印刷ブログ
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折曲がっている卓状カレンダーにシルク印刷

写真のように折曲がっている卓状カレンダーに社名をシルク印刷、このままではカレンダーが版にくっついてしまうので、受け治具を作る。1つ作ったがそれが上手く機能しないことがわかり、急きょ別の方法で作成。

結果的には使える治具がほんの5分でできてしまい、最初に作った発泡の治具は30分、無駄になってしまった。こんなことはよくあるが、どうすれば印刷ができるかを考えることが仕事で印刷そのものは作業だと思う。

仕事と作業が両方できる、私は仕事を毎日楽しんでやっている。ある意味天職ともいえるかもしれない

明日は燕三条のものづくりメッセに出展するので、今日は早めに寝ようと思う。今週末も気が抜けないだろうが、秋晴れ予報なので楽しみだ
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PET製の透明ボトルに回転シルク印刷

透明のシャンプーや液体が入るようなボトル、こちら200本程に2色で回転シルク印刷。

PETのボトルはSG740インキが使えるので作業性が良い、が、失敗ができないので予備が必ず必要になる。素材もそこそこ硬いので回転シルクで少々強い印刷圧力でも問題はないが、今回はかなり細かい文字列が含まれているので少々難しい。

とりあえず土曜日に表の金1色を終わらせ、月曜に裏面の黒を完成させる。あとは軽く温風乾燥をして出荷をするだけだ、回転治具もスムーズにできたし、2色の重なりもないのでそれほど難しくはない。

メーカーでは恐らく何千本のロットになるのであろうが、弊社では100本以下でもできてしまう。サンプルや試作品、新商品でリスクがとれなければ小ロットで始めればよいと思う、今は少ない希少価値のある商品の方が売れるとは思う、そういった部分で弊社が力になれればよいと思っている

小ロットのペットボトルへの印刷、お気軽にお問い合わせください
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サンダル2足に印刷

サンダルの鼻緒の部分、こちらに2足ほどどうしてもサンプル印刷、ということで印刷。以前やったことがあるのでそれほど難しいとは思わなかったが、以前は鼻緒だけが送付されてきたが、今回はサンダルになった形のものがそのまま到着した。

すぐに製版、土曜着だったので土曜のうちに仕上げ、日曜の佐川で出せば首都圏には月曜には到着している。

すぐにできる成形物とそうでないものがあるので、なかなか難しい。平面であればほとんどが早い、曲面や凹凸のある成形物だと治具作成に時間がかかるので即日というのが難しい。

難しい案件、他社が断る案件、まずはご相談ください
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異形マグカップに回転シルク印刷

写真のように飲み口の部分が突起しているマグカップがやってきた。回転シルクスクリーンの場合は突起物があるとそこに版があたってしまい、本来印刷したい面までスキージが届かない場合がある。

届いたとしても印刷圧力が大きくなりうまく回転しなかったり何かしらの不具合が出てしまう。これらをなんとかクリアして印刷する術を身に着けたので最近は慣れてきている。

ロット数は150個程、印刷もピンポイントなのでパッド印刷でもいけるのかもしれないが、シルク印刷の方が色が強くでるので、私はできるかぎり回転シルク印刷で仕上げるようにしている。

マグカップへの小ロット印刷、お気軽にお問い合わせください(フルカラーは不可)
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高さがあっても

高さが10cm程ある法用に使われるような台、50個程、高くても調整できるシルクスクリーンのホルダーを使用すれば問題はない。今まで30cm程の高さもやったことがあるが、いくら高さがあっても下駄をはかせて調整すれば1mでもできる。

平面のシルクスクリーン印刷は慣れたものだ、今週は2件ほど回転シルク印刷が待ち構えている。1つはマグカップの1色刷り、もう1つはシャンプーボトルのような入れ物で2色刷りとなるので、難易度が高いが、治具や製版などはほとんど終わらせているのであとは刷りだすだけだ。

1色のマグは今日終わるとは思うが、2色の方は慎重な位置合わせが必要なので週末にかけてじっくりと仕上げようと思っている。
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ここのところ小ロットが続いている、小ロット程楽しい印刷は無い。

木製の看板にシルク印刷

木でできたA1サイズよりもちょっと小さ目のカフェ?らしき看板に1色で印刷、恐らく組み立てると表裏が看板になってどちらから見ても同じようになるのだと思う。

大きさがあるが、データをわけて小さい版に入れ、それぞれのロゴや文字列を分けて製版・印刷すればコスト削減になる。原寸の大きさのままで余白も入れて製版をするととんでもない大きさになり当然ポジフィルムや版のアルミ枠も大きくなるので割高だ。しかし1回で位置合わせが終わり、1回で刷れるという利点があるのだが、それは印刷屋の勝手な都合であってお客様目線ではない。私はそういう印刷屋にはなりたいとは思わない。

こちらの手間暇が増えても如何にコスト削減をし、割高だから企画が流れてしまう~ という理想と計画がお流れになってしまう状況を、理想と企画をどうやったら予算内に実現できるかに変化させる、コンサルティングも兼ねたインサルティング(印刷とコンサルティングを合わせてしまう勝手な造語)だと思う

分けて印刷ができるデザインであれば大きなものでもコスト削減可能です。お気軽にお問い合わせください

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フットボールにパッド印刷

以前サッカーボールに社名を印刷したことがあった、その時のクライアントは某有名印刷会社(紙印刷)で東京に本社を持つ企業、聞けばだれもが知っている会社ではあったが、どこでもできないということで、すぐに持ち込むからすぐに印刷をしてほしい、という悩まされる課題だった。

しかしなんとか工夫をすればできる、そして幸いにも表面がツルツルのボールだったので、問題なく仕上がった。

今回は表面がボツボツしているので難題だ。1回では薄い、しかし数回重ねるには相当な費用をかけて大きな治具を受け側と印刷側につくらなければならない。 どうすればよいかという事で私なりの知恵を絞り1回でそこそこの濃さになるパッド印刷で仕上げた。

完璧な黒かと言えば、周りの印字と比較すると薄めだが、それでも文字は読めるし再現性は良いと思っている。位置決めも1つ1つボールの柄と形が微妙に異なっていたので、最後は目視で既存のロゴに沿うような感じでなんとか仕上げた。

弊社にはこういった難題が多い、今週もあと2件ほど難しい印刷が待ち構えている、体力的にはなんとかなるのだが、精神的なめんでも鍛えなければならないと思っている
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数ミリの違い

昨晩は丸い枡への回転シルク印刷を開始した、ところが試作で作った治具がどうもうまくいかない。

何個か試してみたがNGになってしまい、何が違うかと調べたところサンプルの時の成形物と量産で2mmの誤差が出ている。これではせっかくあわせた治具をすべて調整しなおさなくてはならない。治具と版も天地ギリギリまで大きくしたいというものだったので、回転治具の車輪も調整しなければならない。

大がかりな変更になってしまうので、これまた時間におわれてしまっている。希望納期に間に合うか否かがわからないが、1日ほど伸ばしてもらうよう依頼をしてみた。あまり無理に急ぐと仕事的にまわらなくなるし、環境がことなってしまっているので全部調整をやり直すのに時間がかかってしまう。

今週も後半までタイトな日々が続きそうだが、気を引き締めてゆこうと思う

週末も稼働する

今週末ものんびりだが集中してやらなければいけない難しい案件を2つほどかかえているので、そちらを土日である程度仕上げようと思っている。

1つは大きなパッド印刷でどこもできないと断られ続けた案件らしい。もう1つは回転シルク印刷のほぼ全面にぐるっと1周の印刷になる。

どちらも数量的には小ロットではあるが難易度がかなり高い。回転シルクの方は位置合わせや回転治具の調整を行い、ピッタリと1周に柄が入るようにしなければならない、そしてやり直しができない木でできた枡ので、回転シルクの方がかなり気を使う。そのものの単価も高いらしいので、印刷1つでもミスをしてしまうとたちまちロスになってしまうので、考え方によってはやらないほうがいいという事もある。

しかしこういう難しい案件をいかに失敗なく仕上げるか、試行錯誤とある程度の自信&勢いがあればなんとかなると思っている。

パッド印刷の方は一度治具を固定すると最後まで外したくはないので、土曜に1面、日曜にもう反対側を仕上げて週明けにはセットをはずせるようにしようと思っている

漆風の台にシルク印刷

写真のような漆塗り風のお寺で使うような台の裏側にシルク印刷依頼があった。個数は弊社得意の小ロットで40個程。

ただ、通常の版では突起物(=台をささえる脚)があり、版が入らない。ちょうどたまたまだがプラコンテナーに印刷する特殊なアルミ枠でちょうどこの脚の間に入る枠があったので、そちらを少々改造して印刷した。

11日に持ち込まれ13日までにという超特急、なんとかできると思ったので短納期だがその翌日にはすべてを仕上げた。インキは塗装面なのでSG740で十分、ゴールド1色。

いろんな形、何か障害物があっても工夫すれば印刷はできます
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