印刷ブログ
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ガジェットポーチに白を濃くシルク印刷

先週テストを行ったノベルティのガジェットポーチへのシルク印刷、ポリエステルだがこの素材はとにかくインクを吸い込む素材だ。通常のポリエステルとは異なり、かなりのインキを吸収するので1回刷りでは全く白にはならない。

3回重ねても白になるかどうか、というレベルだが、素人目にはあまり気にならない程度かもしれないが、印刷職人としては白の濃度が気になって仕方がない。 これも職業病なのかもしれない。

メッシュとインキの粘度を調整、そしてほとんど希釈をせずにあとはあるコツをつかいながら、2回の重ね印刷。今日だけで400枚程すったが全くズレが出ないように版のセットも工夫してある。

数年前だったらこのような印刷は恐れていてできない、と断るレベルではあったが、今は何度も経験を積んでいるので自信を持って印刷ができる。100%すべてが同じで完ぺきになるとは言えないし、そうはならないのが手刷りのシルク印刷だが、かなりの濃さになっているとは思う

インキ吸収の多いポリエステル生地、白印刷可能です。
how-can-make-it-white

白でもコンクだったり普通だったり

コンクホワイトという顔料の強い白がある、白をより強く出したいときはコンクホワイトを使えば白くなるが、通常のホワイトもある

一見必要なさそうなホワイト、、ではあるが、だがこれが無いと作業性が悪くなる場合がある。コンクの方が顔料が多い=細かいメッシュでは目詰まりがおきやすい。

弊社は通常のホワイトPPTインキを355メッシュで使用している。コンクの時の方がつまりやすい、そしてメッシュが細かいのでコンクにしてもホワイトでもほとんどわからない

ということで作業性の良さでホワイトを使っている
konku-white

徹夜で作業だった

昨晩から眠らずに約1000枚ほどの印刷をコツコツ夜中に進めていた。今日出さなければ間に合わない貨物でどうしてもやらなければならない、ということで始めたが最初は深夜になれば終わるであろうという考えだったが、それが甘かった。

深夜になっても半分も終わっていない、そのまま続けて途中休憩も入れながらとりあえず朝の6時まで頑張ったが、あと100枚ほどを残していったん帰宅しシャワーを浴び、これから残りを仕上げようと思っている。1時間もやれば完了するのでそのまま温風乾燥をして、夕方には発送できるであろうと思う

風邪が流行っていたりするので、今日は無理をせずに早めに帰宅して早めに寝ようと思う。

特殊アルミ枠

成形物の形によっては添付写真のような特殊なアルミ枠を必要とする場合がある。特注で作成するのでコストがかかってしまうが、弊社にはいろいろなアルミ枠があるので、それをそのまま使えるようであればサービスとして特にアルミ枠代をいただかない。

あまり使わないかと思えばここ何年かはいろいろな成形物がやってくるのでこういった特殊アルミ枠を頻繁に使用する。パッド印刷では色がどうしても薄くなる傾向にあるので、シルク印刷でできるようであればこういうアルミ枠を使用して印刷をする。

そのうちパッド印刷でも何回も重ねてもズレが出ないような特殊治具を作成する予定にはなっているが、なんだかんだの師走で後回しになってしまっている。。。

年賀状も早めに~と思ったが、例年のごとくギリギリになりそうな予感がしてきた
arumiwaku

紙コップにパッド印刷

よくある紙コップにロゴをピンポイントでパッド印刷。

ピンポイントならばパッド印刷でできるし、意外とスムーズに印刷ができる、その治具を作成するまでの方が時間がかかったかもしれない。。。

ドライラックに乗せても段々にはできないので、どんどん積み上げるようにしてラックを3台ほど使用。幸いにも土曜だったので、他の案件でラックを使うことなく、積み上げて合計1000個を完了。

朝からやって途中食事をしたりなんだかんだやったが、夕方には仕上がっていた。

大き目のロゴを印刷するとなればそれなりの治具を作るか、回転シルク印刷になる。ノベルティで一度あげれば捨てられてしまうものだと思えばピンポイントでデザインを確定させてしまった方がよいかもしれない。ピンポイントなら低予算でできる

紙コップへの印刷、お問い合わせください
cups

PETカップの治具をつくる

急ぎの依頼で(ここのところ急ぎが多く、師走より速く走っている感覚がある(笑))PETカップにロゴ印刷があった。

ペコペコしているので(ふにゃふにゃ)受け治具が必要となる、それでも到着から2-3日で全数仕上げてほしいという無理難題なので、少々頭が痛い。ここのところ急ぎだらけで少々精神的に参っているが、やはり治具作成でも半日以上かかってしまった。

結局他の案件もあったのでそちらも透明のPETボトルに回転シルク印刷、そちらを1色終わらせて頭を休め、近くのコメリにいって治具を完成させる部品を購入した。知恵を絞れば治具も安くできるが、そのアイディアを思いつくのも仕事のうちだと思っている

夜に調子だしを行い、スムーズに治具が使える事がわかったので、あとは金~土曜でどれだけ仕上げられるかが勝負となる。今週も早かった、来週もあっという間に終わるくらい案件があり年末が見えてきているが、最後のダッシュだと思っている

jig

1つだけの抱っこ紐にシルク印刷

弊社得意の極小ロット、1個という単位、これ以下の数量は世の中に存在はしない。

赤ちゃんをだっこする抱っこ紐のようなもので、海外メーカー製。その紐の部分に何かしらの社名のロゴをシルク印刷。

素材はポリエステルとかかれていたのでポリエステル用のインキを使用したが、どうみても綿にしかみえない。。。ポリエステルインキでも綿には密着するので、ひとまず素材表記を信じて印刷

あとは梱包して発送をするだけ、データ入稿から2日程度。世の中なかなかうまくいかない、人手が足りない時に急ぎの大量がやってくる、今週末も連続稼働になりそうな予感がしてきたが、仕事があることはありがたい事だと思っている
baby-rucksack

布製のポーチ風のカレンダー入れにシルク印刷

布製で中に何かを収納できるようなカバーのシルク印刷、ロットは弊社の得意な100個程、版をセットしてスムーズにいくかと思えば、、、途中で版が崩れてしまい、あと30個程のところまでいったが、版を再度製版してスタート。

1時間ほどで終わるかと思えば、製版のやり直しが出たので2時間かかってしまった。幸いにも自社製版なのですぐにできたが、そうでなければ1日以上無駄になってしまう。

自社製版なのでなにかと便利だが、それで追われる日もある。師走まっただ中、まだまだ走れます(笑)

blog12-12-2017

中古のドライラック

たまたま見つけた中古のドライラック、ヤフーオークションで2万円程だったので使えると思い入札。

やはり需要はないのだろうかすんなりと落札だったが、送料がほぼ落札価格と同じになってしまった。それでも新品を買うよりは安いし、程度も良好だったので満足はしている。

近場であれば引取りにいったが、今回は三重県までだったので高速代や往復のガソリン、時間を考えれば送料を払った方が良いと判断。

来年あたりから使用するかと思えば、たまたまラックが足りなくなり急遽使用。すべてのラックが毎日埋まるくらいの仕事量だとありがたいが、そのくらいになるように努力しなければならない。

まだまだ年末年始の案件、間に合います。お気軽にお問い合わせください
dry-rack

イソプレンゴムとポリエステル

ポーチのようなノベルティだが素材がイソプレンゴム & ポリエステル ~ となっている。いったいどちらがどう素材に使用されているのかわからないが、混ざっているのかなんだかもわからない。

新規の取引先だったので写真を送付してもらったが、同じ新潟県内なので土曜に来社したいということでサンプルを持ってこられた。写真を見た感じでは以前印刷で悩まされた素材にかなり似ているので一度の印刷では白が沈んでしまうと確信を持てた

持参されたサンプルを拝見し、案の定その時とほぼ同じ素材だったので必ず白が沈むということがわかり、データを拝見したがこれまた細い。前回も100本程のメガネのバンドではあったが線が細く悩まされたがなんとか仕上げた記憶がある。

今回もデータを頂戴し、製版を行い土曜の夜に試し刷りを行ってみたが、1回では沈む。2回重ねるとズレやにじみが出るかとおもったが、前回からのコツをつかんでいるのでズレもなく、綺麗に白に仕上がった。同じような素材を何度も経験するとだんだんとコツをつかみ経験値が上がってくる。

数量は1000個程という弊社にとっては大ロットにはなるが納期があるので、なんとかなりそうだ。

土曜は無事にタイヤ交換も済ませ、子供に手伝いをさせながらいろいろと仕上げることができた。師走が始まっているがまさに師走のように走っているが、あまり無理をしないようにしたい
snowtreasure

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