印刷ブログ
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白を濃く出す&目詰まりを防ぐ

コットン素材に白でシルク印刷、今までは白が濃く出ないので2-3回と重ねて刷っていたが、乳剤をナカノケミカル製品に変えてからはほぼ1回で濃く出る。理由としては製版するとあきらかにわかるが、膜面の乳剤の厚みが異なる。手で触っても明らかに感光された版の厚みが異なる。その分インクが沢山出て、さらにシャープな製版ができているので綺麗な再現性になる。

 

濃さもそうだが、それよりは版の目詰まりが本当に少なくなったと感じる。目詰まりが少ない=洗浄の時間が少ない、版の崩れが防止できる(再度版をつくる手間が減る)、連続印刷が可能になる。これらが時間の削減=生産性をUpしている、つまり効率が良くなっているという結果になる

 

ナカノケミカル乳剤、気になる方は下記へお問い合わせを

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株式会社ナカノケミカル

TEL:0774-45-3700

FAX:0774-45-3770

e-mail:nakanochemical.e@guitar.ocn.ne.jp

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フッ素10倍の感光乳剤

感光乳剤にもいろいろな種類がある、昨年より紹介されたナカノケミカル社の感光乳剤を使用開始している、興味本位でフッ素をどんどん増やすといいことがあるのかと聞いてみたら、製版、刷り静電気など、どんどん作業性が良くなるとのこと。その分コストは高くなるが、一度は試してみようと思い導入した。

 

値段は前のメーカーで使用していた感光乳剤の10倍だ、、、しかし、明らかに刷りやすさや製版の完成度が違う。特に感じるのがスクリーンの印刷面の膜が明らかに厚い=色が濃く出るし目詰まりが殆どない。この夏場でもあまり感じないほどだ、コストは高いが作業性がUpしているので、結果としては効率よくなっていると思う。

 

色での違いはわからないが、右側は通常につかっている感光乳剤、左側がフッ素を10倍にした感光乳剤。見てもわかりませんね(笑)

2層のバッグにシルク印刷

リピート案件、2層の保冷バッグにシルク印刷、2層になるので専用の抑える治具が必要だ、これはわざわざアメリカのメーカーより直輸入して使っている、国産でもあったが、15万くらいだった、アメリカで見つけたのが使い勝手がよさそうで500ドル程、とりあえずダメもとで輸入したらしっかりと使えた

 

今日は傘生地や傘のハンドルにパッド印刷をしたり、多忙な1日になるであろう

クリーンルームのフィルタ交換

継続して行っている6色のメイバンへの印刷、少しでも塵埃が付着するとNG品になってしまうので、クリーンルーム内での印刷となる。

 

かれこれ5年ほど経過、フィルタも古いので業者の勧めで新品に交換。安いものではない、これを誰がカバーするか、世の中いろいろなものがUpしているので、50/50で負担してもらえると助かるくらい。まぁそこらへんの交渉は後日として、今週急ぎの案件を仕上げなければならない

 

月曜は段ボール、不織布、木札。 今日は急ぎのマグカップ120個程とトートバッグ等、気が抜けない。

 

最強の乳剤か

最強かはわからない、が、とある乳剤専門の会社様の担当者様一押し、カタログにはのっていないハイエンドの上のハイエンドだ。記載されていない商品、限定品とかそういうの大好き(笑)

 

価格もハイエンド並みだが、最高の版と最高の印刷をするには最高の乳剤が欲しい。ここは妥協することも無く悩むことも無く1㎏購入し、試してみる。気持ちの問題もあるかもしれないが、最高の状態で刷っているとなんだか品質が上がったような気分になる。

 

今後はどんどん品質をUpしようといろいろな事を試したい、ある程度世の中のほとんどの成形品にスクリーン印刷できるようになった、あとは更なる品質向上だ

2層のジグが到着 from USA

年始にアメリカから頼んだ商品が到着、これは2層の生地を押さえるジグで先日の自作治具のバックアップとして購入した。恐らく5年前だったと思うが、私がラスベガスの印刷見本市で見つけた製品で、その時は使うとは思ってはいなかったがあれば便利だな、と写真とメーカーだけ保存しておいた。

 

2層に刷る案件が増えてきたのでそろそろ欲しいなぁというところで、継続するであろう案件が出たので、購入を決めた。昨晩2層の生地を押さえてみたが、やはり自作よりは早い。具合としては自作とはあまり変わらないが、セットの速度がことなるので作業性を考えればメーカー治具の方が早い

2層の生地をシルク印刷する治具

2層になっている製品がある、その場合はそのまま刷れない、中に板を入れても2層目に付着しないので刷れない、ではどうすればいいのか、という事で2層を押さえる専用のジグが必要となる。

 

メーカー製は結構な値段だ、10~20万円程度、使ったことも無いし使えるかもわからないのに投資はできない。それも毎日使うわけでは無いので弊社には不要だ。しかしあれば印刷できる製品のジャンルが増える。ということでとりあえず自作で作成してテストしてみた。案外使えるが、もう少し改良が必要だ。メーカー製も検討はしているが、ひとまず自作製品でトライアンドエラーでやってみよう

感光乳剤を変えた フッ素乳剤

とある同業者の人よりの紹介もあり、今まで使用していた感光乳剤を変えた。使えればよいであろうと何も考えずに変えなかったが、譲り受けた版を使ってなんだかスキージのスベリが良い事に気づいた

 

どのメーカーのどの乳剤を使っているのか聞いてみて、同じものを仕入れ、製版した。価格は以前の乳剤より何倍以上もするが、製版、刷り共に全く違う。素人目で見れば何が違うのかわからないレベルだと思うが、プロの目と手の感触からすると明らかに異なる。コスト高ではあるが、やはり綺麗なものを仕上げたい。

 

高性能の乳剤とスタンダードを使い分けようと思う。どんなデータを何にするか、何回刷るか等で使い分けと思っている。 NCクレンザーは落版した後の版の紗をクリーニングしてくれる、かなりよい感じで油分を落としてくれるので重宝することになる。

 

1つ製版をしてみたが、ピンホールが全くでなかった。作業性Upが期待できる。

 

メーカーは ナカノケミカル、下記情報までに投稿します。気になる方はコンタクトしてみてください。

株式会社ナカノケミカル

〒611-0044

京都府宇治市伊勢田町名木3丁目1-18

TEL:0774-45-3700

FAX:0774-45-3770

取っ手付きバンブーマグのジグ

取っ手があるので、弊社で特注作成した回転ジグの歯車に取っ手があたってしまう。インサート型のジグが必要だが、専門に作成すると高価だ、恐らく2-3万円はするであろう。

 

大ロットであれば治具の作成費用も消化できるが、小ロットになればできない。その分案件がきまらない確率が高くなる。独自で作成すればコスト削減にもなる。ということでホームセンターに行き、塩ビのパイプを調達。1個198円だ、あとはこれに回転ジグがブレないように調整、コップの内部に傷がつかないよう緩衝材をあてる。

 

すっと挿入でき、位置決めも問題は無い。自作ではあるがこれでコスト削減ができる。最後の調整は弊社の60代のスタッフが考案してくれた。想像がすごいので、毎回ジグ作成ではアイディアをもらっている。あとはこの案件を11月に仕上げればよいだけだ、量産はいつでも開始できる。

大きな製版

1m超える、滅多にない製版だがポジだけは外注、あとは弊社にあまっていた大きなアルミ枠を使い自社製版。ここまで大きいのはあまりない、昔使っていたアルミ枠が無ければ新規での作成なので相当金額がかかるであろう。

 

弊社としても余って捨てるかもしれないアルミ枠を使ってもらえれば幸いだ、しかしそれなりの版代は請求しなければならない(枠が無い場合の事を考えて)。

 

今週は少々難しい案件が続くので、気を引き締めてすすめなければならない。土日も稼働する予定だ

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