ、かつロゴが入っていれば返却率もよいかもしれない。それか名前を入れた傘を安く提供してあげるようなサービスがあれば傘代金はともかく、ホテルや旅館の宣伝にもなる絶好な広告ツールになるかもしれない。

傘への名入れ印刷、小ロットでもまったく問題ありません、お問い合わせください

色合わせは難しい

色合わせは意外と難しい、いままで他社で行っていた色に合わせた欲しいとなるともう現物を入手し何度も調色して近づけるしかない。これがかなりの手間暇になってしまうが、色にこだわる場合はこれしか方法が無い。

写真で送付されてきても、その写真撮影に使用しているカメラの精度や光の当たり具合、そしてパソコンのモニターにより色が違ってくる。色に妥協できないような会社指定のカラーであればDIC指定でもダメだ、もうその現物をみなければならない

逆にDICやPantone等で指定できればそちらを参考にするが、これも100%同じになるとは限らない。そこそこ似ていれば~ というのが一番簡単ではあるが、被印刷体の色によりまた色がことなるので、難しいであろう。

色合わせ、意外と大変な作業ですので、できれば原色指定だと助かります、特に急ぎの場合は(笑)
dic

気持ちが良い週末だった

週末の土日はとてもよい天気だったが、どうしてもやっておきたかった仕事があったので、土日ともに午後だけ2時間ほど印刷をしたが、それ以外はのんびりと過ごすことができた。

これだけ天気が良いので場内の窓を開放し空気の入れ替えを行いながら仕事をしたので乾燥も早かった。今週も比較的天気がよさそうなので、いろいろと進めることができるであろうと思う

週半ばに難しい案件が到着し6月納期になっているが、チャレンジすることになる週かもしれない

落版日和となった

木曜日は晴れ晴れとしており、朝から夕方まで最高の天気だった。こんな天気が良い日にはたまっている版を落版し、天日干しすることで場内の整理整頓ができる。木曜だけで10版くらい落版したので、だいぶ綺麗になった。

もう1つは大きなベニヤ板へのシルク印刷が年に3-4回あるので、そちらの材料をホームセンターで購入し、カットだけ行った。場所をとる大きな3x6のベニヤ板なので晴れの日をみて外に保管し、そこからカットの電のこぎりで切らないとスペースが足りない。

最近場内のスペース不足を感じることもあるが、小ロットの小さな印刷が多いので、いまのところ無理に工場を広くしたり移ろうとは思わない。それよりは小ロット(最近は極小)で足軽のような臨機応変に対応できるシルク印刷屋でいたいと思っている。

金曜日も引き続き快晴の模様だ、こんな日は早くかえって1杯という感じでもあるが、納期がある案件が並んでいるのでそうもいかない。土日だけすこしはのんびりしようかと思っているが、土日も続けて仕事をしなければならない案件が待ち構えている

凹凸のある紙でも

多少の凹凸がある紙でもシルク印刷で印刷ができる。紙製品で細かいデータなのでメッシュは270メッシュ、紙なので紙用のインキを使用すればよいのだが、線が細いので別のインキを使う。

紙用でないインキを紙に使ってはいけない、というルールは存在しないので、知識と経験で使い方を独自に変えることは日常茶飯事だ。カタログにのっている事だけではなく、いろいろな試行錯誤で印刷することが多い。

インキは密着していれば、メーカーの仕様通りでなくても問題はない。今回は紙のお札?のようなものにとある寺院の名前を印刷。

予備が無いので緊張する印刷だが、やはり紙製品の場合は予備があったほうがありがたい。
temple

ポリエステルのポータブルバッグ

ポリエステルはインキが沈みやすい、SG740というセイコーアドバンス社のインキでも問題なく密着はするが、やはり白を使いたいときはSG410インキの方が良い。粘度が高いので刷るときには力がいるが、その分沈みがまったくないので白が白で再現できる。やはり白が力強く再現できたほうが気持ちが良い

希釈もほとんどせずに、硬化剤を入れて200個程印刷。市販のセルトナポータブルトートという折り畳みができる薄いバッグのようなもの。硬化剤を入れてあるので2-3日程乾燥させ、週末前には出荷をすることになる。

開くと梱包が大変だが、留める部分への印刷は開封せずにできるので意外とはやくできる。

ポリエステル製のバッグへのシルク印刷、小ロットから可能です

blog for may 17

テニスボールにシルク印刷

表題のような難題が週末前に問い合わせとしてやってきた。硬い野球ボールであれば選手のサイン入りのパッド印刷を何度か行ったことがあるので、問題はない。サインボールはそれ専用のボールが販売されており、実際に投球ができないようになっている。

今回は某有名スポーツメーカー(画像を見ればわかるかもしれないが)の市販ボールにとある会社のロゴ名を白で1色印刷となる。表面も毛のようなものがむじゃむじゃ出ているのでなかなか難しい。ボールの球体だが、デザインの大きさからしてパッド印刷ではできない。しかもパッド印刷ではインキが薄いので再現性が悪い。

回転シルク印刷しかないと思ったが、球体なので思い通りの方向に確実に回転させるのが難しい。テニスボールなので凹みの部分があるので、それも回転を妨げる。

いろいろと悩んで試行錯誤したのちにテストをしてみたが、なんとかうまくできるところまで近づけたとは思う。あとはボールの柄に平行に印刷できるように治具を調整し作成すれば恐らくできるとは思う。

今回のこの案件は今までの中でも難易度がかなり高い方だと思ったが、いろいろ悩んだ結果解決策を見つけることができた。もう少しの調整と試行錯誤でできるようにはなると思う。幸い納期が6月なので時間的にも余裕がある

seimei

大きなビニールシート

建設現場に貼るような大きなビニールシート、縫製前で2m四方なのでかなり大きい。

弊社にある長台の大きさがおおよそ2mx2mくらいあるのでめいいっぱい使用することになるが、実際の印刷の面積は500x500ほどのロゴ。その他1800x300くらいの社名があるが、こちらは別版を用意してあるので、月曜にでも仕上げようと思う。

乾燥の場所もとるし、吸引台をフル活用するのでテキパキとすすめて終わらせなければほかの仕事に影響がでてしまう。合計枚数5枚ではあるが、5枚仕上げるのにかなりの時間と大きな版が必要になる。

インクジェットでは色合いと強みがNGらしいが、実際のところはどうなのか、、私にもよくわからない。

大判のビニールシートやポスター等、どうしてもシルク印刷で行わなければならない案件があればまずはご相談ください。製版にポジフィルム、印刷まで無理ない価格でできることはやろうと思います
vynilforblog

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