印刷ブログ
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あっという間の金曜日だ

今週は曜日に気づかないほどあっという間に日が過ぎてしまったかのような週だった。先日までは通訳の仕事で2日半ほど出っぱなしで、夜にメールの返信をしたり製版をしたり、早朝に小ロットで仕上げることができることを処理したりと、あわただしい週になった

あらかじめわかっていたので、今週末はフル回転とは言わないが、土日も仕事をする心構えだったので、明日と明後日で難しい仕事をやろうと思っている。電話や来客が無い週末にしかできないような難しい仕事も、世間の常識の月曜から金曜の定時という感覚ではできない。恐らくサラリーマン感覚だと恐らく小ロットの難しい仕事はできないと思っているが、現実はわからない。

難しい事にチャレンジをする、問題が出れば解決する、最初から完ぺきや理想は存在はしない、そのような事を通訳をしていたドイツ人の方と話しながら盛り上がっていた。彼は前向きで難しい事にチャレンジしている、そういう方とは話が合うし、話がとまらない。

今日も天気が良くなりそうだ、製版にはもってこいだと思う

最近の傾向が変わってきている

理由はわからないが、ここ最近の印刷への依頼内容が変化している傾向がある。簡単な印刷よりは難しい形状のものだったり、見た目ですぐに断られるような成形物とデザインへの印刷依頼が増えている。

もちろんできない事にはできない、というのが一番楽ではあるが、やろうと思えばできる印刷が多い。どこまでできるのか、本当にできるのかは、実際にやってみなければわからない。

人間の息抜きと同じなのかもしれない、毎日厳しい生活だと折れてしまう、しかし打たれ強くそだった雪国の県民性なのかはわからないが、簡単にはNoとは言いたくはない。それが自分を向上させているだろうし、世間から見ればなぜ進んで苦労をしているのだろう、と見えてしまう場合もある。

週末も仕事を続けなければならないくらいの難題がどんどんやってきている、自分一人で処理をできる限界に達しているのかもしれないが、無理ではない。限界という線を引くのは簡単だと思う、一度引けばそれが限界になり、それより先に進もうとしない。私はその限界の線を引きたくないし、引けばたちまち競争に飲みこまれてしまうかもしれない。

仕事というものは日々前進、難しい事にチャレンジし、成長する。そうでなければ単なる作業で終わる、仕事をするのか作業をするのかで違いがでるとは思うが、私はある意味バカな技術者なので損得勘定を気にせずにできる事をやろうという気力でやっている。小ロットの成形物への印刷はコテコテの技術者魂があったほうが合っているのかもしれない

形あるものへの印刷単価はどうやって決めるのか?

紙のようなフラットな素材であれば物を見なくともある程度は金額を決めやすいが、そうでない成形物の場合は印刷単価が決めにくい。

理由としては:

1.インキ密着の確認ができない(おおよそ見当がつくが、外国製の成形物が多いので即答ができない)
2.梱包状態がわからない(印刷より開墾梱包に時間がかかる場合がある)
3.受け治具が簡単にできるのかできないのか(平面であればすぐだが、成形物は皆形が違う)
4.印刷方法の選択(平面、回転、パッドなのかの選択)
5.難易度がどれだけあるのか(こればかりは物とデザインを見てみないと判断が難しい)

どれも写真などでも見ることができれば、おおよそ想像がつくのだが、それでも単価を出すのが難しい。

一番難しいのが#5かもしれない、どれだけ難しいのかは実際の成形物を見て、版を作ってやってみなければわからない。やってみて簡単にできた、というラッキーな事もあれば、逆にいつまでもできず苦戦する成形物もある。

同じ素材で商品であってもデザインの違いにより難易度が増す場合がある。色数が多くなれば1つ1つ印刷しなければいけないので、難易度も増してくる。インキジェットのように差し込んでボタンをおせばある程度は誰でも同じような印刷ができるものではないのが、成形物への印刷となるので、簡単には単価が出せない。

しかし単価をださなければ予算がつかないし、目安もないので先に進まない。こんなことと日々格闘しているのが成形物への印刷なのかもしれない。

今週もタンブラーに瓶、いろいろな難しい素材や成形物への見積もり依頼や印刷依頼が待っている。忙しいときほど難し印刷が連続してやってくる。今週からお盆までは気が抜けないと覚悟しなければならない

難しい印刷にチャレンジする時が一番楽しい、1つ1つ前進しようと思う。

海の日は海岸へ

3連休で連休明けにどさっと荷物が到着するのがわかっていたので、あらかじめ3連休は版の用意やテストだけで、少しはのんびりしようと思っていた。

比較的のんびりできたとは思うが、その反面今週は忙しい事になる。私に限ってではあるが通常の印刷業務の他に今日の午後から木曜日まで、特殊なセンサーを製造販売しているヨーロッパの会社の方がやってくるので、その通訳に出かけることになる。通訳に出ている間は印刷の仕事ができないので、私しかできないような難しい案件は夜や通訳が終わってからの作業になってしまう。その為、今週末は休まずにフル回転しようと思っている。

今日は比較的涼しい日になりそうだ、梅雨も今週でおわるのかもしれない。

しかし久しぶりに海岸にいき寝転がってしまったので、日焼け痕が痛い。無理な直射日光は避けなければいけない

解決の糸口をつかんでテスト成功

2週間ほど前に預かった百万塔の台座への印刷だが、ようやく特注のパッドが届いた。特注といっても既存の型のパッドなのでそれほどでもないが、これがなければできないという成形物だ。

そのパッドを使い数日前に思いついたアイディアでテストをしてみたが、やはりNGなのがわかった。扇形の回転角度があまりにも大きすぎるのでNGということになった。こうなれば何か別の方法がないかと試行錯誤したが、たまたま思いついた方法を簡易治具で作成、スライドさせてみたら見事綺麗に印刷ができた。

あとは微細な位置合わせに、印刷の開始位置と角度、高さ、インキの選択をすればほぼ完ぺきに印刷ができるようになると思う。商品は恐らく来週に到着するであろうと思うから、この3連休でじっくりとテストと練習を行い、本番に備えればと心にも余裕が出てきた。

難しい印刷の解決の糸口を見つけた日程気持ちが良い日はない、木曜の夜は1-2杯くらいひっかけるつもりで帰宅した。

このパッドは幸いにもそろそろ買い替えになっているボールペンなどへにパッド印刷する際に使えるので、ちょうど良いので、それもプラス素材になっている

やってみなければわからない

いろんな成形物への印刷をしていると、どのくらいの印刷範囲まで印刷ができるか教えてほしい、という依頼があったりする。

その場合は即答ができないが、やってみなければわからないと伝える。しかしデザインをするには範囲がわからないとできないという事になるので、おおよその範囲をお伝えする。しかしそれが本当に印刷できるのかどうかと聞かれると正直わからない。

あらゆる成形物への印刷をしているので、同じ形のリピート以外はすべて新しいチャレンジになる。一度範囲をお伝えするとその通りにデータが届き、それを再現しなければならない。中には一度決まったものは変更できず調整が聞かないと言われる場合もある。100%約束をしているわけでもないが、そうなってしまうともうやるしかない。

やったことがない成形物への印刷はいつもチャレンジだ、しかしそのチャレンジが私の技術を向上させてくれているのだと思う。今日は特注していたパッドが届くはずだ、そして今朝のシャワー中に治具の改良部分を思いついた、さっそくためしてみようと思う

コクヨファイルへのシルク印刷

写真のような文具店やホームセンターで販売しているコクヨのファイルへのシルク印刷

表紙はそれほど難しくはないが、背表紙は厄介だ。表紙と裏面の突起物があるので、普通に印刷をしても掠れたり潰れたりする。ある程度の強さでしかもスキージは柔らかいものであっても幅が広くなければならない。

幅の広いスキージを使い突起物をへこませ、その中心にはいる文字列をシルク印刷する。慣れればそれほど難しくはないが、個体差があるのでどうしても1-2%はNG品が出てしまう。ここまで狭い背表紙に印刷するのは少々難しいが、コツと慣れでなんとかなる。

ロットは200枚で2種類、火曜日に1種類を終わらせ残りは水曜で仕上げるつもりだ

紙製品へのシルク印刷、小ロットでもお問い合わせください、予備は1-2%程ご手配ください
kokuyo

猛暑が続いている

週末から猛暑日になっているが、今日も朝から暑い。これだけ暑いとさすがに場内も温度が高くなってしまい、昼間の作業は少々しんどい。無駄に広いのかなんなのかわからないが、昭和に建てられた工場なので仕切りが悪い。この場内を完全に冷房で冷やすにはそうとうな設備にしなければならない

昔はここまで猛暑ではなく、日当たりが悪い場所だったので夏場でも冷房がいらなかったくらいだ。ここ近年の気温上昇で毎年夏場がしんどい日が2-3週間ほどあるが、それが終わるのがあっという間なのでそれほど気にはしていない。

これだけ暑いと版の目詰まりがおきやすい。幸いにも昨日は目詰まりが出にくいメッシュにインキだったので版の洗浄をせずに一気に仕上げることができる案件だった。

今日は目詰まりがでてしまいそうな案件なので、それも涼しいうちにやるのか昼間は避けて夕方からよるにかけてやろうか段取りを組まなければならない

しかしそろそろ扇風機でも購入して多少は空気を循環させないとと思っている。今日の午前中にでも買いにいってこようかと思う

サブゼロ

先週は印刷とは全く無関係ではあるが、サブゼロという冷凍技術を試してきた。これは私が以前から行っている別事業で必要になりそうな技術で、通常の冷凍とは異なる急速冷凍技術だ。

液体窒素を冷凍したい物体に吹きかけることにより、通常のゆっくりと行う冷凍とは異なり、物体を急速に指定の温度まで下げることができる。これにより細胞の状態がほぼそのままに保たれるので鮮度を保ったままの保存が可能となる。

これが成功し使えるようになれば別事業で細々と行っていることが現実味をまし、新しい道が開けるかもしれない。これは長期的な視野で見ているので、今後も細々と行うとは思うが、どうなるかが楽しみだ

今週は明日には注文している特注のパッドが届くことになっている、それを使って今迄一番難題になっている回転パッド印刷のテストを行う予定だ。今週末は3連休になっているが、私は3連休のんびりと休むことはできないであろうと思うが、できるだけこのテストを早期に成功させ、連休は子供を連れてどこかにでかけたい気持でもある
subzero

自然に癒される

梅雨の間の快晴という予報があったので、土日は少しアウトドアにすることにした。

とはいっても午前中は仕事をして、午後から食事をしてのんびりと事務所ちかくからほんの15分も運転すれば到着するキャンプ場へ、そこでテントを張り、近くの自然温泉、桂温泉 へ出かけた。ここの温泉は長岡市街地からほんの15分だが、源泉かけ流しの自然温泉だ。

6月からは露天風呂も解放されており、のんびりできる。快晴で涼しい夕方だったので、最高の温泉日和だった。なによりもこの距離のかけ流しで550円で入れる。しかも幼児は無料なので子連れ家族にとっては最高の温泉でもある

そこから近くの回転ずしに行き少しだけ食べ、テントに戻り、子供はクワガタやカブトムシさがしをしながら、私は風呂上がりの1杯ということで大自然の中で呑ませてもらった。こんな時こそ地方に住んでいてよかったと感じる。

日曜日は早く目が覚めてしまったので、5時前には持参したパンを食べ終えた。そのまま事務所に戻り少し仕事をしながらブログを書き、今日も夕方までは仕事をしたり家族で食事にでかけたりとして、夕方にはまたテントに戻って明日の早朝まで子供とのんびりする予定になっている。明日は学校の日になるが、5時起きで片づけをして下山すれば十分に間に合う
camp

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