デニム風のポーチ50個にシルク印刷をしながら同じ版を使い2個程別のトートバッグにサンプルを刷ってほしいという依頼。
位置合わせもそれほど面倒ではなく、インクも同じなのでお得意様のご依頼ということもあり、2個程サンプルを。版の高さもほとんど変えずに1個なので、現物での位置だしをしてあとは刷れば終わりだ。
色物に白インキなので2度の重ね刷りで白を強調。以前と比較するとだいぶ手馴れてきてはいるが、まだまだ技術の向上は怠ってはいけない。シルク印刷やパッド印刷での成形物への技術は終わりがない。
スマートフォンを固定するようなノベルティ100個へパッド印刷
ベタ面があるのでパッド印刷の苦手な分野だ、そこは製版を工夫し、網掛けをすれば綺麗にできるが、色が弱い。今回のデータはなんとか重ね印刷でも問題はなさそうな感じだったので、3回重ね印刷をし、色の強みを出した。
素材は樹脂らしいのでとりあえずSG740で試験、剥離試験に問題はなかったので3回重ね刷りを行い、100個を仕上げる。あとは梱包をすればいつでも出荷できる。
パッド印刷はシルク印刷よりも色の弱みがネックだが、工夫することにより解決ができる。小ロットノベルティ印刷、数量が少なくてもご予算内におさまるよう努力しますのでお気軽にお問い合わせください
鼻毛を切る道具があり、美容室のノベルティで使用するとは思うが、そこそこおしゃれで綺麗な商品だと思った。横文字のおしゃれな名前が浮かばないので日本語で鼻毛カッターと呼んでしまうが(笑)、こちら50個程にお店の名前を白1色でシルク印刷。
素材の情報がパッケージに明記されていなかったので、見た目でおおよその判断がつく場合もある。表面が傷つきやすいので、恐らくアクリルだと思い、SG740インキで印刷をした。予想通り密着は問題はなさそうで、50個を仕上げる。
こういった小ロットの細かい印刷が弊社の得意分野でもあるが、実は毎月のように大ロットもこなしている。こちらの案件が始まるまでは治具の調整やテストなどで3-4か月を費やしたが、いざやってみて慣れると1か月に15万個程のシルク印刷をこなせるようになった。治具を考え出すのにいろいろと試行錯誤をした結果だと思う。
大ロットの場合は治具や工夫で作業時間が大幅に短縮でき、効率よく印刷ができる場合がある。試行錯誤や工夫は得意なので、これからもいろいろと考える事が多くなると思っている。
先週でインセンティブショーが終わった、週末も少しは稼働したので月曜日ではあったがバタバタせずにいろんな案件をこなして無事月曜日を終わらせることができたことに感謝したい
成形物へのシルクスクリーン印刷やパッド印刷でできる印刷は限りなく多い、恐らく世の中のありとあらゆるものへの印刷はほとんどできると思っている。
もちろん色数が多くなればシルクスクリーン印刷やパッド印刷ではなく、転写で対応できるところでやってもらえばできるとは思うが、いろんな素材がある世の中なので転写でつかない場合もある。様々な高性能のインキジェットプリンターが開発・販売されているが、それでも万能ではない。某メーカーの成形物へのUVインキジェットを持っている方を知っているが、やはり限度があるそうだ。
成形物への印刷をする場合、恐らく一番重要なのがアナログのシルクスクリーン印刷やパッド印刷になると思う。自動の機械や半自動の機械でどんどん印刷をするような案件は海外のメーカーのラインでやってしまう。
バブルの時代はそれでよかったのかもしれない、大量に生産し大量に消費する世の中であった。しかし今は在庫リスクに販売リスクを考えなければ商売が成り立たない、国内で小ロットで製造をし印刷をする。そういったニーズにこたえることができなければならない。
実際に小ロットシルクスクリーン印刷やパッド印刷を手掛けると気づくとは思うが、小ロットは商売にならず儲けにもならない。私は儲けるという目的ではなく、日本の製造業を何とかしなければならない、という目的意識の方が強い。モノづくりをして商品を開発、そしてそれを世の中に販売する。はじめから大ロットで製造はできない、小ロットの試作から始まり小ロットの製造でものを作り、そして世の中の反応を見る。
印刷の段階で小ロットの価格が高ければそれだけでモノづくりが頓挫してしまう。小ロットは手間暇がかかるから高い、と言ってしまえばそこでモノづくりが終わってしまう。それでは商品の開発に繋がらない。少しでも日本のモノづくりを元気にするために、小ロットの印刷を手掛ける、そしていろんなアイディアが世の中に出ていくようになれば日本全体が元気になる。そういう思いをもって小ロットというシルクスクリーン印刷やパッド印刷を行っている。
同じような意識をや志を持った方と仕事ができると楽しい、そのような職人が出てくれば毎日が楽しいと思う。しかしここは会社組織になると小ロットばかりではどうにもならない。幸いなのかなんなのか私は経営者ではないと思っている、だからこそ小ロットの難しい印刷という事にチャレンジできている。
9/6-8と東京ビックサイトでのインセンティブショーが無事に終わった。昨年も運よく県の補助金採択を受け、販促EXPOという見本市に出展させてもらったが、同じような来客と手ごたえがあったと思う。
どちらかといえばギフトショーに人の流れが多かったと思うので、最終日の人の流れが幸いにもインセンティブショーに西ホールに流れてきてくれて、それが良かったと感じている。
週末は少し疲れが出ていたのかなかなか仕事を進めることができなかったが、個人的な引っ越しなどもあったり、個人的に頼まれているYシャツへの印刷の製版をしたりして、過ごすことになった。日曜日は天気も良いのでまた少し仕事をして、夕方には近くの山で子供と約束していたBBQでもして過ごそうと思っている。
見本市のフォローも行い、そしていろいろな試作や案件が来ているので今週も毎日が忙しくなるが、忙しい事はうれしい事であり、こんな片田舎の地方にある印刷屋を頼りにしてもらえていることに感謝したい。
秋晴れが続く感じだが、北朝鮮や世界情勢がおかしいので、安心してもいられない。我々にできることは何もないが、常に緊張して毎日を過ごさなければならない。
3日間のインセンティブショーで弊社のブースを訪れていただいた方にこの場を借りて感謝を申し上げたい。また個別にメールにて来場御礼を送付いたします
プラスチック段ボール(業界名ではプラダンというらしい)へのシルク印刷はかれこれもう何十年も手掛けている。
このプラダンは真の平らではなく、表面がギザギザしている。このギザギザにまっすぐに向かってスキージを引くとデザインがガタガタになって印刷される。その場合は故意にスキージを傾け斜めにするようにして印刷をすると綺麗に仕上がる。
そこまで気にならない品質ではあるのだが、やはり印刷する側にとっては綺麗に仕上げたい。プラダンはPP製なのでPPTインキで印刷をする。以前まではFPPだったが、最近はPPTインキを使用するようになった。
どちらも密着はあまり変わらない感じだが、なんとなくPPTインキの方が作業性が良いように感じる。
昨日はビックサイトでの見本市に参加する為に、始発新幹線に乗り上京した。会場まで一番安い移動方法としてバスがあったのでバスに乗ったのだが、これが45分くらいかかってしまい、到着が9時半くらいになってしまった。
開場が10時なので急いですべてを揃え、何とか10時ころまでにはそれっぽく設営ができたが、やはり10時から1時間くらいは特に来客もなかったので、一安心だった。
午前中はそこそこの方がお見えになり、いろいろとお話をさせていただいたが、午後はいまいちパットしない人足でもあったが、ぽつぽつ来られているような感じでもあった。恐らく東ホールのギフトショーの方が優先で、西ホールは後半、最終日に計画されている方が多いのかもしれない
今日はもう一人のスタッフに行ってもらい私は場内の仕事に専念することになる。今週も来週も仕事が決まっているので忙しくなりそうだ。見本市のフォローも含めれば今週末は仕事をすることになる。来週末も仕事をすることになっているので、9月は全く休みが無い月になりそうだが、秋晴れの良い天気になりそうなので気にならない
今日は東京のビックサイトにてプレミアムインセンティブショーに出展するので早朝からの移動になる。通常であれば前日に上京し設営などをするのだが、私の場合は仕事をすべて終わらせてからでなければなかなか移動ができないので、始発の新幹線に飛び乗って会場が開く1時間の間ですべてを終わらせることになる
昨年も販促EXPOに出展したが全く同じやり方でなんとかなった。今回も何か変わったものを展示しようと昨年の米粒や日本酒1合瓶の名刺の他に、市販のビニール傘の全面(8面)に印刷したものを持ち込み展示しようと思った
これは先日天気予報を見て思いついたアイディアで水~金と雨になるので傘が必需品だと思い、すぐに製版をして印刷をしておいた。
明日からのビックサイトのインセンティブショーのチラシに蓄光インキをつかってみた。実は弊社に前から蓄光の粉があったことを知らず、ずっと眠らせていた蓄光の粉であるが、実際に光を吸収して発光するのか、全くわからない。
弊社にあるのはほんの4分程度の発行のシャインカラーなのであまり実用性があるとは言えない、しかし2-3時間発行する粉の方は値段的に何万円もするのでちょっとやそっとでは手が出せない。
朝に太陽の光を浴びせて、暗室に入れて実際に光るかを試してみようと思う。写真の上がメジュームに蓄光インキの粉を混ぜたもの、その下は蛍光ピンクだ。
9/6~8まで東京ビックサイトで開催されるインセンティブショーに出展する。弊社はカタログなどをもっていないので、どうしようかと1枚ものの黒い画用紙に両面でシルク印刷をして持ち込むことにした。細かい文字列やグラデーションがあるので裏面は355メッシュで、反対側はそこまで細かくなくてもよいとおもったので300メッシュで刷った
形がきまっていない成形物への印刷なのでなかなかカタログをつくれないし、商品案内もできない。それよりはカタログをのんびり作成し使用する機会が無いのでまったく作っていなかった。
今回は夏休みの宿題みたいになってしまったが、土日をかけて表と裏を行い、あとは今日明日で金銀や蓄光、蛍光インキを印刷すればできあがる。とにかく火曜の夜までに仕上げて、水曜日の朝一番の新幹線で上京し、セットを行わなければならない
展示会出展は以前の職場で随分と経験させてもらったので慣れている、あとはいかに弊社ができる印刷に気づいてもらえるかの工夫さえすれば、たった1コマの小さなスペースでも集客はできるとは思っているが、こればかりは蓋を開けてみなければわからない。
今回もいろいろな方よりお世話になり出展することができた、今後もますます需要が出るであろう小ロットの成形物への印刷、お気軽にお問い合わせください