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テーパーのあるPPマグカップ 回転スクリーン印刷

テーパーのあるPPカップ、テーパーがある場合は難しい、位置決め、回転ジグ、そしてセット。通常の円柱形より難易度が高いので、あまり得意とはしていないが、何度かやったことはある。

専用の扇形印刷機があればよいが弊社には無いので、小さな面積であれば無理やり回転ジグを改造してできる。しかし難易度が高く時間がかかってしまうので、あまり進んではやらない(笑)

 

今回は蓋に合わせて~ということだったが、年末に行った時はそれがわからず、下部にあるポッチをすべて基準にして対角で2か所印刷をしたが、蓋をしめるとすべて個体差があるらしい。ということで再度チャレンジ、なんとかほぼほぼ決まるような位置で1面印刷を昨晩完了。あとは反対側にくるように位置決めを行い、完成させ、金曜には発送を予定している。

 

今週はパッド印刷が多く、1台ではたりないような感じだが、上手に時間と段取りをやりくりすればできると思う。そろそろ2台目を導入したいとは思うが、常に毎日あるわけでもなく、たまたま重なるタイミングが悪い。これもマーフィーの法則だと思って、設備投資はせずに1台でなんとかこなしていこうと思っている

 

今週はなんとか目途がたっているが、来週はフル稼働で様々な細かい案件をどんどん仕上げることになる。今週末が1月最後の少しの息抜きができるかもしれないと思い、息子と大好きな乗り鉄に出ようかと思っているが、インフルエンザも流行っているので公共の交通機関はあまり乗らない方がよいか?!

プラダン(ダンプラ)にシルク印刷

PPでできたプラダン(別名ダンプラ)にシルク印刷。慣れているので早い、インキはFPPでもPPTでもPPインキであれば密着する。弊社ではかれこれもう30年もやっているが、プラダンは容積がある成形物なのでほとんどが市内からの依頼だ。遠方だと送料がとんでもないことになるので、遠距離での印刷依頼はまず皆無。

 

もっとも弊社は出張印刷ができるので、現場にドライラックさえあれば資材をもちこんでその場で印刷はできる、PPインキは乾燥が早いのでドライラックが無くともなんとかできるとは思うが、数量が多い場合はそうもいかない。

 

今日は午前中椅子にシルク印刷があり、近くの取引先の倉庫で出張印刷となる。これも12月に行っているもののデータ違いなので勝手がわかり、調子がよければ午前中には終わらせることができるであろう。午後からはショッピングバスケット100個に印刷があるがとりあえず片面を仕上げ、明日には反対側を仕上げようと思っている。金曜納品だが、同日配達、それもそのまま積み込んで向かって下した方がよいという業者さんなので同日納品で良いと思っている。難しければ私が昼休みに走れば良い、今週はまだ少しだけだが余裕がある、来週はなんだかんだ忙しくなるが、世間ではまだインフルエンザが流行しているらしいので気をつけなければならない

PPマチ付き袋にシルク印刷

とりあえず年内に1000枚欲しい、というPPの袋、片面1色だったので何とか間に合ったが、果たしてこの時期の物流会社が指定通りに配達できるかまではわからない。

PPコーティングされているので、PPTインキを使用。細い線がおおいので、希釈はT-950で目詰まりを防ぐ

前もって多忙になり物流もパンクする時期だとわかる年末年始だが、なんだか毎年12月は師走で忙しくなる。これをどうにか変えなければ働き方改革はたんなる絵に描いた餅だと感じる。

 

あらかじめわかっていること、年末年始のあわただしさ、それを回避するには早めに計画をすればよいと思う。今年も年賀状の季節がやってきたが、毎年なんとか間に合わせるほどのペースで無理がでてきていると判断し、今年からは元号もかわるとあって、1/1に書くことに決めた。配達員も人出不足、はがき代金もUPしいている、それよりも正月の休み、しかも朝早くから配達をしなければならない年賀状が今の時代にあわないのでは、と思ってしまう

PP袋を半自動スクリーン印刷機械で

PP袋、マチ付き、少々工夫が必要だ。しかし何度かやっているので勝手がわかってきた、製版はいつものように、あとはジグだ。

 

ジグさえしっかり作れば枚数が多くても綺麗に印刷が再現できる。前回600枚程、グラデーションがあったデータだが、ジグの工夫で綺麗に仕上がった。今回も同じような袋でPPTインキ、細い線もあったが、問題なく1000枚を年内納品で仕上がった。袋の中に固い板を挿入しなければいけないが、それ以外は慣れたものだ。

 

今年もあと数えるだけになっている、今年は暖冬なのかまだ雪が積もっていない、スノータイヤも必要がないくらいだが、、こういう時は2月にドカ雪がくると思われる。長年の経験からか、なんとなく先が予想できる?!

箸にシルク印刷

校正依頼、特殊な素材でできている箸にシルク印刷、とりあえず10膳ほどでよいという事で製版、セットを行った。しかしデータが細かい、つぶれが出る可能性はあらかじめ伝えていたがやはりつぶれやすい。メッシュは300にしたがそれでもなかなか再現性が難しい。

 

PPインキを使用する素材なので、目詰まりが心配だ。テストではインキの希釈を薄めにしたが、やはりもう少し硬いほうが綺麗に再現ができる。量産性を重視すれば希釈を多めにした方が目詰まりが出ないが再現性が悪い、逆に希釈をしない硬いインキだと目詰まりが激しい。。。どちらも取れない難しい印刷になるが、やはり綺麗に再現したい。

 

校正を綺麗に仕上げると量産でもそれを要求されてしまう、硬いインキで10膳刷るのと量産で2000本では大きな差が出る、しかしやはり綺麗に印刷したい。私はある意味ヒストイックかな(笑)

半自動機でPP袋をシルク印刷

個人的には半自動機はあまり好きではない、セットするにも面倒であり融通が利かない。今回のPP袋はマチ付きで厚みがあるので手刷りの方が楽だが、枚数が多いので半自動機を使いたい。

 

ジグと機械の調整を30分ほど行い、試行錯誤。試しに6枚ほど刷ってみたがもうすこし微調整すれば問題ないところまでできたので、あとは今日の朝から量産をするだけだ。これであれば一人で一気に刷れる。当初は袋を見た瞬間に手刷りの2人作業を想定したが、それが無くなったので私はほかの案件に着手できる。これほどうれしいことは無い。

 

できないことは無い、ようは試行錯誤と発想転換でなんでもこなせると思っている。半自動機に刷ってもらえるので体力消耗も最小限だ、しかし私は手刷りの別案件を行うことになるので体力勝負かな(笑)

PP製のショッピングカートにシルク印刷

PP製のショッピングかご、印刷そのものは問題は無いが、印刷の圧力で凹んでしまうので少々工夫が必要だ。手刷りの圧力、返し、希釈など様々

 

乾燥も1時間ほどだがスペースをとってしまうので連休中には最適な案件、両面別柄なのでひとまず片面を仕上げ、その後反対側に。なかなか難しいとは思うが、慣れるしかない。毎日異なるものが舞い込んでくるが今月はもう難しい印刷をする余裕がなさそうだ、、考える、セットする、テストをするなど、通常の印刷とは異なり時間がかかってしまう。慣れていない案件は毎週末や夜に1つ1つ仕上げることになるので、無理もできない。

 

今週も3連休だが、弊社はカレンダーはすべて黒で稼働することにしている。しかし無理はできない、体が資本だからだ

重なる時は重なる

今日から9月、猛暑だった8月がすっかり過去のような感じとなるほど涼しくなってきた。日中はそれでも27℃ほど、40℃近かったお盆時期にくらべればまだまだ残暑かもしれないが、もうエアコンがいらないくらいの涼しさを感じる

 

8月から自分だけの意識改革と生産性UPということで、土日を稼働している。土日くらい休んでは~と言われるかもしれないが、来客も電話もほぼない土日が一番はかどる。つまり生産性がダントツに良い。誰もいない工場の中で一人で作業できる案件をコツコツとすすめる、ペースはそれほどでもないが気分的にかなり楽だ。リラックスしているときこそ最高の印刷ができると思っている。

 

日曜は夕方に近くの温泉に出かけ、すこしだけお湯につかり癒しを得た。帰りのスーパーで麺類を買い、ゆでて夕飯として食べ、納豆も食した。1日1食になっているが、体調は変わらない、BMIもほぼ完ぺきな数値になっている、急に涼しくなって窓を開けたまま寝てしまったせいか、のどが少しいたいが、時間がたてば治るであろうと思っている。

 

土日は傘の取っ手にパッド印刷、合計で1000本ほどだが、ペースは速い。PPなのでプライマーで下処理を行う作業に手間をとってしまうが、月曜中にはすべて終わらせて別の難しい案件をこなさなければならない

PPマグカップに回転スクリーン印刷

写真のような湾曲しているPPのマグ、当初はパッド印刷を予定していたが、回転スクリーン印刷でできるのでは、、、とトライ。少し工夫をしたら問題なくでき、昨晩20~21時の間で100個を仕上げる。

 

PPなのでPPTインキ、目詰まり防止でT-950溶剤を注入。同時にアルミ複合板を焼き付けたので工場内が暑いがお盆時期の猛暑と比較すれば全然涼しい。。。ここ最近朝が寒く感じる、窓を開けて寝ていたらのどがやられてしまったが、体調は万全だ。

 

今週はあと数件待ち構えているが、とりあえず順調に進んでいるとは思う。しかしいつ何がどうやってくるかわからないのが月末だ。。。末締めという商習慣を無くしてしまえばよいと強く感じる(汗)

パッド用のインキを自社調合

弊社ではパッド印刷も小ロットで行っている。昨晩は40個ほどのPP製品にパッド印刷、シルク印刷では無理な湾曲なのでパッドで行う。

製版も自社、ジグも自社、印刷も自社、すべて自社内で解決できるので小ロットの印刷が可能となる。パッド印刷をご存じの方はパッド印刷用のインキが高価なのをしっている。連続で流れである案件であればパッドインキを購入したほうが良いが、小ロットで特色、しかも毎回成形物と素材が変わる場合はパッドインキを購入していると採算が全く合わない。それも理由で小ロットのパッド印刷は参入しない会社が多いのかもしれない。

 

今回のPP製の商品にはピンク、ピンクをつくるには最低でも2つの色を混ぜなければならない、40個のために数万円のインキ、、、採算が合わない。そういう場合はパッドインキの性質を知っていれば自社で調合でき、しかも濃く出せる。

 

パッド印刷はシルク印刷と比較するとインキの膜がおよそ1/4と薄くなるので、スクリーンインキではNGだ。調合も方法を知っていれば1/4膜でもシルク印刷に負けないくらいに濃く再現ができる。こういう知恵と工夫で乗り越える毎日が楽しいが、土日に予定していた子供とのおでかけもキャンセルをしなければならなくなった(汗) まぁまた来月があるだろう、涼しくなってからでかけようと思う

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