印刷ブログ
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仕事のありかた

仕事というものは面白い、なぜか短納期の案件が集中したり難しい印刷と奮闘しているときに限り仕事が一気にやってくる。逆にそうでないときにはなぜかやってこない。

これも何かの宿命なのかもしれないが、仕事の優先順位やスケジュールをうまく調整しながらなんとかこなしている。

シルク印刷やパッド印刷は温度や湿度、天気に左右される場合が多い。日中の暑い時間に印刷しては効率の悪い印刷は早朝や夜に手掛ける。定時で8時から5時の間に~ という仕事ではなく、職人感覚がものをいう世界でもあるので、世の中見渡してもシルクスクリーン企業で大企業はまず見たことが無い、中企業でも少ないのではなかろうか。恐らく父母や家族で経営している小さな零細企業が圧倒的に多いとは思うが、そういった会社が世の中のシルクスクリーン印刷を支えているのもまた事実だとは思う。

目立たない業種ではあるが、世の中のありとあらゆる成形物へ印刷するにはシルクスクリーン印刷やパッド印刷が必要になってくる。ほぼ形を選ばず素材も選ばない、この印刷技術は永遠となくならないと思っている。

今日は天気が良いので、製版日和ということもあり、昨晩から乳剤を塗布した版を朝から作ろうと思っている。週末も土曜は稼働し難しいマグカップへの回転シルク印刷にとりかからなければならない

やっと終わった大きなベニヤ板へのシルク印刷

5月の中旬から少しずつやっていた大判のベニヤ板へのシルクスクリーン印刷が昨日で終わった。最後の黒インキが足りなくなり、頼んでおいたのが届いたのが15時過ぎだったが、セットはすべて完了していたので16時過ぎから1柄の100枚にとりかかり、そちらが終わったらもう1柄のセットを済ませ19時前までにはすべての200枚が完了した。

これで週明けまでのんびりとラックで乾燥させ、梱包・出荷すれば完了となる。注文は先週きてはいたが、4柄それぞれ4-5色の重ねをしなければならず、かなり時間がかかる印刷なのであらかじめ手掛けておくようにしている。今回は注文があってから1週間程度での出荷ができるので、かなり早いとは思うが、通常であればどんなに急いでも2週間~3週間はかかってしまう。

夏場に全身を使う大判の印刷をすると相当な体力を消耗するので、夏本番になる前に終わらせたかった。

あとは今週中の急ぎの案件をこなし、週末にはマグカップ40個へのテストを行い、無事回転すれば40個は1時間くらいで仕上がるとは思うが、いつも取っ手の部分と回転治具の調整で時間を費やしてしまうので心配でもある

まだまだ余力はあると思うが、梅雨時期なので目詰まり等が原因で、洗浄回数が多くなり、少々スピードが落ちてしまうかもしれない

テニスボールに回転シルク印刷が始まった

難題のテニスボールへの回転シルク印刷だが、試行錯誤で自作した受け治具が見事ドンぴしゃで回転してくれたので、一気に作業が始まった。

始まる前までは位置合わせや回転の具合などでかなりの調整をしていたが、一度正確なボールのセンターに2点のおさえ治具と回転させる歯車を4台装着し、テストを何度も繰り返したらスムーズに回転するようになった

位置決めはあらかじめまっすぐ平行になるのは難しいという事を言われており、今までも水平にはなっていなかったらいしが、やはり綺麗になるべくボールの柄に沿って水平にしたいので私なりに調整をしたら、ほとんど水平でだせるところまで完成した。中には柄そのものが歪になっているのでどうやっても水平にならない柄も含まれていたが、かなりの確率で柄に沿って水平にロゴ印刷ができるようになった

この調子だと今週中には仕上げることができ、あとはもう1件待ち構えているマグカップ40個程への回転シルクの受け治具を作成しなければならない。こちらも難題ではあるが、1つ解決し作業がすすんでいるのであまり心配ではなくなった

今週~来週と小ロットが続く、梅雨時期になるまえに今あるビニール傘の2件を仕上げて発送もしたい
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落版日和だった

月曜日は朝から快晴で気持ちの良い日だったので、午前中に大きなベニヤ板への赤と緑のシルク印刷を2種類終わらせ、午後に茶色を印刷した。残りは黒1色をのせれば完成になるが、インキが在庫切れなので入荷を待たなければならない。恐らく水曜にはやってくるので、水曜日に残りを仕上げようと思う。

回数で300回ほど1mもあるベニヤ板に全身を使って印刷をしたので少々疲れ気味になったが、天気がよいので落版も行い、場内を綺麗にしておいた。夕方には目詰まりしそうな細かいデザインをビニール傘に印刷しようと思い、涼しくなったころをめどにとりあえず60本程仕上げた。やはり日が沈んだあとは目詰まりが起きないのでスムーズにいった。

残りの60本は火曜の朝早くに仕上げれば、目詰まりせずにスムーズに終わるであろうと思う。月曜にいろいろな案件の注文がやってきたので、今週も忙しくなりそうだ。特に小ロットの難しい回転印刷が2つ程あるので、そちらを集中して仕上げなければならない。テニスボールへの回転シルク印刷もまだ完ぺきにはなっていないので、今週は一気に集中して仕上げることになるであろうと思っている

梅雨入りの前に製版や細かいデザインのものは仕上げなければならない、シルク印刷にとって湿気の多い梅雨時、ほんの2週間程度ではあるがこの2週間がくせものだ

新潟県は知られていないラーメン激戦区だ

印刷ネタではないが、たまには地元新潟県を宣伝しようと思う、新潟県は特に食が豊富で贅沢なくらいの食材と種類があり、そして何よりも安価で楽しむことができる。

米、水、野菜、肉、そして魚、海山に囲まれている県なのですべてが手に入る、そしてなんといってもうまい。この寒暖差に四季の変化、これほどまでに食材が揃い旨いのは新潟県だけかもしれない、と少々おおげさながらにもそう思ってしまう。

雪解けの春がやってくれば山野めぐみの山菜、そろそろ始まるフルーツ王国、そして夏野菜、秋には秋の収穫を待つ米に秋のフルーツ、そしてやってくる厳しい冬だが、その冬に食べる保存食に日本酒がうまい。

ラーメンもまた新潟県では激戦区と言えるほどのお店に種類がある、基本は醤油ベースなのかもだが、最近はみそに豚骨にいろいろな味が出ている、個人的には昔ながらの味の中華そば風のラーメンが一番飽きが来ずあっさりして食べやすいと思っている。長岡市には夜しか開かないラーメン店も何軒かあり、飲んだ後の締めの1杯で訪れる方も多い。

私はネギ好きなのでネギラーメンに追加のネギをトッピングしてしまうほどのネギマニアだ。新潟県産のネギがこれまたうまい、ほんのりとした甘味にシャキシャキ感。若いころは都会にあこがれていたが、だんだんと年齢を重ねるとふるさとが新潟であることが良かったと感じている。
misoramen

密着しないインキを使う

通常であればありえない話ではあるが、インキが密着してしまうとNGな案件もある。昔懐かしいスクラッチくじだ。

銀色の部分を爪かコインで削ると下地の当たり・ハズレがわかるようにしなければならないので、インキが密着してしまうとNGだ。

スクラッチくじ用のインキがあるが、これは使用方法が少々異なる。紙素材であればそのまま使用すると染み込んでしまうのでNGとなるので、あらかじめニス引きをしておかなければならない。またはクリヤーのインキでスクラッチ部分に印刷を行い、その上に銀をのせればOKだ。

銀の濃度も薄いと透けてしまうので、それなりの濃さを要求される。今回はPP貼りされているカードの上に銀のスクラッチを印刷テストとなったが、問題なく爪やコインではがれる強度の弱さだったので私的には問題ないと思っている。今日にでもサンプルを発送し確認してもらえば、あとは量産するだけだ。

枚数も数百枚程度なので手刷りのシルク印刷でできる小ロットのスクラッチくじ印刷となる。100枚でも50枚でも、小ロットのスクラッチくじは問題なくできる
scratch

5月が終わった

時の経過が早すぎる、気づけばもう5月末だった。仕事をやっているので曜日や日をあまり気にせず、とにかく納期とできるかできないかの印刷との奮闘が続いているので、今日が何曜日だとかは気にならなくなっている。

土曜でも日曜でも難しい印刷を抱えているとその治具や印刷方法の工夫を常に考えていなければならないので、落ち着かない。難しい印刷を引き受けなければいいのだが、それでは技術向上にならない。

今ある軟式テニスボールへの回転シルク印刷もそこそこ回転治具が出来上がったが、テストで100%の納得がいかない。これは難題だと思うが、もう後戻りはできないので、いろんな試行錯誤をして仕上げることになる。そういう感じで毎回なんとか仕上がっているので、今回もそうなるとは思うが、こればかりは終わってみなければわからない

6月は梅雨の時期だ、印刷にも製版にも嫌な時期になるが、これが終われば生ビールがおいしい夏がやってくる。しかし今の耳の状態ではアルコールは医者から禁止されているので、早く完治しておいしい生ビールを飲もうと思う。

コロコロ

布類に印刷するときは表面の糸くずやら何かしらの付着物を除去しなければ綺麗に印刷ができない。

特に外国製のノベルティのカバンなどはかなりの確率で糸くずのようなものが付着している、除去をして印刷しなければ、版にくっついてしまい掠れ・欠け等のNG印刷になってしまう。

添付のような家庭用コロコロ掃除機のようなもので1つ1つ汚れを除去する、わざわざ専用のクリーナーを買わずとも近くのホームセンターで買えるようなもので十分代用できる。

今週は急ぎで布製のトートハンドルバッグ、500枚に印刷がある。2日もあれば仕上がるので問題はないが、、、やはり海外製なので1ケース50枚入っているはずが、5ケースを完了し、50段のドライラックに5枚ずつ乗せたが、、、一番上の段がなぜか3枚になっている。つまり2枚不足しているようだ。幸いにも予備で5枚手配いただいたが、、残りの250枚が果たしてきっちり250枚あるのかが不安になってしまう
corocoro

テニスボールへの回転シルク印刷の治具

テニスボールの絵柄に平行になるように回転治具を調整しているが、これがなかなか難しい。

理論通りに行けばよいが、月曜日に簡易治具ができそちらで回転させテストをしたがすべてが100%平行になったとは言えない、しかしながら着実に前進はしているので時間の問題であろうと思う。

始点の位置決めはそれほど難しくはないが、あとは柄に平行にすべてのボールが回転してくれればいい。その微調整で今週が終わってしまうかもしれないが、集中して完成させようと思う。

そんな忙しい時に身体の不調が出てしまい、耳の外科に行かなければならなくなってしまった。耳介血栓という耳の上部のところに血が内出血で固まってしまう、いわゆる餃子耳だが、これまで2週間の間に10回以上抜いた。しかし抜いても抜いても膨れ上がるので、とうとう総合病院を紹介された。そろそろ外科通いの時間ももったいないし、費用も負担もバカにならない、それよりも2日に1回注射針を耳に刺されるのがいやになってきた

週末にいろいろ調べたが、どうもOK432(ピシバニール)という液体を注入すれば耳介血栓が治せるらしいとの情報を見つけた。こちらの方法が総合病院でできるか、火曜日に行って確かめてこようと思う。これでもダメならば餃子のままでいるしかないのかもしれない

新潟県は食の宝庫だ

今週は忙しくなるのがわかっていたので、せめて天気がよさそうな週末だけでものんびりしようと妻子を連れて新潟の魚沼地方に出かけた。

土曜日は十日町にある田んぼのど真ん中にあるおしゃれなお蕎麦屋さん、こちらは場所をしらなければうっかり通り過ぎるようなところにあり、それも幹線道路から外れているところだ。場所とお店を知っていなければまずはたどり着けないが、ここがまた絶品だった。山菜料理やおにぎりが食べ放題になっており、それに地元十日町市の蕎麦かコシヒカリの米粉をつかったうどんを選ぶことができる。もちろん天ぷらも季節の山菜で食べたいだけ食べれた。

ここはぜひお勧めしたい http://abuzaka.com/

日曜日はあの地酒で有名な南魚沼市にある八海山の写真食堂にいった、ここは一般人でも入れるし、なんといっても南魚沼さんのコシヒカリがおかわりし放題である。価格も日替わり定食で魚に酒粕で漬け込んだ風味の豚肉がつき、お味噌汁に小鉢、800円で食べれる。この品質に味で800円は安いと思う。新潟県は食がとにかくうまい、このおいしい食事を満喫できたので、今日から1週間はフルパワーで仕事をすることができるであろう。

今週も難しい案件が1つ待ち構えているが、そちらの治具のアイディアも夢の中で出てきたので、早速作ってみようと思う
soba

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