印刷ブログ
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ABS製のセイコーの置時計に印刷

デジタル式のセイコーの置時計40個程、こちらも立職記念ということで名入れをしたいとのことで急遽もちこまれた

しかし形状からしてシルクスクリーン印刷ではできない場所に名入れを希望されている。少々難しいと思ったが、実際に試行錯誤をしてやってみたら、パッド印刷でなんとかできた。

パッドも時計にあたってしまうので、インキを転写した後にパッドを移動・固定し、そこに置時計をセットしなければならなかった、印刷後もそのままでは置時計がパッドにあたってしまうので、パッドを移動させてから印刷後の時計を取り出す。

40個という小ロットではあるが、こういった小ロットのパッド印刷が弊社は得意だ。ABS素材なのでSG740で密着する、色もゴールド1色指定なのでやりやすい。ゴールドの場合はパッドインキを使用しなくとも十分な発色をするので比較的やりやすい

難しい形状のパッド印刷、まずはご相談ください
tokei

追加で1個パッド印刷

香合というお仏壇の焼香を入れる器のようなものがある、正式な名称はわからないがこちらの蓋の裏側に記念の名入れ印刷を20個程。

印刷は終わったが1個商品不良があり、追加で1個だけ印刷をしてほしいという依頼だった。セットを全部外してしまって位置決めも最初からしなければならないので、少々大変ではあるが、実際にパッド印刷をやっている人にしかわからない。

幸いにも位置決めや印刷もそれほど難しくない形状だったので、5分ほどで完了。セットがしたままであれば30秒もかからない。昨晩は同じくパッド印刷でしかできない形状の時計40個程に印刷をした。

今週はパッド印刷が多い、来週も難題を控えているがなんとか解決することになるとは思っている
shoukou

ポリエステルの折りたたみ団扇

折りたたんでしわくちゃにして収納ができるような団扇があるらしい、ということでそちらの団扇のところにロゴを1色。

ポリエステルなのでインキは何種類かあるが、印刷がしやすいインキと伸縮や折り曲げにもつよいSG410を使うことにした。あらかじめテストを行い、乾燥後にしわくちゃにして収納したがびくともしない。

データが細かかったので、少々調整を行い、版は3回ほど作成した。やはりインクが多く出たほうが良いと思ったので、最初は120メッシュだったが、少々多すぎるので、150でちょうどよかった。

数は100個程、入稿から仕上がりまで4日ほど、版の作り直しやデータ調整がなければ1日くらいで仕上がったかもしれない。

治具は収納する部分のプラスチックのおさえが突起しているので、団扇だけを上げることができるような受け治具を作成し、使った。こちらも手作りだが十分に使える。

何でもDIYで作成、これはシルク印刷やパッド印刷では必要なスキルだと思っている。幸いにも私は昔からDIYが好きなので自分で何でも作成し、使うようにしている。

ポリエステル製の折りたたみ団扇に印刷、小ロットでも可能です
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とうとうやってきた

月曜の朝からの大雨で新潟県はすっちゃかめっちゃかになっている。大雨だと思えば午後からは快晴だったが、しかし15時過ぎに強風でその後はまた雨だった

湿度が高いので版が崩れる、そして場内も湿度が一気にあがってしまったのでフィルムさえ湿気をすってしまっている。ここまで湿度が高くなるのが1年に2-3日はあるのは覚悟はできているが、その1日目がやってきてしまった模様だ。

梅雨がなければ夏が来ない、梅雨が無ければ農作物も育たない、仕方ない時期ではあるがこれを乗り越えれば暑い夏がやってくる、そしておいしいフルーツや野菜が食べれるのを思えば少々の梅雨くらいは我慢できる

高濃度白で印刷をするデニムのポーチがあったが、文字列が細かい。合計で60枚程ではあったが、10枚も刷れば文字列が詰まってしまった、連続印刷が難しい季節だが、こればかりはどうしょうもない。10枚x6回の版の洗浄を行い、なんとか仕上げた。梅雨時期と夏場は手間暇がかかってしまい納期が長くなるが、2か月の我慢だ。

デラニウム アルミ複合板へのシルク印刷

塩ビ風の板をアルミでサンドイッチした、屋外用看板でよく使われるデラニウム という アルミ複合板がある。

こちらへのシルク印刷は弊社ではよく行っている、インキはいままではSG740に硬化剤だったが、黒以外の色が何年か経過すると飛んでしまう。今回の依頼は新潟県でも海岸沿いの方の地方都市なので潮風があたる。

MS8インクの方が飛ばないで屋外用にむいているということだったので、昨年あたりからはこちらのインキを使用するようにしている。

インクにもいろいろな種類がある、密着するだけではなく、使用環境も考えて選択しなければならない。

アルミ複合板へのシルク印刷、小ロットでもお任せください
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綿の大きな布にシルク印刷

支給された1m程の面の布にシルク印刷。 色は1色だがほぼ全面なので天地左右の調整で難しい

インクはたくさん出たほうが良いのでメッシュは100を使用、見た感じは簡単そうに見えるが目詰まりも起きる時期なので2回ほど版を洗浄。

10枚の仕上がり、小ロットは弊社の得意分野だ
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ポリエステルで撥水加工や防水加工

撥水や防水加工されている生地には特殊インキを使わなければならない、特殊といってもそれほど特殊ではないが、インキに硬化剤、最後にベーキングをすればよりよい密着となる。

弊社ではそこまでの強度を求められたことが無いが、最近は個人的に気になる。やはりインキは刷ったら落ちてほしくはない、これは職人としてのこだわりでもあるし、印刷会社としてのモットーでもある。

世の中インキがなかなか密着しないものもあるが、たいていの成形物には密着する。

写真は以前の会社の同僚より頼まれたもので、撥水や防水加工されているアウトドア風のバッグだ。一応密着するであろうインキに硬化剤を混ぜてメッシュ100くらいでインクを多めに出してテストをしてみた。木曜日には剥離テストを行う、どういう結果になるかがある意味楽しみだ
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一番簡単なのは挑戦しない事

成形物へのシルク印刷や回転印刷、パッド印刷をしていると度々難題に出くわす。先月は硬式テニスボールへの回転印刷だった、試行錯誤して回転治具を作成し、なんとか1000個程白で印刷を仕上げることができた。

最初案件を聞いたときにできるかできないかわからなかった、しかし自分なりにできるであろう、という想定の上受けてしまった案件なので後戻りができない。挑戦する覚悟でいろいろとやったら綺麗に印刷ができた。

今も引き続き難題を抱えている。これが原因で眠りも浅く常にどうやればできるかを考えながら過ごしているので、頭がフル回転している。そのせいなのかはわからないが、頭皮数か所に小さなできものができてしまった。痛いわけではないが、少々頭にストレスを与えすぎてしまっているのかもしれない。

火曜日の午前中の印刷をやりながらいろいろなヒントが出てきた。今まで回転シルクでテストをしていたが、どうしてもだめだったので、コントは回転パッド印刷に切り替えるアイディアを考えた。原理は手でやってみてできたので、あとはこれをどうやって簡易治具化させ、実際に使えるようにするかが今週の課題になる。これが実際にできるかできないかは再度治具を作成してやってみなければわからない、挑戦しなければ何もはじまらないし、挑戦しなければできない印刷がいつまでもできない。

一番簡単なのは逃げる事であり、できるかできないことはできない、と言ってしまえば気が楽になる。しかしそのままでは技術がいつまでたっても進歩せず、たんなるどこでもあるような印刷屋になってしまう。人がやっていることと同じことをしていれば生き残れない、辛い事でも前向きに立ち向かい、なんとか解決するしかない。恐らく人生もそんなんだと思ってしまう。

気付けばもう6月が終わってしまう、時間が足りないと言えば足りないが、24時間皆平等に与えられているのが時間だ。

アクリル成形物へシルク印刷

写真のような自治体のゴミ表記するアクリルの板がある、設置するにあたり曲げ加工されているが、きちんと押さえる治具のようなものを簡易で作成すれば印刷は全く問題が無い。

ただこちらの案件は毎年やってくるが、アクリルの曲げ加工がすべて異なるので個体差が出てしまう。それでもなんとかなるので印刷に関しては問題はない。

インキはアクリル&屋外使用なのでSG740で印刷をする。他のインキでも密着はするがやはり屋外使用はSG740を使いたい。黒なのでMS8にせずとも色落ちはしない。色が黒でなければMS8インキで印刷した方が良い

加工済みアクリルへのシルク印刷、お問い合わせください
akuriru

週末は比較的のんびりと

週末は仕事をしたかったが、いつも仕事ばかりで子供をほったらかしにするわけにはいかないので、土曜の午前中だけ子供に手伝いをしてもらいながらPPケースへの印刷を行い、午後から子供を連れて新潟県豊栄方面にある古民家コテージに宿泊にいった

たいそう豪華な造りにみえたが、すべてセルフサービス式で素泊まり、子供は添い寝料金なのでこんな大きさの家をまるまる貸し切って6000円で済んでしまった。3人でいったので一人頭2000円の計算になる。自炊道具はすべて備え付けだったので、近くのJAのスーパーで地場産野菜を買い、あとは出汁とうどんを買って冷やしサラダうどんを作って食べた。

他に納豆やめかぶという粘り気のある食品を食べ、腸内環境を整える。福島潟という沼地の横なので夜は涼しく朝も小鳥のさえずりなどで5時には目が覚めた。なんとも癒される環境でまた行こうと子供と約束をした。なんといっても価格が魅力的であり自然の中なので子供も遊んでいられる

週末はのんびりしたので今週はいろいろな案件が待ち構えている、月曜の朝からフルスピードで金曜日まで駆け抜けなければならない
cottage

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