印刷ブログ
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現場印刷の用意

大きな塗装板への現場印刷が決まりそうだ、まずは黒い塗装板にどれだけ白が再現できるかを確認してもらうために、A4程の板にサンプル印刷

 

実際の板とほぼ同じ、メッシュはシャープに印刷をしたいので、270、塗装済みの板なのでSG740と硬化剤、コンクホワイトで80℃乾燥。綺麗に仕上がったと思う。

 

あとは原寸データをもらい、準備をすれば1日で終わると思うが、板そのものが2000mmを超え、重たい物なので助手がいるはず。土曜にできれば土曜1日を使い全て仕上げたい。60台程なので恐らく問題なく連続印刷ができ、仕上がるであろう。

 

今年は現場印刷がこれで2件目だ、昨年はコンテナ1000台程があったが、こちらも2日かかった。今後もこのような需要が増えると思われる

久しぶりののんびりした週末だった

週末は急ぎの案件を早めに仕上げたので、土曜の午前中だけ仕事を行い、午後から子供を連れて近くのコテージにでかけた。寒波もやってきているので宿泊客も少なく、子供二人と幼稚園の友達の子を連れ4人で素泊まりで格安で泊まった

 

宿も調理器具が揃っているので自炊をして、普段読めないビジネス雑誌等を読み、のんびりと過ごした。ノートパソコンを持っていけば無料WIFIがあるのでデスクワークができるとはわかっていたが、先々週の出張でノートパソコンの取間違いがあり、紛失してしまっていたので仕事もできない。割り切ってビジネス雑誌だけを読むことに集中、あとは子供との時間を楽しんだ。

 

今週もタイトな納期があるが、全てできる案件で、時間さえあればいくらでも仕上げることができるとわかっているので、気持ち的には楽だ。大きな板金板へのシルク印刷も待ち構えているが、これは春先から現場印刷に切り替わるので、そちらの印刷台の自作もやることになっている。必要な部品は揃えたので、あとは印刷台を作成し、現場に設置すれば私が必要な時に出張印刷をして現場で刷りあげれば移動の手間暇が省ける。1つ30-40kgもする大きな板金の板なので移動にも手間がかかる、これが10~20台となれば相当な移動だ。私一人が車に乗り込み現場で印刷をすれば往復のトラック費用もかからないし、荷物の荷卸しもかからない。今年は出張印刷が増えるような予感がする

出張印刷でイス50脚にスクリーン印刷

土曜日は法要で使用するイス、50脚。側面に名入れを行うが、大きいので移動が大変だ。こういう場合はあらかじめ版とセットを自社内で行い、それをそのまま持参して客先の倉庫で作業をする

あらかじめ治具も全て用意してあるので、あとは同じことを現場で再現するだけだ。移動も15分ほどの場所の倉庫なのですぐに到着、ついでに途中で段ボールのリサイクルをしたりと所要をすませ現場に到着。1時間ほどで終了。

 

秋晴れの週末、これが最後になるであろうと思い、なんだか折角の天気がもったいなく感じたが、1つ仕事が片付いたことで気が楽になった

 

大きな物への印刷は出張印刷がお勧めです

大きな機械の面板1枚にシルク印刷

大きな横2mちかくもある機械の面板にシルク印刷、枚数は1枚だ。 製版を行い、弊社にある一番大きな平台にセットして印刷

 

埃等がつかないよう、夜人間の動きが無い時間帯にセットをして印刷、1回では薄いので数回重ねて仕上げた。硬化剤をいれてあるので温風乾燥をしなければならないが、弊社の窯には1枚しか入らないほどの大きさだ。幸いにもお客さんの方で塗装窯をもっているので、指接触で乾燥しているまま搬出してもらい、それを焼きつけてもらうことになった

 

今後も何度か出るらしいが、枚数が増えた段階で出張印刷に切り替え、現場でいつでも刷れるようにセットをしてこようと思う

パレットに現場でシルク印刷

貨物を運ぶ大きなパレット、2mx2mくらい、1つの重量は10kg以上。これの側面にシルク印刷をしたいらしいが、こればかりは現場に出張して印刷しなければならない。

印刷は問題なく、PP製のパレットなのでPPインクを使えばよい。あらかじめ1個サンプルを預かり、プライマー処理をしてPPTインクで印刷をしたが、まったくびくともしないのでOKと判断した。プライマー処理がないテストも行ったが、やはりプライマー処理をした方がインクの密着が強い。

あとはこのパレットにすっぽりとはまる治具と版を作製、現場で1つ1つスムーズに印刷ができるよう準備を行わなければならない。重量もあるので、そう簡単に進むとは思わないが、治具さえしっかり作成してあとは遅乾溶剤とインク、スキージに洗浄用のウエスなどを持参すれば現場での印刷が可能となる。一番のカギは治具だと思っている。

合計で600台くらいあるので、1日でどれだけ進めることができるかにより作業効率が異なる。両面なので1日で200台もできればよいと想像しているが、本音は300台、2日間で仕上げたいという思いがある。そうすれば土日ですべてを終わらせることができ、通常業務に支障なく出張印刷ができるからだ。もっとも子供の相手ができず週末不在になってしまうが、、、近くに宿でもあればつれてゆき妻子で遊んでもらっていてもよいのかもしれない

運搬が困難な製品への出張シルク印刷、お問い合わせください

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